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◆一般廃棄物処理場のバグフィルター

環境省が方針として打ち出している、一般廃棄物処理場で放射能汚染された災害廃棄物を焼却処理するケースをイメージしてみた。
廃棄物の焼却に当たっては主灰の埋め立て処分ばかりが問題視されているが、実はもっとも心配しているのが飛灰(ダスト)の汚染対策である。(飛灰は主灰の約10倍に汚染が濃縮される)

【有限会社 伊藤組】バグフィルター清掃風景

まるでエアコン室外機の掃除みたいだが、作業員の安全が十分確保できるのだろうか。また清掃作業によって高濃度に放射能汚染された飛灰(ダスト)が大気中に漏れそうで非常に心配である。

【有限会社 伊藤組】バグフィルター清掃実験①説明

そもそも高濃度に放射能汚染されたバグフィルターは、こうしたオープンな環境での清掃作業自体が不可能で、密封された専用の環境を構築することが必要ではないだろうか。

【有限会社 伊藤組】バグフィルター清掃実験②作業

このように大気中に吹き出ている飛灰(ダスト)が全て高濃度に放射能汚染(飛灰は主灰の約10倍)されていると思うと大変恐ろしい。

【有限会社 伊藤組】バグフィルター清掃実験③結果に関する説明

【有限会社 伊藤組】バグフィルター清掃実験④結果

清掃前後の比較では飛灰(ダスト)が取れたことが良く分るが、ダストが高濃度に放射能汚染された場合はバグフィルターごと厳重に封じ込めて毎回埋め立て廃棄するしかないと思う。
それを考えると一般廃棄物処理場で放射能汚染された廃棄物を焼却処分する事は非常に高コストで、自治体財政を圧迫することも想定しておく必要がある。

【9/2:追記】(バグフィルターに吸着する)飛灰について(参考)

キレート剤などの処理剤を加えて固形物(飛灰固化物)にするほか、溶融固化、セメント固化、酸などの溶媒による抽出法のいずれかによる中間処理を施すなどして、処分場に埋め立てる。しかし、キレート処理の過程で二硫化炭素が検出されるケースもあり、処理には注意が必要だ。

【9/7:追記】一般廃棄物処理場で放射能汚染廃棄物を焼却する場合の問題点(まとめ)

○環境省は、このようなバグフィルタを設置した一般廃棄物処理場で、放射能汚染された瓦礫を焼却しても問題がないとしているが、そもそも一般廃棄物処理場の焼却炉は放射性廃棄物を焼却することを想定しておらず、主灰の10倍ほどに高濃度に汚染された飛灰が吸着したバグフィルタを清掃する作業員の健康に大いに問題があると言わざるを得ない。

○また、バグフィルタに吸着した飛灰を大気中に漏らさずに全て回収することは机上の空論としか思えず、バグフィルタごと廃棄するにしても高濃度に汚染された放射性廃棄物をどこに埋め立てて処分するのか、という新たな問題を生み出すだけである。

○さらに、飛灰が吸着するたびにバグフィルタを交換すると膨大なコストを要するが、悪くすれば市民の共有財産である焼却炉自体を傷めることも想定され、自治体財政を大きく圧迫することが懸念される。

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by azarashi_salad | 2011-08-31 10:21 | 健康 | Comments(0) <:/p>

◆放射能測定ボランティア養成講座に参加してきた

今日は「未来につなげる東海ネット」が立ち上げた市民放射能測定センターの測定ボランティア養成講座に参加してきた。

会場の名古屋生活クラブには20名近くのボランティア希望者が集まり、元愛知県衛生研究所環境物理科長の大沼章子氏を講師とし、「放射能と放射線」の基礎的な知識から「NaIシンチレーションスペクトロメーター」を使用した測定実習まで、3時間みっちりと講義が行われた。

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私が参考になったのは「検出限界」に関することだ。検出限界は測定装置の性能だけでなくサンプル量と測定時間によって変わり、今回使用した測定装置(日立アロカ製:CAN-OSP-NAI)だと、1kgのサンプルでは10分間の測定で検出限界は各核種毎に30Bq/kgとなり、セシウム134とセシウム137がほぼ同量検出されている現状においては、放射性セシウム全体の検出限界は60Bq/kgになるという。

