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△まごころランチ

a0008617_051824.gif●本当に美味しかった、笑!

○今日の土曜日も、いつものように30分ほどウォーキングしながら、元住吉駅前の「ブレーメン通り商店街」まで買い物に出掛けた。

 この商店街には、大きなショッピングセンターはないが、小さなスーパーマーケットや八百屋、魚屋、果物屋などが並び、週末はいつも買物客で活気にあふれている。

 その理由は、野菜、肉、たまごなど、どれをとっても「100円ショップ」が高く思えるほど安いからだろうが、まさに庶民生活の強い味方と言ったところか。

○さて、お昼時だったので、買い物前に昼食をとろうと思い、何件か飲食店の前をウロウロしていると「まごころランチ」と看板を出していた店の前で足が止まった。

 そこは、本来はお寿司屋さんなのだが、昼間はランチもしているようだ。
 値段の方は、いつも利用する外食チェーン店よりはちょっと高めの735円だが、試しに入ってみることにする。

 小さなのれんをくぐって店内に入ると、カウンターが8席、奥座敷が10席程度の小さなお寿司屋さんだ。
 カウンターの中には大将がおり、「いらっしゃい」と威勢よく迎えてくれると、奥から女将さんがおしぼりとお茶を持ってきてくれる。

 早速、看板に出ていた「まごころランチ」を頼んでから出されたお茶を一杯飲むが、やっぱり寿司屋のお茶は美味しい。

 お茶を飲み切ったころ出てきたランチの内容は、鳥肉の香草焼き、出し巻卵、ブリ大根、生野菜、カニサラダ、お漬物、みそ汁、ご飯とボリューム一杯。

 炊き立てのご飯は、いつも行くチェーン店など比べ物にならないほど旨く、キャベツとタマネギが入った手作りのおみそ汁も抜群に美味しい。

 おかずの鳥肉の香草焼きも柔らかくてジューシーだし、ユズをちょっと加えたブリ大根も最高だ。
 なにより、日頃から外食ばかりの生活をしているので、久しぶりに家庭料理を食べた気分で落ち着く。

 いやあ、すっかり満足してお茶をもう一杯いただいてから、大将と女将さんに「ごちそうさま、とても美味しかった」と礼を言うと、「土日もお昼をしているのでまた来てください」と返された、笑。

○確かに、いつも行く外食チェーンのランチよりは200円ほど高いが、大将と女将さんの「まごころ」がたっぷり込められていることを考えると、全く高いとは思わない。

 逆に、あの手間隙が200円かと思うと安すぎるのではないか、とすら思えてくる。
 あらためて、人の「まごころ」や「手間隙」をもっと評価してもいいのでは、と思い直したランチだった。
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by azarashi_salad | 2005-11-26 17:52 | お薦め | Comments(5) <:/p>

♪オーバーラン体験記

a0008617_0495953.gif●JR西の脱線事故以降、いまだにニュースでことさら取り上げられている電車のオーバーラン。

○まだニュースでは報道されていないようだが、今週の帰宅時に乗り合わせた電車が、某駅で40メートルほどオーバーランした。

 といっても、私はこの手の報道を勧めるつもりはなく、また鉄道会社に文句を言いたいわけでもないので、鉄道会社名や路線、駅名、時刻などをこのエントリーで明らかにするつもりはない。

 ただ、JR西の脱線事故以降、マスコミが「オーバーラン、オーバーラン」と騒ぎ立てるものがどういうものか、実体験を通じて感じたことあらためて紹介してみたい。

○私が乗っていた車両は先頭から2両目だったが、気が付くと、某駅のホームを完全に通り過ぎてから電車が止まっていた。

 その後、車内放送で「これから停車位置を直します」とのアナウンスがあり、約40メートルほどバックしてホームの停車位置まで戻った。

 車内は特にあわてた様子もなく「これがオーバーランか」という声が、幾人かの乗客からちらほらと聞こえている程度だった。

 その後、「先ほどは停車位置を誤り、お客様には大変申し訳ありませんでした」「以降は安全に十分気を付けて運転して参ります」と何度も何度もアナウンスがあったので、隣に座っていたカップルが「そこまで恐縮しなくてもいいのにね」というほどだった。

