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☆関西の空港が抱えている問題

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●ガ島通信さんのブログ記事『関西には空港が多すぎる』を読んで、関空の空港が抱えている問題について考えてみました。

■関西の空港が抱えている問題の本質を語るべき

○この記事の中でガ島通信さんは、『ここ数ヶ月、各新聞の伊丹空港の格下げ議論や2本目の滑走路を取り上げた記事を読んでいましたが、論点をどこにおくかフラフラしていて、何が問題なのか読者に分かりにくかったのではないでしょうか』と述べていますが、下に紹介する神戸新聞の記事などは、まさに何が言いたいのかさっぱり分かりません。

関西空港10年/伊丹・神戸との連携図れ(神戸新聞:2004/09/05)

 この記事を書いた記者が一番主張したいことは、おそらく見出しでも取り上げている『三空港の位置付けをあらためて明確にすると同時に、それぞれの連携関係を築き上げていくことが、三空港はむろん国や地元にとっても大きな課題である』ではないかと思いますが、みなさんこの文章を読んで何が言いたいのか理解できますか?
 三空港の位置づけを明確に?
 それぞれの連携関係を築きあげていく?

 すでに三空港は、関空は国際ハブ空港、伊丹は国内基幹空港、神戸は地方空港と位置づけられているのではないでしょうか。
 この位置づけがおかしいと主張したいのであれば、どうすべきかを明確に書かなければ読者には記者の考えが伝わらないと思うのですが
 さらに、連携関係を築くなんて漠然としたことを言われても、私には何をどうすればいいと言っているのか全く分かりません。

■三空港のあり方も結構だが「安全」は大丈夫か

○この記事に比べると、ガ島通信さんのブログ記事は『関西には空港が多すぎる』と問題点を明確にした上で、『神戸は即刻中止、伊丹は廃止すべき』と主張しており、その提案の善し悪しは別として、非常に分かりやすいと思います。

 もちろん、私はガ島通信さんの記事に全く問題がないと言うつもりはありません。
 すでにガ島通信さんの記事のコメントにも書かれていますが、大阪まで電車で2時間以上かかる南紀白浜空港を一緒に語るのは無理があると思うし、具体的なデータの裏付け無しに『地方都市の日本人の多くが、韓国を経由してヨーロッパなどに向かっています』と主張するのは、少し思い込みの領域に入っているのではないかと思います。

 ただし、大阪湾を取り巻くように3つの空港があれば、大阪湾上空はそれぞれの空港に離発着する航空機が錯綜してさぞかし混雑するのだろうと言うことは、おそらく多くの方が想像できるのではないでしょうか。

 確かに神戸を即刻中止し、伊丹を廃止すればこうした問題は解決できるのかも知れませんが、現実問題として神戸は2006年に開港するだろうし、伊丹もまだまだ廃止されることはないだろうと思います。
 であるならば、三空港のあり方を議論するのも結構ですが、まずは事故がないように安全に航空機が離発着するための仕組みができているか検証することが、当面必要なことではないでしょうか。

 特に地元関西の新聞には、そうしたテーマを掘り下げるような特集記事を期待したいと思います。
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by azarashi_salad | 2004-11-28 11:01 | 社会 | Comments(0) <:/p>

♪ブログの「匿名性」がピンチ(2)

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●軽軽収集さんのブログ記事「英断だと思います。 」経由ですが、「はてな」が住所登録の義務化を撤回したそうです。
 元記事はこちら↓
はてな、住所登録の義務化撤回を決定(ITmediaエンタープライズ) - 11月25日

○以前書いた記事♪ブログの「匿名性」がピンチ(あざらしサラダ:11月5日)、『問題の本質は「ガイドライン」の不備では?』と指摘したのですが、今回「はてな」が示した運営方針では、『違法情報や規約違反情報の取り扱いに関し、手順やガイドライン、事例をさらに整備し、明確化する』方針に変更されています。
 先日の記事【ライブドアブログの規約変更について考える(2)】では『ブロガーの声がライブドアを動かした』と書きましたが、今回も『ブロガーの声がはてなを動かした』と評価していいのではないでしょうか。