同じサンプル量で検出限界を下げるためには測定時間を長くする必要があり、測定時間と検出限界の関係は「二乗の逆数」のため、検出限界を1/6の10Bq/kgにするためには測定時間は6×6=36倍の360分=6時間にする必要がある。
(お米の検出限界は最低でも5Bq/kgにして欲しいと思うが、この測定機で検査する場合は1検体あたり24時間の測定時間がかかるということになる)

実習では、「ハードウェア調整」「バックグラウンド測定」「自動測定分析」の順に測定器のマニュアルに沿って操作した。はじめに実施した「ハードウェア調整」では、V11容器に詰めた塩化カリウム(校正用の放射性物質)を使用して測定器の校正を行い、これにより正確な測定データが得られるよう測定器を調整する。次に測定環境の「バックグラウンド測定」を実施し、測定データからバックグラウンドによる影響分を除外するよう設定する。最後に「自動測定分析」で、日時やサンプル等のデータを入力して測定を開始すると、後は機械が自動的に測定してくれるので、結果をプリントアウトするだけだ。

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測定に当たっては、以上のとおりパソコンのメニュー画面に沿って必要なデータを入力するくらいで特に面倒な操作はなかったが、どちらかといえば測定器の操作よりもサンプルの扱いのほうが重要と思われた。特にV11容器の上部6ミリがフラットになるようにサンプルを容器に隙間なく詰める必要があり、コツを覚えるまでは苦労しそうな気がした。

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【8/30:追記】ストロンチウムの測定について
これまでの食品検査ではヨウ素とセシウムばかりでストロンチウムの結果がほとんど発表されていないが、その理由について次の通り説明があった。
ストロンチウムはベータ線しか出さないがベータ核種は測定が難しく、化学分析によってSrを単離して測定するにしても、「単離操作」に1~2週間の時間を要するとのこと。トリチウムやプルトニウムも同様に「単離操作」に時間がかかる理由で測定されていないらしい。
全ての食品でこれらの核種を測定するのは無理としても、何割かの限定したサンプルだけでも測定する必要があるのではないかと思う。

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by azarashi_salad | 2011-08-28 23:00 | 健康 | Comments(2) <:/p>

◆愛知県瓦礫受け入れ問題

kanelmageさんが「愛知県瓦礫受け入れ問題」のHPを開設してくれました。

早速、前回公表した「チラシ」と今回作って頂いた「要望書」を添付して。愛知県内のツイッターをしている市議会議員(15名)に検討していただくよう呟きました。

各議員の反応や回答については「こちら」で公表しています。(随時更新中)

【8/22:追記】鈴木アキラ議員(豊田市)から以下の通り返信を頂きました。
◎先日送信いただいた件について、豊田市の現状を調査しました。豊田市では被災地からの瓦礫・産廃等の受け入れについて4月に環境省から打診がありましたが、現在、受け入れなどを行う協議は行っていない。との回答でした。

【8/18:追記】鈴木アキラ議員(豊田市)のアカウントを教えて頂きましたので要望書を送付しました。

【8/18:追記】岡田耕一議員(豊田市)とかどはら武志議員(東郷町)から以下の通り返信を頂きました。
◎国会議員ではありませんので、法案審議には参加できませんが、市議としてやれることをしっかりやりたいと思います。(岡田議員)
◎要望書を国会議員事務所に送ります。また、みなさんからも直接働きかけていただけるとありがたいです。(かどはら議員)

【8/17:追記】これまで返信を頂いた7名の議員(こちらを参照)の方に新「要望書」を送付しました。

【8/10:追記】近藤とくひさ議員(名古屋市)と面談し、新「要望書」をお渡しして、問題点について直接ご説明しました。

【7/22:追記】かどはら議員(東郷町)から追加の返信を頂きました。独自測定を要望していただいたとのことです。

【7/17:追記】原田議員(長久手町)から返信を頂きました。

【7/17:追記】かどはら議員(東郷町)から返信を頂きました。

【7/15:追記】これまで冨田議員(豊川市)、岡田議員(豊田市)、石川議員(武豊町)、早川議員(豊川市)、さいとう議員(豊橋市)の5名の方から返信を頂いております。

【7/13:追記】新たに18名の議員に検討していただくよう呟きました。

【7/6:追記】6/25の豊川市議会で「放射能の状況と対応」に関する一般質問及び当局回答がありました。 (参考記事)