○アナウンスによると、今回のオーバーランによる電車の遅れは3分程度ということで、朝の通勤ラッシュ時にはこの程度の遅れは日常茶飯事なので、特に目くじらをたてるほどのことではない。

 もちろん、私もミスした運転手に非がないというつもりはないが、今話題のアネハ氏のような意図的な不祥事ではなく、人間である以上誰でもする可能性がある「うっかりミス」の類いである。

 さらに言えば、朝の通勤ラッシュ時に駆け込み乗車して電車を遅らせる乗客の行為の方が、意図的である分だけ「たちが悪い」と言えなくもない。

 いずれにしても、航空機と違って電車のオーバーランは直接事故につながるものではないので、乗客としては安全第一で運転してさえくれればいい、ということをあらためて認識させられた体験であった。
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by azarashi_salad | 2005-11-26 10:51 | 社会 | Comments(0) <:/p>

▲こんな例もあるそうで

a0008617_0485830.gif●前回のエントリー(▼見えないものが見えたら病院に行こう!)で「私には、どう見てもアジア諸国との関係が良好になっているとは思えないのだが」と指摘したところ、北朝鮮の人権侵害を非難する決議案の投票結果だけでなく、こんな情報も教えて頂いた。

○こちらはマスコミがほとんど取り上げていないそうなので、ついでに紹介しておこう。

【Vote on Practices Fuelling Racism】

In favour(賛成): Algeria, Antigua and Barbuda, Argentina, Armenia, Azerbaijan, Bahamas, Bahrain, Barbados, Belarus, Belize, Benin, Bhutan, Bolivia, Botswana, Brazil, Brunei Darussalam, Cambodia, Cameroon, Cape Verde, Chile, China, Colombia, Comoros, Costa Rica, Cote d’Ivoire, Cuba, Democratic People’s Republic of Korea, Democratic Republic of the Congo, Djibouti, Ecuador, Egypt, El Salvador, Ethiopia, Gambia, Guatemala, Guinea, Guyana, Haiti, Honduras, India, Indonesia, Iran, Iraq, Israel, Jamaica, Jordan, Kazakhstan, Kenya, Kuwait, Kyrgyzstan, Lao People’s Democratic Republic, Lesotho, Libya, Madagascar, Malawi, Malaysia, Maldives, Mauritius, Mexico, Mongolia, Mozambique, Myanmar, Namibia, Niger, Nigeria, Oman, Pakistan, Paraguay, Peru, Philippines, Qatar, Russian Federation, Rwanda, Saint Lucia, Saudi Arabia, Senegal, Singapore, South Africa, Sudan, Suriname, Syria, Tajikistan, Thailand, Togo, Trinidad and Tobago, Tunisia, Turkmenistan, Uganda, United Arab Emirates, United Republic of Tanzania, Uruguay, Uzbekistan, Venezuela, Viet Nam, Yemen, Zambia, Zimbabwe.

Against(反対): Federated States of Micronesia, Japan, Marshall Islands, United States.

Abstain(棄権): Albania, Andorra, Angola, Australia, Austria, Belgium, Bosnia and Herzegovina, Bulgaria, Burkina Faso, Burundi, Canada, Croatia, Cyprus, Czech Republic, Denmark, Equatorial Guinea, Eritrea, Estonia, Fiji, Finland, France, Germany, Ghana, Greece, Hungary, Iceland, Ireland, Italy, Latvia, Lebanon, Liechtenstein, Lithuania, Luxembourg, Malta, Monaco, Morocco, Nauru, Nepal, Netherlands, New Zealand, Norway, Panama, Papua New Guinea, Poland, Portugal, Republic of Korea, Republic of Moldova, Romania, Samoa, San Marino, Serbia and Montenegro, Slovakia, Slovenia, Solomon Islands, Spain, Sri Lanka, Sweden, Switzerland, The former Yugoslav Republic of Macedonia, Turkey, Tuvalu, Ukraine, United Kingdom.