○今回のはてなの発表で特に評価できるのが、『ユーザーが負担を追う大幅な方針変更は、事前にユーザーからの意見募集を行う』ではないかと思います。
 下の記事のように、一方的にユーザーの不利益を決定する大企業にも、是非ともこうした姿勢を見習って欲しいものです。
 電話加入権料の撤廃決定 NTT東西、5日発表(共同通信) - 11月4日

 「はてな」は、ブログサービスを提供している企業だからある意味当然なのかも知れませんが、前回の記事で書いた『企業の発展にはユーザーとの信頼関係が重要』、『各企業はユーザーとの対話チャネルとしてブログの開設を』が、こうしたことをきっかけに、もっと社会全体に広まらないものでしょうか。

○こうした動きに対して、前回の記事にコメントしてくれたおおたさんは、『このように、「みんながTB(コメント)という形で「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」とか「辞める!移る!」とか反対の声を上げて、それにこたえて方向が変わるというのは、まさに「山猫民主主義」(Wild-cat Democracy)ということなのかなって思います』と述べています。

 私には、これが「山猫民主主義」かどうかは分かりませんが、これまでは何事もトップダウンでものごとが決まっていたのが、このようにボトムアップで決まっていく「かたち」ができつつあるということも、ブログというツールがなせる業なのかな、なんて考えています。
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by azarashi_salad | 2004-11-26 22:28 | 社会 | Comments(0) <:/p>

♪『新潟中越募金「祭」』を開催中だとか

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●前回の記事◇被災現地のニーズと復興支援(あざらしサラダ:11月19日)でも書きましたが、予算的な裏付けのない復興支援は考えられません。

○前回の記事に『新潟中越地震募金「祭」を提起したい』の記事をトラックバックしてくれた「ガ島通信」さんは、以下のとおり呼びかけています。
 そこで私のできること。何度も言っていますがこの世は資本主義で世の中「金」です。多くの義援金が集まれば集まるほど、一人当たりの分配が上がる。言葉は悪いですが、その批判も含めて「祭」を起こして、再度新潟への募金を盛り上げようというまったくの自己満足企画です。
 題して『新潟中越募金「祭」』。新潟県の義援金ページから振込先をチョイスして、義援金を発送。もしくは、街頭募金やコンビニでの募金風景の写メールでもあり。その書類や募金風景を写真でブログにアップするというのはどうでしょう。
 祭りにご賛同いただける方は発生1カ月の11月23日に一斉に募金呼びかけ(もしくは募金をしたという)記事をそれぞれのブログに掲載する。批判歓迎、支援歓迎です。

○折角ですから、私もこの企画に乗せられてみようと思います。

 というわけで、本日近くのスーパーに設置している「義援金箱」に募金してきました。
 また、先日は職場の労働組合が呼びかけているカンパと、子供の学校(もしくは教員組合?)が実施しているカンパにも協力してきました。
 いずれも大した金額ではありませんが、現地のボランティア活動に参加できない私にとってはカンパぐらいしか出来ることがないと思っているので、機会を見てはまた協力したいと考えています。

○ところで、聞きかじりさんのブログ記事「中越地震、ボランティアの要請?」経由の情報ですが、長岡市では11月24日から仮設住宅への引越しが始まり、引越しの手伝いをするボランティアを募集しているそうです

元記事はこちら↓
【ボラ大募集】仮設住宅への引越しが始まります!!

 どうやら、被災現地自らブログで情報発信しているようです。リンクには「山古志村緊急BLOG」もあり、こちらでは「仮設住宅で必要となる物資については11月末から受入を開始するのでご協力を」と要請しています。
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by azarashi_salad | 2004-11-22 23:39 | 社会 | Comments(0) <:/p>

◆小学生がウェブジャーナリストの勉強ですか

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●<IT教育>小学生がウェブジャーナリストの勉強(毎日新聞) - 11月20日
 東京都千代田区のインテル社で「Jr.Webジャーナリスト講座」が開かれ、小学生が取材やホームページづくりに取り組んだそうだ。
 参加した小学生たちは、同社の社員ボランティアからネット検索の方法などを学び、記事を書いたりしたとか。

○これは、聞きかじりさんのブログ記事「小学生がウェブジャーナリストの勉強(ネットde監視、地方議会:11月20日)」で知ったニュースですが、聞きかじりさんは、『こういう教育を受けていない私たちは、すぐに追い抜かれるのでしょうね。多少はがんばらなくっちゃ』と感想を述べています。

