◆環境省のパブコメへの意見(私案)

一つ前のブログ「◆環境省のパブコメに異議あり」で書いたとおり、環境省は一番重要な(反発が多い)ポイントを、わざと今回のパブコメ対象から抜いたとしか思えない。

そもそも今回の「特措法」のポイントは以下の通り。

◎「特措法」の概要 [PDF:127KB]

1、特別な管理が必要な程度に汚染されている恐れがある地域を指定
→ 具体的にはどのような基準で「地域」を指定するのか?(第11条関連)
※「検討会」資料:第7回議事要旨によれば「警戒区域」及び「計画的避難区域」

2、上記「地域」外の廃棄物であって汚染状態が一定の基準を超えるものについて指定
→ 一定の基準とは具体的にどの程度を指すのか?(第17条、第18条関連)
※「検討会」資料:資料5-3によれば「8000Bq/kg」

3、上記1及び2に該当する廃棄物(特定廃棄物)の処理は国が実施
→ 具体的にはどのように処理するのか?(第19条、第20条関連)
※「検討会」資料:資料6-1

4、上記3以外の汚染レベルの低い廃棄物は、廃棄物処理法の規定を適用
→ 2で指定した基準未満の廃棄物は家庭ゴミとして処理が可能?(第21条、第22条、第23条関連)
※「検討会」資料:資料6-2

一方、環境省がパブコメで意見を募集している対象は「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」と「放射性物質汚染対処特措法第11条第1項、第25条第1項、第32条第1項及び第36条第1項の環境省令で定める要件案」のみで、今回の「特措法」の重要なポイントである「一定の基準」や「廃棄物処理法の規定適用の是否」などについては、国民の意見を聞くつもりはないようだ。

◎放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案[PDF 303KB]

◎放射性物質汚染対処特措法第11条第1項、第25条第1項、第32条第1項及び第36条第1項の環境省令で定める要件案[PDF 139KB]

となれば、今回のパブコメで私が環境省に訴えたいことは次の一点のみ。

「基本方針案」に「一定の基準」(案)をはっきり明記した上で、基準未満の廃棄物への「廃棄物処理法の規定適用の是否」も含めて再度パブコメを実施し、国民の意見を十分聞くこと。


【10/23:追記】
「特措法」の骨子と、「検討会」で検討されている「環境省令で定める基準」についての資料

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by azarashi_salad | 2011-10-20 20:09 | 健康 <:/p>

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