Absent(欠席): Afghanistan, Bangladesh, Central African Republic, Chad, Congo, Dominica, Dominican Republic, Gabon, Georgia, Grenada, Guinea-Bissau, Kiribati, Liberia, Mali, Mauritania, Nicaragua, Palau, Saint Kitts and Nevis, Saint Vincent and the Grenadines, Sao Tome and Principe, Seychelles, Sierra Leone, Somalia, Swaziland, Timor-Leste, Tonga, Vanuatu.

○こちらは、賛成の97カ国に対して、棄権が63カ国、反対は日本とアメリカを含む4カ国のみ。

 あらためて、11月16日に京都で行われたブッシュ米大統領との会談後の小泉首相発言を紹介しよう。

「日米関係が良ければ良いほど、中国、韓国、アジア諸国をはじめ世界各国と良好な関係を築ける。これが基本的な私の考え方だ」(読売新聞)
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by azarashi_salad | 2005-11-23 15:05 | 政治 | Comments(2) <:/p>

▼見えないものが見えたら病院に行こう!

a0008617_0211058.gif●マイ・ラスト・ソングさんがブログ記事(誰も止めない放言宰相)で取り上げていた、11月16日に京都で行われたブッシュ米大統領との会談後の小泉首相発言。
「日米関係が良ければ良いほど、中国、韓国、アジア諸国をはじめ世界各国と良好な関係を築ける。これが基本的な私の考え方だ」(読売新聞)

○実は、先日「見えないものが見えたり 聞こえないものが聞こえ出したら 病院で見てもらったほうがよいですよ」とご進言いただいたが、私から小泉首相に同じ進言を送りたい、笑。

 この首相は、本気で上のようなことを考えているのだろうか?
 私には、どう見てもアジア諸国との関係が良好になっているとは思えないのだが。

 例えば、日米首脳会談の直後に報じられたこのニュース。

●国連委員会、北朝鮮の人権侵害を非難する決議案採択[国連 17日 ロイター]
 国連総会第3委員会(人権)は17日、欧州連合(EU)などが提出した北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を、賛成84、反対22、棄権62で採択した。

○確かに決議自体は採択されたが、賛成と同数の84の国が反対や棄権を選択したことを、小泉氏はどう見ているのだろうか。

 特に、アジア諸国に目を向けると中国、インドネシア、マレーシアが反対、韓国が棄権であり、私が調べたニュース記事からは、賛成を選択したアジア諸国の名前は見つからなかった。

【11/21:追記】
 小泉氏が言うように、アジア諸国との関係が良好なのであれば、もっと多くの国から支持が得られたのではないだろうか?

 ちなみに、ネットでは、どのニュースを見ても賛成や反対国の一覧を報じているものがないが、これも不思議だ。
 北海道新聞の高田記者が、「ネットには例えば、当局に都合の悪い「情報」はほとんどありません」と語っていたが、こういうことか?

●一覧の情報を教えて頂きましたので、追記しておきます。

In favour(賛成): Afghanistan, Albania, Andorra, Argentina, Australia, Austria, Azerbaijan, Belgium, Belize, Bhutan, Bolivia, Bosnia and Herzegovina, Brazil, Bulgaria, Canada, Chile, Costa Rica, Croatia, Cyprus, Czech Republic, Denmark, Dominican Republic, Ecuador, El Salvador, Federated States of Micronesia, Fiji, Finland, France, Georgia, Germany, Greece, Guatemala, Haiti, Honduras, Hungary, Iceland, Iraq, Ireland, Israel, Italy, Japan, Kazakhstan, Latvia, Liechtenstein, Lithuania, Luxembourg, Maldives, Malta, Marshall Islands, Mexico, Monaco, Nauru, Netherlands, New Zealand, Nicaragua, Norway, Palau, Panama, Papua New Guinea, Paraguay, Peru, Poland, Portugal, Republic of Moldova, Romania, Saint Vincent and the Grenadines, Samoa, San Marino, Saudi Arabia, Serbia and Montenegro, Slovakia, Slovenia, Spain, Sweden, Switzerland, Syria, The former Yugoslav Republic of Macedonia, Timor-Leste, Turkey, Tuvalu, Ukraine, United Kingdom, United States, Uruguay.

