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♪「勤労感謝の日」に考える

●昨日は「勤労感謝の日」。
日頃の勤労の疲れを癒すだけでなく、「働く」という行為に感謝することを意識して一日を過ごしてみた。


○『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、「勤労感謝の日」とは「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを趣旨としているそうだ。

買い物や食事に行った際、私たちはややもすれば「お金を払っている方が偉い」と錯覚しがちだが、そもそも「商品やサービス」と「価格」を対等と納得したからこそ「対価」を払っているのであって、どちらの立場が偉いというものではない。

そこで、昨日は「勤労感謝の日」の趣旨に鑑み、商品やサービスを受ける際に、客の方から「ありがとう」と挨拶することを意識して、一日を過ごしてみた。

すると、いつも利用しているクリーニング屋さんと道でバッタリ遭遇。
こちらから自然に「おはようございます」と挨拶ができた。

○また、いつも利用している外食屋で紙ナプキンが切れていたので「すみません、紙ナプキンください」とお願いすると、従業員の方が何度も「大変申し訳ありませんでした」と、こちらが恐縮するほど低姿勢で謝っていたが、逆に、それほど低姿勢で謝るほどのことかなあと思う。

たまたまナプキンを補充し忘れた(もしくは先客が大量に使ったのかも知れない)だけで、こちらとしては追加さえしてくれれば大した問題ではないのだが、恐らく会社(経営者)から、そういう対応をしろときつく言われているのであろう。

「お客様は神様です」とはよく聞くが、従業員だって人間だ。
あまり過度にそれを押しつけると、自分が客の立場になったときに、同じ事を仕返ししたくなるのではないか。
そんなところにも、今のストレス社会の原因があるのではないかと思う。

○ほとんどの方は、お客の立場になることもあれば、働く側の立場にもなるわけだ。
だったら、「お客様は神様」の気持ちよりも「勤労感謝」の気持ちで過ごした方が、人に対して優しくなれるような気がする。

ちなみに、本当に心の底からお客のことを思っているのであれば、表面に見えるそんな対応よりも、もっと見えない部分でその精神を活かして欲しい。
そうすれば、偽装問題なんて起きるはずがない。

そう考えると、実は「お客様は神様」は方便で単に利益追求しているだけではないか、と考えさせられてしまう。
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by azarashi_salad | 2007-11-24 07:08 | 無駄話 | Comments(3) <:/p>

▽個人ブログじゃないんだから

○仮にも「ニュース」を名乗るなら、頼むから少しは調べてから書いて欲しいと思う。
 何のことかというと、このニュース。

●軍用機にも「人」が乗ってるんだ!――米軍機の釧路空港緊急着陸【PJ 2007年11月09日】
 米国から飛び立った米軍所属の小型ジェット機が8日午前、給油のため北海道の釧路空港に着陸した。高橋はるみ道知事は「着陸したことは遺憾。自粛を強く求めていきたい」などとするコメントを発表した。(時事通信社記事より抜粋)
 記事によると、この小型ジェット機は向かい風などの影響で燃料が不足して、緊急に着陸する必要があった。米軍からは当初、道が所管する中標津空港への着陸を希望する申し入れがあったが、「日米の共同訓練時を除き緊急性がある場合以外は自粛を求めている」として道が受け入れなかったため、国が所管する釧路空港へ変更を余儀なくされたという。
 高橋はるみ北海道知事は遺憾とのコメントを出しているが、事態をよく考えていただきたい。飛行中の航空機が燃料不足に陥っている状況のどこを見て「緊急性がない」と判断しているのか。
 飛行当日は風向きなどの影響で燃料が足りなくなるので――という理由で米軍から6日に申し入れがあった。事前に分かっていたこととはいえ、空中で燃料不足に陥ることは緊急事態そのものである。空中給油はできないから緊急的にどこかへ降りる必要があったと考えれば、北海道知事の判断は正しくない。
 「米軍機」というだけで感情的に排除していないか? 軍に属する航空機も、乗っているのは人間である。戦争をやりに来たのではない。もちろん北海道を攻撃に来たのでもない。
 ただ「燃料が足りなくなるから降ろさせてくれ」と頼んでいるのだ。乗員には生命にかかわる重大事である。それを「緊急性がない」だの「軍用機だから」だの四の五の理屈をつけて「降りるな」と突っぱねるとは、人としての優しさが全く感じられない仕打ちではないか。
 高橋はるみ知事は、もう少しわが身に置き換えて考えてほしい。【了】