【7/5:追記】京都市長の回答

『本市におきましては,安心・安全のため,放射性物質により汚染されているおそれのある災害廃棄物は受入処理を行いません。また,汚染のおそれがないとされる場合でも,仮に今後受け入れる段階では,更に市が安全性を確認することとしております』

私たちが期待する回答の参考例。

特に、以下の2点をセットで回答していることが重要です。
1、放射性物質により汚染されているおそれのある災害廃棄物は受入処理を行いません。
2、汚染のおそれがないとされる場合でも,仮に今後受け入れる段階では,更に市が安全性を確認する。

ちなみに名古屋市は当初から「岩手県の被災瓦礫のみ」を受け入れ表明していますが、近隣の自治体で汚染された瓦礫を処理すると、やはり汚染が拡大します。
したがって、このような場合でも周辺の全ての自治体で歩調を合わせて対応することが必要です。

【お願い】
今回連絡した市議会議員15名以外にも、ツイッターをしている愛知県の議員(市議会議員でなく県会議員でも構いません)のアカウントが分かる方、情報提供して頂ける方は本ブログにコメント下さい(または@azarashi_saladあてにツイート下さい)。

どうかよろしくお願いします<(_ _)>



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by azarashi_salad | 2011-08-22 23:59 | 政治 | Comments(4) <:/p>

◆東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン

瓦礫問題に取り組んでいるみなさんは恐らく認識されていると思いますが、これに対する反論を用意しておかないと、放射能で汚染された廃棄物が全国各地に持ち込まれて、焼却・埋め立て処理されてしまいます。

◆環境省→各都道府県への通知
8/10に開催した「第5回災害廃棄物安全評価検討会」のお墨付きをたてに、各都道府県に対して管内市町村及びその住民の協力を求める通知です。

◆「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」

ガイドラインの基本方針は以下の3点

1、可燃物について、十分な能力を有する排ガス処理装置が設置されている施設で焼却処理が行われる場合には、安全に処理を行うことが可能

2、8,000Bq/kg以下である主灰は、一般廃棄物最終処分場(管理型最終処分場)における埋立処分を可能

3、8,000Bq/kgを超える場合は、埋め立てられた主灰中の放射性セシウム濃度の挙動を適切に把握し、国によって処分の安全性が確認されるまでの間、一時保管

◆参考:原子力発電所の廃棄物処理方法
『原子力発電所で発生する廃棄物は、気体・液体・固体に大別され、性質や濃度によりそれぞれ適切な方法で処理・処分されます。』

参考:「第五回災害廃棄物安全評価検討会」資料について

1/6 [PDF:1,695KB]
2/6 [PDF:3,851KB]
3/6 [PDF:4,616KB]
4/6 [PDF:5,916KB]
5/6 [PDF:6,972KB]
6/6 [PDF:3,510KB]


【参考】◆放射能汚染された災害廃棄物の全国処理について

【参考】◆災害廃棄物処理に関する意見

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by azarashi_salad | 2011-08-22 13:48 | 健康 | Comments(0) <:/p>

◆8/15付の産経新聞:杉浦美香・山形支局長の記事に思う

◆8/15付の産経新聞:杉浦美香・山形支局長の記事は、汚染食材を食べない者を批判するのと同じ理論で瓦礫処理に協力しない者をまるで非国民扱い。「がたがた文句言わずにお前らも被曝せんか」と強要されているようで余りに酷いので、気になる点についていくつかコメントを付加してみた。

山形ががれき受け入れの「放射能」独自基準に踏み切れた理由(わけ)は- 産経新聞 8月15日(月)8時52分配信

■基準の2分の1以下
『(山形)県が受け入れるために打ち出した放射性セシウム濃度は1キロあたり4000ベクレル(Bq)以下。国が福島県内で処理するために示している8000Bqの2分の1にあたる。焼却については濃縮率を20倍とみて200Bq以下とした。2分の1にした理由について、担当者は「他県のがれきを受け入れるにあたり県民の安全安心に配慮した」と説明する』とあるが、

そもそも杉浦氏はこの記事を書くに当たって、濃縮率「20倍」が科学的に正しいと証明されているか確認したのだろうか。また「1/2」だと県民の安全が担保できる科学的根拠についても確認したのだろうか

