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☆「地動説」が受け入れられない理由?

あとで職員室に来なさい
●久しぶりにpavlushaさんの記事◆ 地動説は「常識」か? ◆(山伏クレムリン:9月21日)に、トラックバック。

●小学生の4割「太陽が地球を回ってる」 国立天文台調査(朝日新聞:9月21日)(元記事はこちら)

○小学生の4割が「太陽は地球の周りを回っている」と思い、3割は太陽の沈む方角を答えられないことが、国立天文台の縣(あがた)秀彦・助教授らのアンケートで分かったそうだ。
 回答者はそれほど多くないが、身の回りの天文現象への関心や知識が薄れている傾向が見て取れるとか。

 今回調査した教師や研究者らは、誤答の多い結果について、今の小学校の学習指導要領で教える内容が厳選されていることを理由に挙げているらしい。
 「地球の自転・公転はもちろん、月の満ち欠けの仕組みなども教えるようには明記されてはいない。小学校では、天体や宇宙を大きくとらえられるような授業が必要だ」と話しているそうだ。

 この記事に対してpavlushaさんは、『先の記事では、縣助教授の「夕日が沈むのを見るような自然体験が子も親も失われている。情報があふれる一方、テレビやゲームなどに時間を奪われ、身近な現象を学ぶ機会が減っている」というコメントが紹介されているが、明るすぎる夜間照明と煤塵の多い空気の中で、惑星の動きなんて碌に見られない現代人にとっては、地動説は「身近な現象」ではなく、教科書や本で覚える知識でしかないのではないか』と問題提起している。

○私は、教師達が言うように『子供達に学ぶ機会が与えられていない』という理由が、的を射ていると思う。
 その一方、pavlushaさんも指摘している『夕日が沈むのを見るような自然体験が子も親も失われている。情報があふれる一方、テレビやゲームなどに時間を奪われ、身近な現象を学ぶ機会が減っている』という縣助教授のコメントは、現代社会に対する「警鐘」としては非常に理解できるのだが、この問題を教育問題と捉えるのであれば、知識を得る手段を少し実生活に求め過ぎているような気がする。

 誤解しないで欲しいが、私は、実生活において夕日が沈むことなど様々なことに疑問を持つことを否定しているのではない。どちらかと言えば、そのように『日頃から自分の頭でものごとを考える癖をつけるべきだ』とすら思っている。
 しかし、それはあくまである程度の基礎知識が身に付いた者に対してであって、大人になってからきちんと自分の頭でものごとを考える癖を身につけるためにも、特に小学生の間は、より多くの基礎知識を学ぶとともに学習そのものの習慣を身につけることの方が重要なのではないかと思う。

 正しい基礎知識が身に付いていなければ、自分が知っている狭い知識の中だけで物事を考えようとしたり判断してしまう恐れがあり、今回の例などは、まさにそのケースといえるのではないだろうか。
 人間が普段の生活だけで学べることには自ずと限界がある限り、やはり学校での授業や自ら本を読むなどして学習しなければ、多くの知識は得られないと思うのだが・・・。

by azarashi_salad | 2004-09-21 12:24 <:/p>

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