 確かに、私の子供の頃にはインターネットなんてなかったので、小学生からこういう教育を受けることができる子供達には、きっと追い越されるのでしょうね。いや、逆にそうでなければならないと思います。

 さらには、参加型ジャーナリズムの議論でよく聞かれたように「ネットには玉石混合の情報が溢れている」ので、こうした教育が充実することにより、「玉」となる情報を的確に見分ける読み手のメディアリテラシー向上につながらないか、と期待したいと思います。

○すでに小学生が運営するブログもあるようだし、この「あざらしサラダ」にも時々「キッズgoo」からのアクセスもあるので、近い将来、小学生のブログからトラックバックが送られて来るのかな、なんて想像しています。(笑)
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by azarashi_salad | 2004-11-22 22:32 | 社会 | Comments(0) <:/p>

◇被災現地のニーズと復興支援

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●私がよくお邪魔する小島さんのブログ「ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘」に、11/18から「新潟中越地震、ある被災者の方の声」という記事が掲載されています。

○記事の内容は、新潟中越地震で被災された方から受け取ったメールに書かれていた現地の「生の声」を、小島さんがとりまとめたものだそうです。
 小島さんは、今回の記事は「すべての被災地の方の声を共通しているわけでは無い」と断った上で、「山古志村」のできる限り早い復興の実現を目的として、被災地の現状を伝えたいと述べています。
 したがって、詳細についてはリンク先の記事を読まれることをおすすめしますが、私がこの記事を読んで感じたことは、今記事のタイトルにした「被災現地のニーズと復興支援」の関係がかみ合っているのだろうか、ということです。

○小島さんは、現時点における被災現地のニーズとして、次の3点をあげています。
1、救援・支援物資と各避難所のニーズの整合性や分配の手段については、まだ十分ではなく、早急に対応すべき状況にある
2、大人の方々には、「カウンセリング」よりも、実際の「復興の具体像」・「タイムスケジュール」などを、早く明確に提示することが必要
3、できる限り、雪と冬への対処についても明確な見通しを村の方々に提示して欲しい

 その上で、この記事を読んだ多くの方々が、何か「山古志村」の方たちのためにできることはないか考え、可能であれば提案・実行するための発端になってくれれば、と呼びかけています。

○私たち一般市民やマスコミは、行政や企業に対して「ユーザーニーズ」という言葉を使い、こうしたニーズに的確に対応しない役所や企業をよく批判しますが、被災現地の方にしてみればそうした批判をするような気力もなく、またボランティアなど多くの方々の善意の支援を受けていることが分かっているだけに、なかなか自分たちの本当のニーズを声高に訴えることが出来ないのではないかと思います。
 ならば、誰かがそうした声を代弁してあげることが必要なのかも知れません。

 今回小島さんが書いた記事が、そうした被災現地の声を本当に代弁しているのかは、私にも分かりませんが、少なくとも上に書かれている3点のニーズについては、私には十分納得できるものでした。
 そこで、こうした被災現地のニーズに沿った復興支援を可能にするためにはどうすればいいか、私なりに考えてみたいと思います。

○まずは、「予算」です。
 どのような復興支援をするにしても、予算的な裏付けのない支援は考えられません。このため、復興のために必要な予算の目標を掲示するとともに、現時点での義援金などの集まり状況などをリアルタイムで表示し、マスコミの扱いが小さくなってもカンパなどの呼びかけをねばり強く続けるための仕組みを、今の内に整えておくことが必要ではないでしょうか。

 次に、「マンパワー」です。小島さんの記事にも書かれているとおり、物資だけに限定すれば過剰な状況にあるのかも知れませんが、それを的確に供給するためのノウハウや、情報共有のためのネットワーク環境構築のノウハウ、あるいは被災者への心理カウンセリングなど特定の知識や技術を持った方々のマンパワー支援が求められているのではないでしょうか