Against(反対): Belarus, China, Cuba, Democratic People’s Republic of Korea, Egypt, Gambia, Guinea, Indonesia, Iran, Lao People’s Democratic Republic, Libya, Malaysia, Myanmar, Russian Federation, Sudan, Swaziland, Tajikistan, Turkmenistan, Uzbekistan, Venezuela, Viet Nam, Zimbabwe.

Abstain(棄権): Algeria, Angola, Antigua and Barbuda, Bahamas, Bahrain, Bangladesh, Barbados, Benin, Botswana, Brunei Darussalam, Burkina Faso, Burundi, Cameroon, Colombia, Cote d’Ivoire, Democratic Republic of the Congo, Djibouti, Equatorial Guinea, Eritrea, Estonia, Ethiopia, Ghana, Guinea-Bissau, Guyana, India, Jamaica, Jordan, Kenya, Kuwait, Kyrgyzstan, Lesotho, Mali, Mauritius, Morocco, Mozambique, Namibia, Nepal, Niger, Nigeria, Pakistan, Philippines, Qatar, Republic of Korea, Saint Kitts and Nevis, Saint Lucia, Senegal, Sierra Leone, Singapore, Solomon Islands, South Africa, Sri Lanka, Suriname, Thailand, Togo, Trinidad and Tobago, Tunisia, Uganda, United Arab Emirates, United Republic of Tanzania, Vanuatu, Yemen, Zambia.

Absent(欠席): Armenia, Cambodia, Cape Verde, Central African Republic, Chad, Comoros, Congo, Dominica, Gabon, Grenada, Kiribati, Lebanon, Liberia, Madagascar, Malawi, Mauritania, Mongolia, Oman, Rwanda, Sao Tome and Principe, Seychelles, Somalia, Tonga.

○さらに、マイ・ラスト・ソングさんは「不思議なことに、日本のマスコミはナカソネさんの「不沈空母」発言のときと比べて、ビックリするぐらい静かである。まるで何の問題もなきがごとし、すっかり去勢されたみたいである」とマスコミの報道姿勢にも疑問を投げかける。

 確かに、この発言について批判的に取り上げたのは、せいぜいこのニュースぐらいである。

●<宮沢元首相>日米首脳会談、中身が乏しいとの認識
 自民党の宮沢喜一元首相は18日、民放の討論番組の収録で、日米首脳会談について「注目すべきことはなかった」と述べ、中身が乏しいとの認識を示した。また、小泉純一郎首相が「日米関係が良好であればあるほど各国との良好な関係を築ける」と発言したことについて「適当な発言とは思わなかった」と批判した。(毎日新聞) - 11月18日


 一方、ブログでは毎日新聞の磯野さんが記事(生(なま)田原総一朗)の中で、元自民党幹事長の野中広務氏の発言を以下の通り紹介している。
 その中で、野中氏の発言が印象に残った。のっけから「小泉さんは危険な道を歩んでいる。地方を切り捨て、強い者が弱い者を踏み倒していく政治だ」と批判。続けて「改革なしくして景気回復なし、備えあれば憂いなし、これだけしか言わない。マスコミすべて、特にテレビはひどい。小泉政権を批判する人間を出演させなかった。この恐ろしい自民党(連立)政権に3分の2の議席を与えるということをお決めになったのは皆さん方日本国民である」。そうだ、投票したのは国民である。

 野中氏は2年前に政界を引退し、今年80歳。小泉批判の舌鋒ますます鋭く、「私はわずか6カ月しか戦場に行かなかったが、当時の教育を受けて軍国青年になった。歴史は砂の上に字を書いて消すようなわけにはいかない。新しいアジア圏を構築しなければならない時期に我々は大変不幸な総理を選んだ。ナショナリズム台頭の時期に戻ろうとしている。心から平和な日本人を希求し、再び戦火の道に進むことのないよう、これを私の遺言にしたい」。いろいろ意見はあろうが、会場からは拍手が起きた。

○宮沢氏にしても野中氏にしても、実際の戦争を体験している世代の政治家が、日本が進もうとしている方向に危機感を抱いているにもかかわらず、こうした声は今の報道からはほとんど伝わってこない。

【11/21:一部修正】
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by azarashi_salad | 2005-11-20 19:25 | Comments(8) <:/p>

▽サンタクロースの絵は「広告物」なのか?

