【企業人の個人的情報発信のメリットについて考える】

●ブログタイプに見る日本のブログブームというもの(FPN:4月28日)

 日本における守秘義務の定義は限りなくグレー。
 日本の「仕事」の定義は、その会社における人格が、私生活の人格ともオーバーラップしているようなところもありますから、この守秘義務のグレーな定義が、自動的にネットでの情報発信に対する後ろめたさにつながっている印象もあります。(中略)
 ただ、個人的には大企業に属していた人間なので、大企業の人にも是非個人情報発信の価値を分かってほしいなぁ、などと思ってしまうわけですが、果たしてこの流れを支援するにはどうすれば良いのでしょうか?


○FPNメンバーの徳力さんのこの問題提起について考えて見ました。

 雪印、三菱、日本航空、JR西日本。いずれも日本を代表する大企業ですが、国民の安全に直結すか事故や不祥事を起こして、企業イメージを大きく落としてしまいました。

 これらの企業に共通する特徴として、組織の中での風通しの悪さが指摘されています。
 「現場」の問題意識が組織のトップに正しく伝わらず、あるいは組織のトップが正しく理解せず、最終的に大きな事故や不祥事へと結び付いたのではないかと言われています。

 ならば、ブログを使って企業人が「現場」から個人的に情報発信することにより、こうした事故や不祥事を未然に防ぐことができないものでしょうか。

 もちろん企業に守秘義務がある以上、個人が発信できる情報は限られるかも知れませんが、ブログを通じて組織の外から問題意識を訴えることにより、風通しの悪さを補えるのではないかと思うのです。

○一方で、こうした不祥事や事故を起こした企業にしてみれば、一度悪化した企業イメージを回復するのは並大抵ではありません。
 ましてや、JR西日本に対する報道を見ても分かる通り、マスコミは、これらの企業に対する悪い情報を取捨選択して伝える傾向にあります。

 したがって、こうした逆風の中では、マスコミに頼ることなく「現場」から積極的に情報発信して、ユーザーの信頼を取り戻すことも必要ではないでしょうか。

 もちろん、こうした「現場」からの情報発信を実現するためには、守秘義務を徹底する一方で匿名性を確保するなど、いろいろと課題のクリアが必要だとは思いますが、「現場」で働く者にしてみれば、居酒屋で愚痴をこぼすよりもブログを書く方が建設的ではないかと思っています。

 まだ、頭の中がうまくまとまっていませんが、
 「現場」にとってのメリット・デメリット
 「組織」にとってのメリット・デメリット
 「社会」にとってのメリット・デメリット
を整理して、もう少しこの問題について考えてみたいと思います。

【5/29:一部修正】
 分かりにくい中途半端な文章と自覚していますので、少しづつ修正していきたいと思います。
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by azarashi_salad | 2005-05-29 13:48 | 私説 <:/p>

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