【大阪府吹田市】で汚染がれき受け入れ拒否の請願を可決

12月26日の本会議で瓦礫受け入れ拒否の請願が可決されたらしい。

以下は請願書を提出した「こどもたちを放射能から守ろう~未来の会・吹田」の方のコメント。

吹田の市長は9月議会で瓦礫を受け入れないと答弁しました。でも維新の会なので、発言が変わらぬように議会でも固めたい、維新の会の市長でも受け入れない前例を作りたいと思い、今回の請願の取り組みになりました。小さい会ですが、みんな毎日のように市役所に行き頑張りました。 この請願が他市への突破口になることを願います。


請願書の全文は以下の通り。


吹田市議会議長  様
                             
平成23年12月9日

東日本大震災災害廃棄物の広域処理に関する請願
                
請願者  子どもたちを放射能から守ろう~未来の会・吹田
          
                          
趣旨
(1)東日本大震災で発生した災害廃棄物を、吹田市民と周辺住民の周知賛同を得ることなく、吹田市内に受け入れたり、公営、民営を問わず、吹田市内の焼却場で焼却したりすることはしないでください。災害廃棄物を受け入れない代わりに、吹田市は被災地周辺において、考え得る限りの放射性物質対策を備えた設備で災害廃棄物が処理できるよう、できる限りの支援をしてください。

(2)関東・東北各地で放射性物質が付着した災害廃棄物を処理する過程で生じている問題が解決されていない状況で、災害廃棄物を受け入れる事を前提に検討会議を行っている大阪府に対し、見直しを求めるよう要請してください。

(3)大阪湾フェニックス計画の埋め立て地などで焼却灰が埋め立てられることのないよう、大阪府に対して要請してください。

理由

 東日本大震災では、多くの方々が被災されました。同時に大量の災害廃棄物が発生し、環境省は全国の自治体に処理を打診しました。その後、福島第一原発の事故により、東北・関東地方の広い範囲が放射能汚染に見舞われ、災害廃棄物にも放射性物質が付着していることが分かってきました。環境省は焼却前の災害廃棄物について、放射性物質の基準を定めていません。「排ガス処理装置としてバグフィルター及び排ガス吸着能力を有している施設では焼却可能」とし、焼却を前提として処理方針の検討を進めています。

 焼却すると放射性物質は灰に凝縮され、排ガス吸着の設備を備えているにもかかわらず、空気中にセシウムを含むダストが舞い上がる「二次汚染」の可能性が神戸大学大学院山内和也教授により報告されました。また、既存の焼却炉は、放射性物質が付着した廃棄物を燃やすことを前提につくられていないため、排ガス処理装置を含む焼却炉そのものが汚染され、メンテナンスに困難が生じることも予想されます。

 焼却施設からでた放射性物質は空気や土も汚染します。焼却灰を大阪湾に埋め立てた場合、海に流出する恐れがあります。海洋政策研究財団によると瀬戸内海は閉鎖性海域につき海水が外洋水と入れ替わるには1.5年かかるといわれており、放射性物質が蓄積し、生物濃縮が進む恐れがあります。

 空気や食物を通して取り込まれた放射性物質は、体内の様々な臓器に蓄積し病気を引き起こします。感受性の強い子どもたちの被曝は大変危険と、京都大学原子炉実験所小出裕章助教は警告しています。今すぐ体に影響が出なくても、数か月・数年後、子どもたちに深刻な健康被害が出る可能性があります。今こそ子どもたちの安全と命を最優先に考えることが必要なのではないでしょうか。

 未来のために安全な土地を少しでも多く残すことが現在を生きる私たちの義務であり、大阪府の一自治体として放射性物質対策を備えた設備で災害廃棄物を処理できるよう被災地に支援を惜しまないことが、震災後の日本の継続的な復興にとって必要なことであると考えます。

 以上の理由で、上記の3点を請願します。


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by azarashi_salad | 2011-12-26 23:30 | 健康 <:/p>

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