a0008617_0173427.gif●タクシー30台見切り発車 『サンタ』ホイール問題(2005年11月16日 東京新聞)
 サンタクロースの絵柄のホイールキャップを付けたタクシーの走行をめぐり、ホイール広告を認めない東京都と「広告ではなく装飾」とする製造業者が対立している問題で、業者側は十六日、まず三十台を走らせ始めた。「あくまでクリスマスの飾り。都民に見て判断してもらいたい」と話す業者に対し、都は困惑している。

○今日知ったこのニュース、なかなか考えさせられる興味深いテーマだ。

 論点は、東京都が説明している「サンタの絵も屋外広告に当たる」との指摘が正当かどうかに尽きるのではないだろうか。
 そこで「屋外広告」の定義について調べて見ると、ちゃんと法律で定められていた、へ~!

●屋外広告物法

 この法律の第2条では、「屋外広告物」とは「常時又は一定の期間継続して屋外で公衆に表示されるものであつて、看板、立看板、はり紙及びはり札並びに広告塔、広告板、建物その他の工作物等に掲出され、又は表示されたもの並びにこれらに類するものをいう」と定義されている。
 したがって、確かにホイールキャップのサンタクロースの絵も「屋外広告物」と解釈できなくはない。

 ただし、それより気になったのが「広告物の表示等の禁止」を規定している第3条の方だ。

 第3条の2では、広告物の表示の禁止にあたって「都道府県は、条例で定めるところにより、良好な景観又は風致を維持するために必要があると認めるときは、次に掲げる物件に広告物を表示し、又は掲出物件を設置することを禁止することができる」と規定されている。

 しかし、「良好な景観又は風致を維持するために必要があると認めるとき」などという、極めて主観的なものさしで行政が国民を規制することの方が危険ではないだろうか。

 加えて、こうした規制の対象となる物件についても、①橋りよう、②街路樹及び路傍樹、③銅像及び記念碑、④景観法(平成16年法律第110号)第19条第1項の規定により指定された景観重要建造物及び同法第28条第1項の規定により指定された景観重要樹木、⑤前各号に掲げるもののほか、当該都道府県が特に指定する物件の5件と規定されている。

 しかし、タイヤのホイールキャップを「当該都道府県が特に指定する物件」とするかどうかについても、極めて主観的なものさしが介在するような気がするのだが。

 現に、石原都知事が「あのようにホイールが回転していないこと自体が、子供たちに間違った印象を与えて危険だ」などと、問題の本質とは全く関係ない発言をしていること自体が、都知事の主観的な考えが大きく作用している証拠ではないだろうか。

 飛行機や船を指して「鉄の塊が飛んだり水に浮かぶことは子供たちに間違った印象を与える」と言っているのと同じだと思うのだが、笑。

○ところで、そもそもこうした規制が生まれた背景には、おそらく行き過ぎた風俗店の広告などを規制する狙いがあったのではないかと想像する。
(少なくともサンタクロースの絵を規制する狙いはなかったのでは?)

 しかし、そのときどきの為政者の個人的な「好み」により、法律が制定された当時の説明とは違った方向で運用されることはよくあることだ。

 このため、例えば「憲法改正」や「共謀罪」の制定についての議論などでも、こうした制定後の運用の危険性について、十分気を付けておく必要があると思う。
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by azarashi_salad | 2005-11-19 12:28 | 社会 | Comments(1) <:/p>

♪よーく考えよう、お金は大事だよ

a0008617_1342963.gif●「よーく考えよう、お金は大事だよ~」(by 矢田亜希子)なんてCMがあるが、ギャンブルする前にはよく考えたほうがいい。

○前回の記事(▲現場を知らない子供(チルドレン)たち )でも紹介したが、佐藤ゆかり氏によると、これからの家計はギャンブルして稼がなければならないらしいが、それでいったい誰が幸せになるのか考えてみよう。

 ギャンブルで勝つコツのひとつに「勝つまでやる」というものがある。

 つまり、負けた状態でやめるから「負け組」になるのであって、勝つまで続ければ最後は「勝ち組」になるという理屈だ。

 しかし、ギャンブルである以上全員が勝てるわけがなく、誰かが勝てば誰かが負ける。
 この場合、いつまで賭け続けることができるかで勝率が大きく変わってくるので、軍資金が勝負を左右することになる。