○ここに書かれている内容こそ「感情的」な批判以外の何ものでもなく、事実誤認も甚だしい。

 この筆者の主張は至ってシンプルだ。

 米軍機とはいえ人間が乗っているのだから、緊急着陸を拒否することは非人道的であり、高橋知事の判断は正しくないというものだが、この主張には明らかな「事実誤認」がある。

 この米軍機の着陸は、本当に「緊急」だったのか。
 もちろん、この米軍機がエンジントラブルや天候不良で緊急着陸しようとしたにもかかわらず拒否したのであれば、確かに非人道的と批判されても仕方がないが、そうではない。

 記事にも書かれているとおり、この米軍機は始めから釧路空港を給油ポイントとして、「予定通り」飛行しているのであって、強引(無謀)な計画でこそあれ「緊急性」などどこにもない。

 釧路空港からあと少しの距離を飛ぶだけで、青森県には米軍三沢基地があり、北海道内には自衛隊の千歳基地もある。
 アラスカから日本に飛んでくるのに、釧路も三沢も千歳も大した違いはないにもかかわらず、この米軍機はどうして「わざわざ」中標津空港や釧路空港といった民間空港で給油しなければならなかったのか。

○そもそも、米軍はどうしてこのような計画を立てたのか。

 その理由はおそらく、来年夏の「北海道洞爺湖サミット」の際、北海道の玄関口である千歳空港に何か問題があった場合は、釧路空港や中標津空港をバックアップ空港として利用することがあるかもしれないから、どのような空港なのか事前に情報収集しておきたかった、というのが本当のところではないかと思う。

 そして、高橋知事も「緊急着陸」とは名ばかりで、実際のところは米軍による「諜報活動」と分かっているからこそ、これほどきっぱりと遺憾のコメントを発表したのではないだろうか。

○加えて、空港施設を維持管理するためには、滑走路の補修費用や航空レーダーなどの整備費、管制官など空港職員の人件費などの多額のコストがかかっているが、これらのコストは全て私たちの税金や釧路空港を利用する乗客の運賃などで賄われている。

 にもかかわらず、日米地位協定の第5条では「合衆国及び合衆国以外の国の船舶及び航空機で、合衆国によつて、合衆国のために又は合衆国の管理の下に公の目的で運航されるものは、入港料又は着陸料を課されないで日本国の港又は飛行場に出入することができる」と規定されており、米軍はこれらの施設をタダで使用できるため、結局は私たちがそのツケを払わされていると言うことも理解しておく必要がある。

●日米地位協定(第五条)の全文(:外務省HPのリンク:PDFファイル)

○最後に、この方が主張するとおり「我が身に置き換えて」考えてみよう。

 実は、沖縄本島には成田空港よりも大きい(4000m級の滑走路を二本有しており、恐らく日本で最大の)嘉手納空港(基地)がある。

  で、成田空港からフィリピンのマニラ空港まで飛行する際、燃料タンクの小さな飛行機では沖縄あたりで一度給油が必要になるが、あらかじめ嘉手納空港で給油させて欲しいと申請して果たして米軍が快く許可してくれるだろうか。

 もちろん、エンジントラブルや天候不良の場合は緊急着陸が許可されるだろうが、給油だけのために事前に申請しても、「那覇空港を利用すればいいだろう」と一蹴されるだけではないだろうか。(嘉手納基地自体が本来は沖縄県民の土地であるにもかかわらず)

○これらの情報は、ちょっとググれば誰でも入手できる情報なので、個人ブログではなく仮にも「ニュース」を名乗るのであれば、少しは調べてから書いてはどうかと思う。

 隣には親戚の家(千歳)があり、三軒向こうには別荘(三沢)があるにもかかわらず、「緊急だから」と言って「イヤだ」といっているヨソ様(北海道)の家のトイレを勝手に借りに来る迷惑なご近所さん、と言えば少しは理解していただけるだろうか、笑。
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by azarashi_salad | 2007-11-09 22:51 | 社会 | Comments(2) <:/p>

