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◆拝啓 武田邦彦先生

以下のメールを武田邦彦先生に送りました。
tak@leaf.ocn.ne.jp

本日(4/26)の中日新聞に、
◆がれき受け入れに波紋 「放射能怖い」愛知で苦情殺到との記事が掲載されました。

記事を良く読むと、県に寄せられた苦情は「放射能怖い」ではなくて「放射能を拡散するな」だと思うのですが、至極当然の声だと思います。

というのも、愛知県は福島県の廃棄物受容れを早々と表明したものの、「放射能に汚染されたごみが持ち込まれることはない」と説明するだけで、受容れにあたっての放射能汚染の検査方法や受容れ基準、受容れ後の処理方法など、県民に対して具体的な説明が全くされていないからです。
具体的な検査方法や受容れ基準値を明らかにしないまま、受容れ処理のみ見切り発車で既成事実化する政府や県に対して、県民が行政の不備を指摘しているだけなのです。

ましてや、政府は「原発周辺の汚染が懸念されるがれきを搬出するわけではない」と説明していますが、従来の規制値を無視して子供の被曝基準を放射線職業人なみに引き上げて「安全」と主張するような政府を、無条件に信じろという方が無理です。

武田先生もブログでご指摘されていたとおり、福島原発から放出された放射性物質は、農作物にも川にも瓦礫にも同じように降り注いでいると考えられますが、瓦礫の処理に当たって、農作物や水道水のような厳格な検査が可能とは到底思えません。
ましてや、瓦礫の処理にそんな手間隙や予算をかけるぐらいなら、先生がブログで提案している「クリーン福島」・大作戦に、その予算や知見などのリソースを回すべきだと思います。

放射能汚染された廃棄物処理の問題は、川崎市からはじまってもはや全国的な課題となっています。武田先生は、現在名古屋市の(環境担当)政策アドバイザーだとお聞きしていますので、ぜひとも放射性物質を拡散しない瓦礫処理の提案を名古屋から積極的に発信し、それを全国に展開する流れを作って頂きますようお願いします。

私たちは、その提案が全国に拡がるよう努力したいと思います。

名古屋市民より

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by azarashi_salad | 2011-04-26 14:04 | 健康 <:/p>

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