 もちろん、軍資金が豊富なものは勝つ確率が高くて、軍資金に乏しいものは負けた状態でサヨウナラとなるので、軍資金に乏しい一般家庭は、はじめからハンディを負っているというわけだ。

 ギャンブルに勝つもう一つのコツに「素人とやる」というものがある。

 これはマージャンを想像するとわかりやすいと思うが、マージャンで手っ取り早く勝つ方法は、始めたばかりの初心者(素人)とやることである。

 このため、少し腕の覚えのあるものは、初心者(素人)をうまく騙して場に誘い込み、ビギナーズラックに見せかけて少し勝たせておいて、最後は身ぐるみ全部引っぺがす。

 国際エコノミストの佐藤氏と普通のサラリーマンや主婦のお遊び投資。
 身ぐるみ引っぺがされないように、よーく考えよう、笑。
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by azarashi_salad | 2005-11-12 13:44 | 政治 | Comments(10) <:/p>

▲現場を知らない子供(チルドレン)たち

a0008617_1239113.gif●新・小言日記さんのブログ記事(先行投資かいな・・・子育ては自助で頑張れ!)の中に書かれていた次の一言にいたく共感した。

 「あんたら現場を知らんね」


○例えば、上の記事で紹介されていた佐藤ゆかり議員のHPには、家計の再建政策として次のように書かれている。
 家計も自らの新たな所得体系を模索して行かざるを得ない時代にあります。企業の業績拡大に貢献し最後に配当として株主還元を受けるという所得移転ルートが残されている限り、リスクをとって株式投資する家計には税制できっちりと優遇する、一般家計向けの「株式投資優遇税制」の再設計が急務でしょう。

 なるほど、このところ小学生向けの雑誌にまで株式投資の情報が掲載されている理由が良く分かった。

 つまり、これからはこつこつまじめに働いても家計は裕福にならないから、リスクを承知の上でギャンブル(株式投資)して稼ぎなさいということか。
 まあ、ギャンブルというものは胴元が一番儲かる仕組みにできてるのだが、笑。


 しかし働く者が仕事なんて上の空で、株式相場に心を奪われている社会をつくって、一体どうしたいというのだろうか。

○今は交通産業などをはじめ、あらゆる現場でミスやトラブルが相次いでいるが、私は、こうした背景には「行き過ぎたリストラ合理化」と「行き過ぎたコスト削減」が無関係ではないと考えている。

 多くの現場では、人も予算も削られる中、こうしたトラブルなどの再発を防止するため「一体どうすればいいのか」という悲鳴が上がっているのが現状だ。

 加えて今の現場は、多くの経験を持っていた中高年層がリストラされた代わりに、なんでもかんでもマニュアル頼みの思考停止型社員が増えている。

 ただでさえ現場はこうした実態なのに、こつこつとまじめに働くことすらばからしい風潮を作り上げられると、はっきりいって企業も社会もやっていけないのではないだろうか。
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by azarashi_salad | 2005-11-12 11:15 | 政治 | Comments(26) <:/p>

【「危機管理」について考える】

a0008617_12384855.gif●おかにゃんさんのブログ記事(TOPIXのトピックス)で「危機管理」について問題提起されていたので、この問題について少し考えてみました。

○おかにゃんさんは、先日の東証のシステムトラブルを例に挙げ、「システムは必ず壊れるもの」とした上で、そうした不測の事態が発生した場合の「危機管理」について以下のとおり、ご自身の考え方を明示しています。
1、危機管理対策とは、早期復旧とシステム停止中の混乱防止にある。
2、システム停止中の混乱防止とは、ミニマムな業務の継続にある。
3、ミニマムな業務のためには必ずしもマンパワーである必要はない。
4、システム障害には無数のバリエーションがある。
5、(機器やプログラムなどの)更新時が要注意。