▲「コミュニケーション」が廃れ「ノイズ」が溢れる

●日本の騒音問題に思う~NZからの一時帰国時から(11月1日11時42分配信 ツカサネット新聞)
 一時帰国時の率直な感想として、日本はうるさい。自分の意図に反して耳に入ってくる音の何と多いことか。
 自動販売機が「アリガトウゴザイマス」とお礼を言ってくれる。店のドアが「ピンポン、ピンポン」と来客を迎える。トラックは「バックシマス、ゴチュウイクダサイ」と、わざわざ教えてくれる。公共交通機関の中では、駅と駅との間のわずか3分に「ゴジョウシャアリガトウゴザイマス」に始まって、車内での注意事項だの、近辺の店や見所などを延々と紹介してくれる。そのほとんどが、電子合成音だ。
 善意で始められた「サービス」なのだと信じたい。無機質な機械からモノを買うのは味気ないだろう、とか、お客様に「すいませーん」と店の奥まで声を掛けさせる訳にはいかない、とか、事故にならないように、マナー違反が少しでも減るように、観光客が迷わないように…。
 そう、サービスは善意だ。そうする方が良くなると思う人がいて、それを実施するだけの財力や技術があってこその賜物だ。そして実際、それに救われた人も多くいるのだろう。子供の頃、住んでいた街の中心部の信号が「ポッポー、ポッポー」と鳴くようになった。祖父が、これで目の見えない人たちも道を渡りやすくなったよ、良かったね、と言った。それを聞いた子供の私は、なんだか、何の関係もない自分までもが何となく、いいことをしたような気分になったのを憶えている。
 今、日本中の繁華街で信号は鳴く。そして子供の私のように、「何となくいいことをした気分」になっている人は、どのくらいいるのだろう。実際に街は、視聴覚障害者の人々にとって歩きやすくなったのか。もっと他に解決するべきことが残されているのではないか。「何となくいいことをした気分」は、冷静な問いかけの機運をなくす。そして自転車は歩道に積み上げられて点字ブロックを覆い、立て看板が林立する。
 日本は善意に溢れた国。すべての人が困らないように、すべての人が迷わないように。そうして積み上げられる音の壁をうるさく感じてしまう私は、きっと、他の日本人ほどに親切ではないのだろう。でも、例えば日本で車内アナウンスを聞く度に、自分がずいぶん子供扱いされているような気がしてしまうのは、私だけだろうか。私は別に出来た人間ではないが、「ゴジョウシャアリガトウゴザイマス」って、乗る度に言って欲しいと思うほど、客であることにあぐらをかきたいとは思わない。観光に出るのなら、近辺の見所はたぶん自分で調べると思う。車内では、次に止まる駅がどこなのかさえ確実にわかれば、それでいい。
 便利さには、人間の能力を奪うという側面もある。例えば、皮むき器が普及した時代に育った私は、包丁でジャガイモの皮を剥くのが苦手だ。では、過度のサービスはどうか。やっぱり、人間から何かを奪いはしないか。サービスの名の下に提供される音の壁を遮るには、自分の耳を塞ぐしかない。耳を塞げば、必要なものも心地よいものも、一様に聞こえなくなる。

○ミクシィ日記で「ALWAYS 続・三丁目の夕日」や「オリヲン座からの招待状」が支持を得ているのは、昭和の社会が今の社会が失った「何か」を持っていたからだと思う、と書いた。
 得たものは、行き過ぎたサービスのような気がするが、それと引き換えに失ったものについて考えていたが、多分、このエントリーの「タイトル」のような事なのだろうと思う。

 上の記事では、機械が発するアナウンスを好意的に「サービス」と扱っているが、例えばATMで少し操作にとまどったときに発せられるアラームも含め、こうした機械のアナウンスに感謝の気持ちを抱く人たちがどのくらいいるのだろうか。

 で、これは何も機械に限ったことではなくて、フランチャイズ展開する大手ショップに入ったときも同じ思いを感じることがある。

○相手を見ていないので、誰に向かって言っているのか分からない「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」という言葉もまたしかり。

 本来は、お店とお客の間でお互いが気分良くなるはずのこれらの言葉も、人と人の「コミュニケーション」ではなくマニュアルに従って機械的な音声信号として発せられたら、その言葉に感謝の気持ちを抱く人がどれだけいるのだろうか。

 そう考えると、今の社会は「コミュニケーション」が廃れて「ノイズ」に溢れているのだと思う。

○小島さんブログで、以前に書かれていた「無難な言葉と思った瞬間に、その言葉自体が力を失うと私は思う」とのエントリーも、同じような問題について述べているような気がする。

 このエントリーでは、「毎回、違った言葉を残してくれる」「どこのスタンドでも言う「ありがとうございました」という「無難な」言葉は発しない」とし、マニュアル通りの言葉には力が無いと指摘する。

 しかし、私は上記で紹介したようなマニュアル通りの言葉は、単に力がないだけでなくて機械が発する音声信号と何ら変わりがないので、それは「言葉」ではなくてもはや「ノイズ」に過ぎないと思う。

