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☆ブロガー新聞(第5号)を読んで

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ネットは新聞を殺すのかblogのオーナーで、現役記者の湯川さんが「一日編集長」をつとめた「ブロガー新聞」(第5号)が発行されましたので、早速読んでみました。

■プロの技にみとれる

○さすがにプロですね、と言うのが始めの感想です。特に、『この原稿を書くに当たり1週間ほど前からいろいろ考えていたのですが、それを全部ボツ。急きょ「新潟地震マスコミ批判騒動」を取り上げることにしました。やっぱ、これをやるっきゃないでしょ』という臨機応変な対応は、まっすぐしか見えない私のような者にはなかなか真似が出来ないことで、本当に参考になりました。
 いま「読み手」がどういう情報を欲しているのか、という視点で常に物事を考えているところに、プロのジャーナリストの技を見たような気がします。

 で肝心の中身ですが、冒頭で今回の記事についての経緯をざっと紹介し、多くのトラックバック記事で指摘されていた「週刊!木村剛」の位置づけについては、▼「週刊!木村剛」はマスコミか?と指摘した上で、やはり多くの方から指摘があったブログで発信する情報の社会的責任について、▼ブログは事実関係に責任を持つべきか、と問題提起しています。
 「一日編集長」である湯川さんは、『このテーマの議論は今後も続きそうですね』と結んで特に自らの主張を明らかにしていませんが、「ブロガー新聞」が主張する場でなく多くの読者に対して問題提起する場と位置づけるのであれば、この方が望ましいのかも知れません。

■参加型ジャーナリズムがマスコミを変える

○一方、今回の騒動を通じて問題点が明らかになったネットユーザーのマスコミ不信については、▼ダメマスコミの性根は直らないのかと問題提起し、マスコミ側としても事態の改善に取り組んでいることを紹介した上で、マスコミ関係者に対してこうした意見に真摯に耳を傾けるよう呼びかけています。
 さらに、▼参加型ジャーナリズムに期待として、編集権をコミュニティーの中に分散させる新しい形のジャーナリズムを確立することにより、こうしたマスコミ被害のかなりの部分をなくすことができるのではないか、との自説を述べています。

 日本における参加型ジャーナリズムの具体的なイメージとしては、ライブドアが準備中のニュースサイトや「週刊!木村剛」を例に挙げ、マスコミによる一方的な意見の押しつけではなく、様々な視点からの意見の交換こそが参加型ジャーナリズムとの主張を展開しています。
 この辺の考え方については私も過去に記事で書いてきましたが、「ブロガー新聞」の目指す方向性として多くの方の共通認識が得られてきたのではないか、と感じています。

 いずれにしても、自分が「一日編集長」を担当した第3号とは比べることすら恥ずかしいのですが、11月3日の休日をまるまる一日費やしたご苦労をねぎらうとともに、今日が誕生日という湯川さんに敬意を表したいと思います。どうもお疲れ様でした。

by azarashi_salad | 2004-11-05 14:11 | 私説

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