毎年この時期は、帰省してから大慌てで年賀状の準備をしている。今年もようやく住所録の整理が終わり、さあ印刷だと思っていたところ、30枚程度印刷したところでインク切れ。
我が家のプリンタは7年前に購入した
HPの複合機(PSC2450)で、コピー、スキャナ、FAX機能が付いていて自動両面印刷もできる優れものだが、毎年インクカートリッジの交換だけで¥7000以上かかり、ランニングコストの面で今一つ不満に感じている。さらに、少し前から液晶モニタ部が壊れて画面表示が出なくなり不便だったので、この時期に宝探しでもあるまいが、お買い得品があればプリンタ本体ごと交換しようと思い、近くのヤマダ電機に直行した。
夏に実家のプリンタを買い換えたときはキャノンのMP490が¥6500で買えたので、1万円程度のお買い得品が無いか探したところ、
HPの複合機(B210a)が¥9980で売られていた。しかし、残念ながらこの機種にはFAX機能が付いておらず、またこの時期はプリンタを買い求める客が多いせいか、キャノンやエプソンの製品も殆ど在庫が無い状態。こうした状況を反映してか店側も強気のセールスで、FAX機能付きだと3万円近くする機種しか置いていないので、少し離れたケーズ電気に移動する。
こちらは在庫も豊富で、FAX機能付きだと
キャノンの複合機(MX350)が¥16800とお買い得だったが、デザインが無骨なのとカラーインクが独立していないのでランニングコスト面で今一つ決め手にかける。他の商品も無いか店員に尋ねたところ、
ブラザーの複合機(MFC-J700D)を勧められた。なるほど、これまでプリンタメーカーからアプローチしていたので、HPやキャノン、エプソンから探していたが、FAXメーカーからアプローチするとブラザーという選択肢もある。
値段は¥19800とMX350より¥3000ほど高くなるが、こちらはホワイト系のスッキリしたデザインで4色独立インクに加えて受話器やコードレス子機に留守録機能も付いており、まもなく買って10年になるコードレス電話機が壊れた場合の保険にもなる。というわけで、プリンタとしてはややマイナーな選択だがMFC-J700Dに決定。値段も3年保証が付いて¥19800(1年保証だと¥18900)はネット価格の最安値以下なので、まずまずお買い得といってよいだろう。
で、先ほど無事にセッティングを終えて年賀状を印刷しながら感想を書いているところだが、HPの複合機(PSC2450)と比べると、コンパクトで落ち着いたデザインなのでリビングに置いても違和感が無く、コードレス子機が付いているのでパソコンしながら通話も可能で便利になった。
機能面では、自動両面印刷が出来なくなったことと一度にセットできるハガキの枚数が減ったことは残念だが、前面で簡単にインク交換可能なことと、A4用紙とハガキが同時にセットできる2段給紙トレーは非常に便利。ランニングコスト面は、もう少し使いこなして見なければ評価できないが、年賀状を150枚ほどカラー印刷した時点でのインク残量は各色とも70~80%程度なので、結構長持ちするかもしれない。
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