【ライブドアブログの規約変更について考える】

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●皆さん、お久しぶりです。あざらしサラダです。
 この1週間、当方の都合により全く記事及びコメントの更新ができなかったにもかかわらず、毎日300名以上の方にご訪問頂き、本当にありがとうございます。
 また、皆さまから18件ものトラックバックを送って頂きまして、中には「切込隊長」からのTBもあったりしてビックリしましたが、それらのTBを読ませて頂いても、多くの方が注目している話題は、やはりライブドアブログの規約変更の件ではないでしょうか。

 私は、1週間以上もブログから離れていたせいか、ライブドアブログユーザーにもかかわらず、まだこの問題の本質が良く理解できていません。
 そこで、折角の機会なので今回の規約変更について少し考えてみたいと思います。

○まず、今回の規約変更がライブドア側からブログユーザーに通知されたのは、11月12日の「livedoor Blog 開発日誌」の「利用規約の一部変更のお知らせ」の記事によってです。

 変更の内容については、皆さん既にご存じだと思いますが、以下のとおりです。
第8条 (ウェブログの公開について)

(変更前)
本サービスにて作成されている全てのウェブログについて、当サイトの宣伝を目的として利用者への通知なしに自由に利用することができるものとします。

(変更後)
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。

 この記事には、11月14日23時現在で、すでに210件以上のトラックバックが寄せられており、その大半が今回の規約改正に対する反対や抗議の意見となっています。
 ライブドア側は、始めからこのようなユーザーの反応を承知していたかのように、このスレッドに限ってコメントを不許可にする周到さです。(笑)
 また、今回の「利用規約の一部変更のお知らせ」は、「今月のBlog(ぶろぐ)の日につきまして」などと同様に単なる「お知らせ」のカテゴリーに分類されていますが、「livedoor Blog 開発日誌」には「重要なお知らせ」というカテゴリーも用意されているので、「重要なお知らせ」では一体どのような通知がユーザーに対して行われるのか、想像するのが恐ろしくて仕方がありません。(笑)

○ところで、今回の規約改正について「livedoor利用規約を一部変更」の記事をTBしてくれた結夜さんは、『もう、livedoorの利用者は著作権とか知的財産権とかメンドクセェこと言うなよ、ということですか、そうですか、ここにきてジャイアニズムを発揮ですか』とライブドアの対応にあきれかえるとともに、『法律で譲渡・処分など取引の対象になり得ないと定められている著作者人格権を、「行使させない」という規約ってアリ?』と疑問の声をあげています。
 一方、「blogに於ける著作権」の記事をTBしてくれたDawnさんは、『余りと言えばあまりじゃないか』と憤慨するとともに、『このようなことが他のblogにも波及しなければ良いと思う』と不安の声をあげています。

○ここからは、あくまで私個人の考えになりますが、私が書く文章は、始めから見知らぬ誰かに見てもらうことを目的に書いているので、その目的さえ果たすことが出来るのであれば、私個人としては特段著作権や所有権を主張するつもりはありません
(これについては、以前に【私がブログに記事を書く理由】で述べたとおりです。)
 ただし、私の記事に対して寄せられたコメントについては、私の考えだけで整理できるものではないと思うので、今後は「このブログにコメントする限りはコメント文章の著作権を放棄して下さい」と注意書きしなければならないと思います。

 問題は、そんな注意書きが書かれているブログに対してコメントする気になるだろうか?ということです。結果的に、コメントやトラックバックがされなくなると、上であげた私の目的も果たせなくなるような気がします。

 ライブドア側も余りの反響にとまどったのか、15日になって「利用規約一部変更についての補足」を通知しましたが、この補足によって条文の内容そのものが変わるわけではないので、ユーザーの不安や不満の解消に直接結びつくとは言えないのではないでしょうか。

○「あざらしサラダ」は、実はエキサイトブログにも「別館」を持っているのですが、こちらの規約も変更後のライブドアの規約とほぼ同じ内容のような気がします。(「それは違うよ」と思われる方は、ぜひコメントかトラックバックでお知らせ下さい。)
 とすると、私がとることが出来る選択肢も限られてくるわけですが、ライブドア側が今回の規約改正で多くの批判を浴びている理由は、規約の変更そのものだけではなく一方的に「開発日誌」で通知したという手続き上のまずさがあるのではないかと思います。
 したがって、一度ユーザーからの信頼を失ったならば、雪印や三菱の例をみても信頼を回復することは非常に困難ではないかと思うので、とりあえずもうすこし様子を見ることにしますが、近いうちに何らかの決断をすることが必要だなと考えています。
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by azarashi_salad | 2004-11-14 23:46 | 私説 <:/p>

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