 私も、上記の考えに特に異論はありませんが、ただ、このような対策はすでに多くのシステムで講じられているのではないかと考えています。

 例えば、記事中でおかにゃんさんが例に挙げた「羽田空港の停電トラブル」でも、あれだけ多くの航空機が離発着している空港の管制システムが全て停止したにもかかわらず、全く事故やニアミスなどにつながらなかったのは、おかにゃんさんがいうところの「ミニマムな業務」が正常に機能していたからではないかと思うからです。

 また、以下の記事にもあるとおり、東証がシステムトラブルを起こしても大証や名証(こちらもトラブルを起こしましたが、笑)などは正常に機能しており、日本全体から見ると「最低限のサービス」は機能していたと捉えることも可能ではないでしょうか。

●<大阪>東証にシステムダウン  大証に注文が殺到(朝日放送:11月1日)
 東京証券取引所でけさ、売買のシステムに障害が発生したため、一時、株などの取引ができない状態になりました。このため、大阪証券取引所には、売買の注文が一時殺到しました。
 東京証券取引所でシステム障害が起こり、大阪市内の証券会社では、モニターに株価が全く出ない状態になっています。東京証券取引所のシステム障害は、コンピューターを使って取り引きする株式市場のもろさを見せ付けました。
 影響は、大阪証券取引所にも及びました。通常通り取引が始まった大証に売買注文が集中し、大証のシステムにも負荷がかかりました。このため、売買そのものに支障はありませんでしたが、一時、株価などの情報配信に遅れが出ました。

○では、どうしてこうしたトラブルが社会問題として大きくとりあげられるかというと、一つにはサービスを提供する側とサービスを受けるユーザー側との間で、非常時に担保すべき「最低限のサービス」に対する認識にズレがあるからではないかと思っています。

 つまり、サービスを提供する側はコストも考慮してシステム構築していますので、非常時にもノーマル時と全く同じサービスを提供する危機管理対策は講じていませんが、サービスを受ける側は少しでも普段と同じレベルのサービスが提供されないと「何やっているんだ」と言うことになっているのではないでしょうか。

 にもかかわらず、こうした認識のズレを埋めるための作業はあまり行われていないように思えますので、今後はこうした作業をもっと積極的に進める必要があると思います。
 また、もしかして将来、東証と大証の統合などという合理化案が出てきたときには、今回のシステムトラブルの事例を十分よく踏まえて、慎重に検討することも必要でしょう。
(何でもシステムを導入すれば合理化できる、というものではない一例かもしれません)

 「バカの壁」の著者である養老孟子氏は、なにか事があるとすぐに「危機管理」なんてことが叫ばれるが、想定できない事態が起きたからこそ「危機」なのであって、そんなものを「管理」できると思うこと自体がおこがましい、常日頃から何が起きても良いように覚悟しておくことが大事だ、というようなことを述べていたように記憶しています。

 さすがに、これは少し極端かもしれませんが、あまりに便利になりすぎている世の中に慣れるのではなく、常に予定しているとおりに物事が進むものではない、と少しは私たちも覚悟しておくことが必要かもしれませんね。

○一方で、だからといってシステムトラブルを減らす努力をすべきではない、と言っているわけではありません。

 例えば、今回の東証のシステムトラブルを見てすぐに思い出したのが、奇しくも3年前に航空システムで発生したこのトラブルです。

●FDPシステムの障害の原因調査の結果(平成15年3月12日:国土交通省)

 どちらのシステムトラブルも、①機能拡張のためのプログラム更新時に発生した、②プログラムを作成したメーカーと発注者側の双方でチェックが不十分だった、③日替わり処理や月替わり処理などの連続運転評価が必要な部分でプログラムミスを発見できなかった、という点などで多くの共通点があります。

 3年前のNECのプログラムミスを、今回同じような「ミス」を起こした富士通の関係者たちはどのように受け止めていたのでしょうか。
 他のメーカーのことだからウチには関係ない、と思って油断していたのではないでしょうか。

 NECのプログラムミスが明らかになったときに、それを教訓として「ウチのプログラムは大丈夫だろうか」と確認していれば、もしかすると今回のシステムトラブルは防げたかもしれません。

 そう考えると、こうしたトラブルを減らすためには、他者の「ミス」を批判するだけではなくて、その「ミス」を「他山の石」として活かす、こうした文化がもっと重要視されるべきではないかと考えます。
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by azarashi_salad | 2005-11-06 11:47 | Comments(11) <:/p>