【参考】「第四回災害廃棄物安全評価検討会」資料について

■動きが鈍かった国
『阪神大震災時も他県でのがれき処理が行われた。国は、東日本大震災でがれきの広域処理の協力を各自治体に呼びかけたところ、42都道府県の572市町村・一部事務組合が受け入れを表明した』とあるが、

この記事のテーマは「放射能汚染が原因で瓦礫処理が進まない」と思われる。であれば、そもそも放射能汚染がなかった阪神大震災を持ち出して比較すること自体が、意図的なミスリードに他ならないのではないか。

『ゴミ処理は一筋縄ではすまない。自分たちのゴミであっても、処理場の設置であっても、運搬車の通行であっても周辺住民の理解を得るのは大変なことだ。そうした中で岩手、宮城の被災地からのがれきといっても、他県のものの受け入れによる風評被害を恐れる市民から反対の声が起きる可能性は低くはない。このため、県は、放射能濃度が高いとして県内で処理することを決めた福島の基準の「2分の1」という、「安心」の幅を設定することにした』とあるが、

今回処理するのはただの廃棄物ではなく放射能汚染された廃棄物だ。そして放射能汚染は実害であるため、これまでは適切な方法で処理・処分されてきたものだ。杉浦氏がここでいう「風評被害」とは一体なにを指しているのだろうか。その後の文章で「2分の1」について説明しているところを見ると、どうやら低レベルの放射能汚染のことを「風評被害」と定義づけているのではないかと思われるが、低レベルの放射能汚染であっても科学的に安全が確認されたもの以外は「風評被害」ではなくて「実害」である。

【参考】原子力発電所の廃棄物処理方法(電気事業連合会)

■数字が持つ意味
『基準値の数字を理解するのは難しい。基準値を1でもオーバーすれば健康に害があることを意味するのか。1低ければ安全とみなすのか』とあるが、

たとえば道交法では、呼気中アルコール濃度0.15 mg以上の場合は酒気帯び運転で行政処分するよう規定している。したがって、検査結果が0.16mgの場合は確実に酒気帯び運転として違反点数が課せられるが、0.14mgの場合は違反点数は課せられないものの絶対「安全」とは言い難い。放射能汚染もこれと同じで、基準値を1でもオーバーすると違法行為となり、基準値を1下回ると違法行為ではないが、やはり絶対「安全」とは言い難い

『環境省が11日付で出した「災害廃棄物の広域処理の推進についてのガイドライン」は、岩手県陸前高田市と宮古市の仮置き場にある災害廃棄物の放射性物質濃度を実際に測定、焼却によって灰に放射性セシウムが濃縮する倍率を33・3倍として計算していた。山形県は濃縮率を20倍としており、焼却の際の基準は200Bqとしている。しかし、国の33・3倍で計算すると、6660Bqになり、国の8000Bqより低いが、県の4000Bqをオーバーすることになってしまう。環境省が調査した陸前高田市のがれきの実際の値を使って計算しても4895Bqと4000Bqを超えた。ここで、重要なのは8000Bqという国が福島県に示した基準が持つ意味だろう。がれき処理でもっとも被爆する可能性が高い作業員の労働時間から年間の受容被爆量を計算して安全とした値であるということだ』とあるが、

放射性廃棄物の処理では、我が国には法律で定められている「クリアランスレベル」という基準が存在する。この基準とて絶対「安全」とは言い難いものの、少なくとも現行法上は(放射性物質として扱わない=)「安全」とされている唯一の基準であり、作業員の受容被曝量から計算した値をもって「安全」とする法的根拠は存在しない。

【参考】原子炉等規制法におけるクリアランス制度について

『33倍の濃縮率にしても、灰の中でも9割以上を占める燃えがら(主灰)ではなく、発生量が3%程度で、集じん機などで集めた排ガスに含まれるばいじん(飛灰)にすべてセシウムが移ると設定しており、現実的にはほとんどありえない仮定の数字だったという。敷田課長補佐は「安全評価委員会の専門家から厳しすぎるというご指摘もあったが、より安全なものをとった。だから、知見がもっと集積されれば実態に合わせて変えたい」と話していた』『数字は一人歩きしやすい。数字だけで一喜一憂すると、数字が持つ本来の意味が失われてしまう恐れがある』とあるが、