 とすると、どのような専門知識を持った人がどの位の期間、何人ぐらい必要なのかをきちんと把握して、役所や企業などから一時的にマンパワーを供給する仕組みを構築できないものでしょうか。
 また、最近ではJICAのシニアボランティアなども注目されており、現役を退いたばかりの経験豊富なOBの方などであれば、社会貢献の観点からもこうした支援活動への協力が期待できるのではないでしょうか。

 最後に、やはりこうした情報を途絶えることなく伝え続ける「報道」が必要ではないでしょうか。
 今はまだ、大手マスコミも被現地の状況を伝えようとしていますが、完全に復興するまでこの状況が続くとは限りません。
 被災現地の方々にしてみれば、まだ十分復興しきっていないのに、日本中からその存在が忘れ去られることを一番恐れているのではないでしょうか

 以上、とりあえず私の思いつくままに書いてみましたが、補強意見等があればぜひトラックバックをお願いします。
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by azarashi_salad | 2004-11-19 00:04 | 社会 | Comments(0) <:/p>

【ライブドアブログの規約変更について考える(2)】

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●前回の記事【ライブドアブログの規約変更について考える】は、1週間ぶりに呆けた頭で書いた記事にもかかわらず、沢山の方からコメントやトラックバックを頂きまして、本当にありがとうございます。

■ブロガーの声がライブドアを動かした

○中でも、好奇人さんが紹介してくれた「絵文字ことのは」さんの記事「LivedoorBlog以外にも権利侵害規定!ブログ著作権規約を全チェック」は、ブログと著作権の関係を考える上で非常に参考になりました。
 この記事を読むと、エキサイトブログの規約は若干問題があるようですが、エキサイトブログのユーザーから不安や不満の声が大きく上がっていないところを見ると、にぶろぐさんも述べているとおり、ユーザーと企業との間で一定の信頼関係が保たれていると言えるのではないでしょうか。

 正行さんは、今回の件について当初から色々と問題点を分析されており、このブログにも詳しい情報を提供して頂きましたが、どうやらライブドアも最終的には「及第点」(by正行さん)の規約に変更したようです。
 これも、多くのブログユーザーのみなさんの正当な主張が、ライブドア側にきちんと届いたからだと思います。同じライブドアユーザーとして、みなさんの積極的な行動に感謝したいと思います。

■企業の発展にはユーザーとの信頼関係が重要

○一方、Dawnさんやおおたさんが指摘しているとおり、今回の著作権騒動は単なる著作権の扱い変更だけではなく、一方的な通知をユーザーに押しつけるというライブドアの「場当たり的」なやり方に多くのユーザーが反発したことが大きいと思いますが、私個人としては、こうしたユーザーの意見に真摯に耳を傾けて直ぐに修正する分、どこかの大企業よりは好感が持てるような気がします。甘いかな?(笑)

 先ほども書きましたが、同じような規約にもかかわらずエキサイトブログで大きな騒動が起きなかった理由は、ユーザーとの信頼関係が大きく影響しているように思います。私は、これからの社会において企業が発展するためには、この信頼関係が大きくものを言うような気がしてなりません。

 契約社会では、文字で明記されていない信頼関係なんて何の価値もないと言われるかも知れませんが、まだまだ日本社会は、いい意味での村社会の文化が残されているような気がします。もしかすると、今回の件を契機に企業とユーザーとの関係が変わってしまうのでしょうか。

■各企業はユーザーとの対話チャネルとしてブログの開設を

○これまでも、各企業は「お客様相談室」などを設けてユーザーの声を聞くためのチャネルを用意してはいましたが、いまひとつ上手く機能していなかったような気がしてなりません。
 それよりも、私はブログの登場によりユーザーの声が直接企業に対して届くようになったことを、もっと評価すればいいのではないかと思います。さらにいえば、多くの企業がユーザーとの対話のチャネルとしてブログを開設し、直接ユーザーからの声を聞く努力をしてはどうかと思います。
 そうすれば、ユーザーとの信頼関係が構築できている企業は発展するけれど、ユーザーの意見に真摯に対応しない企業はそっぽを向かれるなど、企業モラルの向上という面でも大きく役立つのではないでしょうか。