【ニュース記事品質強化月間】♪共同通信さん大丈夫ですか

a0008617_14263928.gif●SNA機不具合で一部運休 5日から7日まで(共同通信 11月5日)
 スカイネットアジア航空(宮崎市、SNA)は5日、中国で整備中のボーイング型機のエンジン付近に不具合が見つかったとして、同日から7日までの間、同機で運航する予定だった羽田-長崎線と羽田-熊本線で欠航が出ると発表した。

○今月は「ニュース記事品質向上月間」(ウソ)ということで、私たちが日頃から何げなく読み飛ばしているニュース記事の中から「不完全」なニュースを特集しようと思うが、今回の「不完全ニュース」はこちら。

 「ちゃんと確認しなきゃ」なんてCMがあるが、報道するならちゃんと確認しなきゃね、「ボーイング型機」って何よ、笑。

 以前、東京から宮崎まで出張で移動する際にスカイネットアジア航空を利用したことがあるが、確かこの航空会社は経費節減のため1機種だけで運航していると聞いた記憶があったので、ネットで調べるとすぐに見つかった。(『ウィキペディア(Wikipedia)』で「スカイネットアジア航空」を調べてください)

●スカイネットアジア航空の使用機材

この航空会社の機材は以下の航空機で構成される。
ボーイング 737-400型機 6機


 やっぱりボーイング737-400の1機種だけだった、正確に報道しませう。

 おまけに「エンジン付近に不具合」って、エンジンに不具合があったのか付近のボディーなのかさっぱり分からないのだが、どうしてきちんと取材しないのだろうか。

 どうも、このところの共同通信の記事は情報の品質が低下しているような気がしてならないが、本当に大丈夫ですか?

【追記】
今月は、「ニュース記事品質強化月間」としてこうした「不完全ニュース」を特集してみようと思う。
 ニュースでは情報が不十分と指摘した部分について、少しでも補強できる方がいらっしゃれば、どうかコメントかTBで情報提供をお願いします。
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by azarashi_salad | 2005-11-05 20:06 | Comments(4) <:/p>

♪10月の検索キーワード発表

a0008617_1243527.gif●恒例の10月の検索キーワード発表といきたかったのですが、ご覧のとおりあまり有効なデータはとれていません。


1 あざらしサラダ 4% 24
2 郵便局 3.6% 22
3 あざらし 3.3% 20
4 おたまはん 2.6% 16
5 共同通信 2.1% 13
6 モラル 1.5% 9
7 モラール 1.3% 8
8 桜 1.3% 8
9 サラリーマン増税 1.1% 7
10 2つ星 1.1% 7
11 サラダ 1.1% 7
12 azarashi_salad 1.1% 7
13 東馬込 1% 6
14 2005 1% 6
15 財務省 1% 6
16 問題意識 1% 6
17 マンション建設 0.8% 5
18 増税 0.8% 5
19 マンション 0.6% 4
20 旅費 0.6% 4

○アクセス解析の結果は以下のとおりで、ほとんど検索ワードでは訪問していただいていないので無理もないところです。
1 不詳(ブックマーク等) 33.7% 1,424
2 エキサイトブログニュース 25.5% 1,077
3 エキサイトニュース 7.1% 300
4 google 4.7% 202
5 あざらしサラダ 4.4% 189
6 http://www.ameba.jp/ 2.9% 126
7 yahoo 2.4% 102
8 Excite エキサイト : ブログ(blog) 0.7% 33

○ただ、「なかちゃん」の情報を求めて「あざらしサラダ」にやってきたと思われる20名の方には、たいへん申し訳なく思っています、笑。
 ということで、これまで楽しんできたこのエントリーも今回で最後かな。

【追記】
踊る新聞屋さんのエントリーを読んで気づいたのですが、ここにきて「あざらしサラダ」で訪問していただいている方が増えたのは、もしかすると 「ブログジャーナリズム~300万人のメディア」で★著者のおすすめブログ★に紹介して頂いたおかげかもしれません。どうもありがとうございます。
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by azarashi_salad | 2005-11-05 12:44 | 無駄話 | Comments(8) <:/p>