この担当者のコメント自体が、科学的に「安全」との確証が得られた数字ではないことを証明している。ようするに誰も正確な事実は分かっていない、というのが正しいのではないか。このため、多くの者が科学的あるいは法的根拠のない数字の一人歩きを心配してきたのだが、「100mSv」などの数字を積極的に一人歩きさせてきたのはマスコミの方ではないか。

■満杯のがれき
『山形は放射性物質の独自基準を示したが実は被災地の一部のがれきについて7月から民間事業者が受け入れている。村山市は7月7日から、気仙沼市の木くずを、米沢市は多賀城市の不燃物を同月19日から搬送している。他県のがれき受け入れにあたっては自治体同士が事前協議し、受け入れ自治体が了承する必要がある。村山市では受け入れにあたって、周辺住民への説明会を実施。搬送前、搬送後の測定、その後の継続モニタリングも実施している。実測値について、これまでは問い合わせに答えるといった形だったが、今後公表するとしている。米沢市も村山市も県が設定した安全基準をクリアしているという』とあるが、

これは放射能汚染された廃棄物について規制する法律が欠落しているという現行法制上の欠陥である。本来は、現行法制上の隙間をかいくぐって「なし崩し的」に放射能汚染された廃棄物の処理が進められていることを問題提起すべきであり、こうした既成事実を持ってあたかも「安全」であるかのように報道するのは極めて無責任かつ問題である。

【参考】廃棄物処理法は放射能にさらされた廃棄物を想定しておらず、除外されているからだ

■正しくこわがる
『陸前高田市の被災松を京都の「五山の送り火」に使う計画は、受け入れをめぐって2転、3転した結果、結局最後のところは「セシウムが検出された」として取りやめた』『こうした反応が起きるのは京都市に限ったことではないがあまりにも悲しい。「被災地から遠くに離れた関西だからでしょうか」と山形で、関西出身の私は問われた。樹木の基準がないから、という理屈があったにしろなにか「騒動はごめん」という気持ちが透けてみえるような気がする。薪は500本、がれき処理のように大量に燃やすのではない。検査のために採取したのも表皮だけだ。燃やしたからといって健康被害が起きるとは思えない』とあるが、

放射線の専門家でも疫学の専門家でもない新聞記者が、一体どのような科学的な根拠を持って「健康被害が起きるとは思えない」と断言しているのか理解に苦しむ。自らを公的と謳う報道機関が、このような無責任な発言を行うことは厳に慎むべきである。

『日本人の潔癖さは食品などの品質向上の原動力になってきたとはいえ、「正しくこわがる」必要があると思う。安全であることが第一だが、ゼロリスクはどこにもないのだ』とあるが、

そもそも安全な「被曝」などはこの世界に存在しておらず、現状は、経済活動などによるメリットの享受や、病気などのデメリットを避けるためにやむを得ず最低限の「被曝」を許容しているわけである。したがって、避けられる「被曝」は避けた方がよく、「被曝」を避ける者をまるで「神経質な異端者」のように扱うべきではない。

『日本の製品は被爆していると輸出拒否にあうなど、日本全体が風評被害で苦しんだ。科学的に判断してほしいと日本は各国に要請した。しかし、国内でこうした反応が起きてしまうということは結局、自分たちの首をしめることになる』『こうして基準を設置して受け入れの環境も整えた。安全の確保が大前提だが、理屈のたたない「安心」のために、広域処理支援の計画を頓挫させることがあってはならない。情報公開、数字の意味の丁寧な説明に努めて計画どおりに、海上輸送などでがれきの受け入れが進むことをせつに望む』とあるが、

静岡のお茶に代表されるように、日本の製品が輸出拒否にあっているのは、実際に放射能汚染が確認されたからであり、これは「風評被害」などではなく「実害」である。これを解消し円滑な輸出を再開するためには、一刻も早い放射能汚染の除去と厳しい放射線規制が必要であるが、汚染廃棄物の広域処理は、これまで放射能汚染が確認されていなかった地域まで汚染を拡大する恐れがあり、まさに「愚策」と言わざるを得ない。

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by azarashi_salad | 2011-08-16 09:15 | 健康 | Comments(0) <:/p>

