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がれき(不燃物)の広域処理は不要

 下表(資料3)は、環境省がHPで公表している「一般廃棄物処理調査結果」の統計データと、先日のブログ記事「広域処理は今すぐ中止可能(詳細データ)」で紹介したがれき広域処理のデータを抜粋したもの。
 このうち最終処分場のデータと瓦礫総量データから、がれき(不燃物)の広域処理が本当に必要か検証した。

◆資料3

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◆一般廃棄物処理調査結果(H22年度)
◆広域処理は今すぐ中止可能(詳細データ)

◆宮城県の最終処分場の残余容量(県民一人あたり)は日本一
 下表のデータによると、宮城県の最終処分場残余容量(県民一人あたり)は日本一で、岩手県と宮城県の両県を合わせた最終処分場の残余容量は合計640万立法メートル(650万トン程度)と想定される。これは総量見直し前の両県合わせた県内処理計画量(県内処理可能量)約625万トンとほぼ合致している。

◆がれき(不燃物)は県内処理計画量(残余容量)の範囲内
 一方、総量見直しにより両県を合わせたがれき(不燃物)の総量は、当初に想定していた約771万トンを320万トン下回る約451万トンにとどまり、見直し前の両県合わせた県内処理計画量(≒残余容量)の範囲内である。

◆がれき(不燃物)についても広域処理の必要性が破綻
 にもかかわらず、両県は県内処理計画量を見直し前より303万トンも減らして見直し後の広域処理希望量を約129万トンとしているが、県内処理計画量を減らした理由については合理的な説明がなく、広域処理の必要性が破綻している。

◆「絆」という美名の元で行われる「火事場泥棒」
 一方、愛知県の最終処分場は残余率が15%を切っており、新たな最終処分場を建設しなければがれき(不燃物)の受け入れは不可能と思われる。しかし、瓦礫の受け入れと合わせて最終処分場を整備することは復興予算の本来の使途とは言えず、「絆」という美名の元で行われる「火事場泥棒」的な行為との批判を免れない。


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by azarashi_salad | 2012-06-12 20:40 | 健康 <:/p>

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