○最後に、memoireさんからもコメントを頂きましたが、著作権の観点からも挨拶や感想、単純な質問など以外の意見や主張など中身のある文章はコメントするのではなくてなるべく自ブログに記事を書いてトラックバックした方がよいといえそうです
 これは、以前このブログで議論したブログで建設的に議論するための「基本的なルール」と、結果的に重なるのではないかと思います。
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by azarashi_salad | 2004-11-18 16:40 | 私説 | Comments(2) <:/p>

【ライブドアブログの規約変更について考える】

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●皆さん、お久しぶりです。あざらしサラダです。
 この1週間、当方の都合により全く記事及びコメントの更新ができなかったにもかかわらず、毎日300名以上の方にご訪問頂き、本当にありがとうございます。
 また、皆さまから18件ものトラックバックを送って頂きまして、中には「切込隊長」からのTBもあったりしてビックリしましたが、それらのTBを読ませて頂いても、多くの方が注目している話題は、やはりライブドアブログの規約変更の件ではないでしょうか。

 私は、1週間以上もブログから離れていたせいか、ライブドアブログユーザーにもかかわらず、まだこの問題の本質が良く理解できていません。
 そこで、折角の機会なので今回の規約変更について少し考えてみたいと思います。

○まず、今回の規約変更がライブドア側からブログユーザーに通知されたのは、11月12日の「livedoor Blog 開発日誌」の「利用規約の一部変更のお知らせ」の記事によってです。

 変更の内容については、皆さん既にご存じだと思いますが、以下のとおりです。
第8条 (ウェブログの公開について)

(変更前)
本サービスにて作成されている全てのウェブログについて、当サイトの宣伝を目的として利用者への通知なしに自由に利用することができるものとします。

(変更後)
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。

 この記事には、11月14日23時現在で、すでに210件以上のトラックバックが寄せられており、その大半が今回の規約改正に対する反対や抗議の意見となっています。
 ライブドア側は、始めからこのようなユーザーの反応を承知していたかのように、このスレッドに限ってコメントを不許可にする周到さです。(笑)
 また、今回の「利用規約の一部変更のお知らせ」は、「今月のBlog(ぶろぐ)の日につきまして」などと同様に単なる「お知らせ」のカテゴリーに分類されていますが、「livedoor Blog 開発日誌」には「重要なお知らせ」というカテゴリーも用意されているので、「重要なお知らせ」では一体どのような通知がユーザーに対して行われるのか、想像するのが恐ろしくて仕方がありません。(笑)

○ところで、今回の規約改正について「livedoor利用規約を一部変更」の記事をTBしてくれた結夜さんは、『もう、livedoorの利用者は著作権とか知的財産権とかメンドクセェこと言うなよ、ということですか、そうですか、ここにきてジャイアニズムを発揮ですか』とライブドアの対応にあきれかえるとともに、『法律で譲渡・処分など取引の対象になり得ないと定められている著作者人格権を、「行使させない」という規約ってアリ?』と疑問の声をあげています。
 一方、「blogに於ける著作権」の記事をTBしてくれたDawnさんは、『余りと言えばあまりじゃないか』と憤慨するとともに、『このようなことが他のblogにも波及しなければ良いと思う』と不安の声をあげています。

○ここからは、あくまで私個人の考えになりますが、私が書く文章は、始めから見知らぬ誰かに見てもらうことを目的に書いているので、その目的さえ果たすことが出来るのであれば、私個人としては特段著作権や所有権を主張するつもりはありません
(これについては、以前に【私がブログに記事を書く理由】で述べたとおりです。)
 ただし、私の記事に対して寄せられたコメントについては、私の考えだけで整理できるものではないと思うので、今後は「このブログにコメントする限りはコメント文章の著作権を放棄して下さい」と注意書きしなければならないと思います。

 問題は、そんな注意書きが書かれているブログに対してコメントする気になるだろうか?ということです。結果的に、コメントやトラックバックがされなくなると、上であげた私の目的も果たせなくなるような気がします。

 ライブドア側も余りの反響にとまどったのか、15日になって「利用規約一部変更についての補足」を通知しましたが、この補足によって条文の内容そのものが変わるわけではないので、ユーザーの不安や不満の解消に直接結びつくとは言えないのではないでしょうか。