◆放射能汚染された災害廃棄物処理の問題点について

愛知県の有志でとりまとめた要望書や資料をもとに、皆さんに分りやすく訴えるためのパンフ(計4ページ)を作りました。

以前の要望書は、資料が多すぎてとても読んで貰えないという指摘もありましたので、市町村や議員さんに送る時に読んでもらいやすいよう、資料&要望をまとめたものをカーネルまげさんと一緒に作りました。

一晩で作ったので、まだ不十分な点があれば手直しをするかもしれませんが、とりあえず使用できるので、よければ皆さんご活用ください。

【8/14:追記】
パンフを一部修正しました。また愛知県版以外に全国版も作成してアップしました。

【8/17:追記】
パンフを再修正しました。
このバージョンを7名の地方議員の方にツイッターで送付しました。

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by azarashi_salad | 2011-08-13 17:55 | 健康 | Comments(0) <:/p>

◆汚染廃棄物処理問題について議員面談が実現

8/10、先日来から愛知県内のメンバーで議論・検討してとりまとめた新「要望書」を、名古屋市議会議員と面談して直接説明することができた。

対応してくれたのは「減税日本ナゴヤ」の現役議員(東区)である近藤とくひさ氏。先月、カーネルまげさんが名古屋市議会議員に、汚染廃棄物の受け入れ処理に反対する要望書案を送ったところ、近藤議員から、ぜひ直接説明を聞きたいとの連絡があり、今回の面談が実現したというわけ。

こちら側は、まげさんに加えて同じ名古屋市に住むあざらしサラダ(私)とあま市の議員に要望書を送ったオレンジさん、の3名で対応することになった。

議員との面談は16時からだったので、私たち3名は15時に集合して最新情報の共有と要望書&資料を確認。その中で、愛知県では被災地の瓦礫受け入れを表明しているが、具体的にどこの廃棄物処理場で処理するのか愛知県に問い合わせても回答してくれない、など新たな問題点も明らかになった。

16時を少し過ぎたところで、別のテーブルで打ち合わせをしていた近藤議員が、私たちのテーブルまで直接足を運んでくれて面談が開始。はじめに、まげさんから名古屋市会議員全員に要望書を送ったが、返信をいただいた議員は3名しかおらず、こうして直接面談できたのは近藤議員だけであることを説明。

その後、前回送った「要望書」案から問題点をいくつか整理して新「要望書」に変わった経緯などを説明し、特にこれまで法律で厳しく規制されていた「クリアランスレベル」を超える廃棄物が、まるで一般の産業廃棄物のようになし崩し的に処理されようとしていることに強い危機感を抱いていることを訴えた。また、これらの廃棄物処理場の処理に関する情報を県が公開してくれない件についても、確認して頂くようお願いした。さらに、私からは新「要望書」を補足するために用意したA4ファイル1冊分の資料について説明した。

以上の説明を聞いた近藤議員からは、この件は名古屋市だけで解決できるような問題ではなく、国レベルの非常に大きな問題と認識している。頂いた要望書と資料は、早速、佐藤ゆうこ衆院議員に送付するとともに、会派でよく検討した上で対応したい、との回答を頂いた。

今回の面談では、一気に大きく前進するような回答は得られなかったものの、私たちの要望書が国会議員にも伝わるという、ともかく一歩前進したのは事実。あきらめずに地道な行動を引き続き進めていくしかない。


なお、刈谷市に対して要望行動しているwakahageさんと情報交換し、今回の新「要望書」は「長すぎて資料も多すぎる」と指摘されたという情報を得たので、A4×4枚程度の新たな「要望書」(パンフ)を作成し、関心を持ってくれた議員に再度働きかけることにした。


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by azarashi_salad | 2011-08-11 10:01 | 健康 | Comments(0) <:/p>

◆江南市放射能測定

先日注文したガイガーカウンタが届いたので、測定の練習をかねてコドモミライaichiさんが企画する「市民測定会」に参加してきた。

場所は江南市にある「交通児童遊園」
測定器はSOEKS-01M

公園内に入って、木の根元や滑り台、砂場や公園周りの排水溝などを測定。
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その後は、公園から離れた通学路にある田んぼのあぜや校門近くでも測定した。