 もちろん、これらは「ノイズ」を発している方々の責任ではなく、人間をあたかも機械のように見なしてマニュアル通りの行動を義務づけている企業側にも問題があるのだが。
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by azarashi_salad | 2007-11-07 07:29 | 社会 | Comments(2) <:/p>

♪ぜひとも全ての閣僚にも導入を

●「幹部にGPS携帯」で石破防衛相「嫌なら防衛省去れ」(11月1日18時47分配信 産経新聞)
 石破茂防衛相の強い意向を受けて防衛省が幹部の夜間、休日の行動を把握に、衛星利用測位システム(GPS)対応の携帯電話の導入を検討し、省内から反発が出ていることについて、石破防衛相は1日、「行動を把握されるのが嫌なら防衛省にいなくていい」と厳しい姿勢を示した。
 同日午前の衆議院テロ防止特別委員会の審議で、公明党の富田茂之議員の質問に答えた。
 石破防衛相は「(反発する人の)気持ちがわからない。(反発は)陰でこそこそいわず、私に直接言えばいい。居場所を明らかにするのは当たり前。危機管理官庁であるとの自覚が足りない」と、休日の行動を把握されることに反発する省内の声に怒りを示した。
 さらに「そういう方は防衛省にいていただかなくて結構です」と反対する幹部は辞めるべきだとまで言い切った。
 一方、増田好平事務次官は同日午後の会見で、GPS携帯電話導入を「有力なオプションの一つとして検討している」と認め、行動把握が必要な幹部の対象には「制服組も含まれる」との認識を示した。
 また、幹部の休日の行動把握を組織的に行うこと、利害関係者と休日にゴルフを続けていた守屋武昌前事務次官のような行動との関連を問われ、増田次官は「効果としてそういうことはなくなるだろう」と述べ、行動把握が利害関係者との癒着防止の一助になるとの考えを明らかにした。
 防衛省内では、同日の国会で石破防衛相が厳しい姿勢を見せたことで、「大臣の意向には逆らえない」とGPS携帯電話導入への反発は急速にしぼみつつある。

○いいんじゃないだろうか。
 しかし、せっかく導入するなら防衛省の幹部だけなんて遠慮せずに、全ての閣僚にも持たせてはいかがだろうか。

 閣僚の行動把握も利害関係者との癒着防止の一助になるはずだし、危機管理上、居場所を明らかにするのは当たり前なので、反発する閣僚がいるのであれば、私も反発する人の気持ちがわからない、笑。
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by azarashi_salad | 2007-11-02 06:53 | 政治 | Comments(4) <:/p>

♪「時間泥棒」を逮捕せよ

●<ムツゴロウ王国>運営会社社長ら書類送検 賃金不払い容疑(10月31日19時19分配信 毎日新聞)
 青梅労基署は31日、「東京ムツゴロウ動物王国」(東京都あきる野市)を運営していた「グローカル二十一」(千葉県流山市)と同社の中山晴夫社長(59)、経理担当者の男性(45)を労働基準法違反(賃金不払い)容疑で東京地検八王子支部に書類送検した。 
 調べでは、中山社長らは06年1~6月、従業員39人に賃金計約3890万円を支払わなかった疑い。中山社長は「入場者数が少なく賃金が支払えなかった」などと容疑を認めている。06年3月、従業員が「給料が支払われていない」と労基署に相談し発覚した。
 グローカル社は06年7月に従業員を解雇して事実上倒産。作家の畑正憲さんの個人事務所「ムツプロ」が経営を引き継いだが、経営悪化で今月25日に閉園する。

○先日、ミクシィの方に書いたのだが、マイミクさんのブログに以下のようなコメントがあった。
時間で雇われている社員と、時間を自由裁量できる経営者とでは、まったく違うと思います。
勤務中にキャッチボールをしている社員がいたら、それは‘給料泥棒’ですが。
(中略)
わたし自身は、人を雇うということはお金を払って(自分の)時間を買っているのだ、と考えております。
逆にいうと、従業員とは、自分の時間を切り売りしている人たち、ということになりますね。

○もちろん、私もこの方(経営者?)の主張に異論はないが、だからこそ、サービス残業させたり賃金未払は「時間泥棒」をしているんだ、ということを全ての経営者は自覚して欲しい。

お金を払わずに物を盗ったら「泥棒」として逮捕されるのだから、人の時間を盗った「時間泥棒」も「労働基準法違反(賃金不払い)容疑で書類送検」なんてぬるいこと言ってないで、逮捕されるような厳しい対応が求められているのだと思う。
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by azarashi_salad | 2007-11-01 07:03 | 社会 | Comments(3) <:/p>