愛知県江南市公園:0.12、同市田圃あぜ道:0.13、同市某小学校校門前(歩道)0.19
※いずれも1m高:単位はマイクロSv/h
※校門は交通量の多い道路に面していた
※地表と1m高との差はどこも大体0.05くらい

結果は「こちら」

全体的に特に高いとは思えないが、校門前の歩道脇地面が一番高かったのがちょっと意外。
見渡すと、校門が結構交通量の多い道路に面しており、もしかするとそれが影響しているのかも。

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by azarashi_salad | 2011-08-10 21:49 | 健康 | Comments(0) <:/p>

♪ガイガーカウンタ

aniさんから「ガイガーカウンタのお買い得情報」を提供して頂いたので、早速注文してみた。

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機種は使用ユーザーが多い「SOEKS 01M」なので、ネット上に沢山の情報がアップされているから安心感がある。

値段も一時期から1万円ほど安くなっており、これなら何とか手が出る範囲。
恐らくこれから大量に出回る国内製品との競合を意識したものと思われる。

ユーザーレビューにもあるとおり、遮蔽しないと高めの数値が出ると言うことだが、こちらはアイチミライさんが「専用のアルミケース」を分けてくれるというのでお願いした。

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早ければ明日にでも届くと思うので、まずは練習がてら「測定会」に参加してこようと思う。(何事も自分の目で確かめないとね)

参考:放射線の正しい測り方 - 鈴木みそ | ブクログのパブー

ガイガーカウンターは、専門的な分野の特殊な機械なので、扱いがとても難しいものです。正しい位置で正しい測り方をしないと、正しい数値が測れません。2011年6月11日、GCM(ガイガーカウンターミーティング)で野尻先生の行った説明を、鈴木みそが漫画化したものです


【8/9:追記】
ガイガー届いた。注文したのが土曜の午後なので、HPに記載通り2営業日で届いた。

この機種はミニUSBケーブルで給電(充電)可能とのことなので、倉庫に眠っていたケーブルを引っ張り出してきたが、何も問題なく使えそうだ。

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早速自宅周辺で測定してみると、室内で0.08マイクロSv/h、排水溝や植込みで0.14マイクロSv/h程度で、自宅周辺は特に高くないようだ。

参考:比較的低価格なガイガーカウンター『SOEKS-01M』の機能、評価及び使用方法まとめ - NAVER まとめ

ガイガーカウンター(放射線測定器)を上手く使うための3つのポイント

【9/29:追記】
知人も私が購入したショップでこの機種を注文したが、3~5日で即納と書いてあるのに2度も納期が延期でクレームにも返事がないと困っているので、リンク外させて頂きます。

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by azarashi_salad | 2011-08-09 15:38 | お薦め | Comments(0) <:/p>

◆おこめのつぼい

意図的かそうでないかはしらないが、

22年度米が店頭から消えつつあるというニュースをジャンジャン流して、お米の買い占めをマスコミが煽っているが、風評被害よりタチが悪いと思うのは私だけ?

で、ウチの近くにある昔からのお米やさん「おこめのつぼい」

各県の銘柄を揃えていて、玄米から無洗米まで好きな精米法で袋詰めして送ってくれる。スーパーよりちょっと高めだが、送料無料というのでとりあえず試しに10キロ頼んでみた。

余り大量に備蓄しても虫がわきそうだが、23年度米は「汚染米」が出回ること必至なので、信頼できるお店を確保しておくことの方が重要と思うがどうだろう。

よく考えると、これって米だけでなく野菜や肉も同じで、消費者の顔が見えない(販売者の顔が見えない)大型店舗中心の消費生活から、従来のようなお互いの顔が見える消費生活への転換になるような気がする。

信頼関係がないと安心して生きていけない。
当たり前のことだけど、日本ではこの数十年、忘れられていたのかも知れない。

で、昨日注文したお米がもう届いた、(^^)/

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つきたての精米を真空パックしているので、2ヶ月は味も落ちないらしい。
(その前に食べきると思うが、w)
玄米で注文して保存すれば半年から1年くらいは大丈夫そうなので、小さいお子さんのいる家庭など、どうしてもストックしておかないと不安な方はご参考まで。
(虫除けの鷹の爪も付いてました、w)


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by azarashi_salad | 2011-08-08 11:49 | 健康 | Comments(3) <:/p>