○「あざらしサラダ」は、実はエキサイトブログにも「別館」を持っているのですが、こちらの規約も変更後のライブドアの規約とほぼ同じ内容のような気がします。(「それは違うよ」と思われる方は、ぜひコメントかトラックバックでお知らせ下さい。)
 とすると、私がとることが出来る選択肢も限られてくるわけですが、ライブドア側が今回の規約改正で多くの批判を浴びている理由は、規約の変更そのものだけではなく一方的に「開発日誌」で通知したという手続き上のまずさがあるのではないかと思います。
 したがって、一度ユーザーからの信頼を失ったならば、雪印や三菱の例をみても信頼を回復することは非常に困難ではないかと思うので、とりあえずもうすこし様子を見ることにしますが、近いうちに何らかの決断をすることが必要だなと考えています。
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by azarashi_salad | 2004-11-14 23:46 | 私説 | Comments(0) <:/p>

♪更新停止のお知らせ

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●いつも「あざらしサラダ」をご訪問いただきありがとうございます。

 急なお知らせで申し訳ございませんが、下記の間、記事(及びコメント)の更新を停止させていただきます。

 2004年11月7日(日)から11月13日(土)

 ご訪問頂いた皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
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by azarashi_salad | 2004-11-06 12:16 | 健康 | Comments(2) <:/p>

【「ブロガー新聞」について考える(2)】

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●前回の記事【「ブロガー新聞」について考える(1)】に、多くの方からコメントやトラックバックを頂きました。ここに、あらためてお礼申し上げます。
 皆さんから寄せられた有益な情報を頼りに、このところブログのデザインを色々と弄くり回しています。感想などお気づきの点があれば、またコメントを頂けると嬉しく思います。

 ところで、前回の記事では宿題にしていた「誰が取捨選択するのか」という問題について、考えたことを述べてみたいと思います。

■書くのも、読むのも、選ぶのも一般ブロガー

○Fireside Chatsさんは、トラックバックしてくれた記事「参加型ジャーナリズムを考える」の中で次のように述べています。
 そこで、参加型ジャーナリズムでは、デマを排除し、優れた書き込みをクローズアップするプロセスをどうビルトインさせるかが問題となる。その観点から、優れた「書き手」の存在が前提であることは言を俟たないが、優れた「読み手」が必要であると考える。
 これまで新聞社においては、デスクと整理部とが出稿記事の読み手であり、ニュースバリューを評価していた。ブログジャーナリズムでは、読み手の主力は読者サイドに移るのだろう。読み手は書き込みをその行間まで読み取り評価するとともに、他の書き込みとの関連性を考える「繋ぎ手」としての機能も求められるだろう。湯川氏のブログにあるデーブ・ワイナー氏の発言はその意味で参考となる。
 参加型ジャーナリズムの成否を決めるのは情報発信が少ないゆえに埋没しがちな「読み手」をどう発掘し、確保するかではないだろうか。また、「読み手」が報道機関の内部にいるのか、一般読者の中に求めるのかは、そのジャーナリズムのビジネスモデルそのものの枠組みを決定することになると思う。当然、私は後者のほうがインターネットの性格にフィットし、ポテンシャルも大きいと考えている。

 さらにFireside Chatsさんは、結論として『書くのも、読むのも、選ぶのも一般ブロガーです。これによって(この省力化によって?)ビジネスとしての参加型ジャーナリズムも成立しやすくなりますし、個々の記事に偏りがあっても、「読み手スクリーン」を通すことにより、バランスの取れた紙面(誌面?視面?)が構成されます』とコメントしてくれました。

 私も、大枠ではこの考え方に賛成なのですが、一方、これまで「書き手」にのみ求めてきたメディアリテラシーが、今後は「読み手」にも求められることになり、私をはじめ多くの一般市民がどのようにしてこのメディアリテラシーを身につけるか、という課題が重くのしかかってきます。
 したがって、ブログでは「書き手」もまた「読み手」ということは理解できるのですが、この課題を解決することが出来ない限り、参加型ジャーナリズムへの道も遠いような気がします。

■「プラットフォーム」の存在が不可欠

○私は、こうした「読み手」の負担を少しでも減らすため、やはりある程度「玉」と思われる情報を集中するための「プラットフォーム」の存在と、集められた情報を取捨選択して増幅する複数のブログの存在が必要ではないか、と思います。
 これについては、「ハブのスタンスについて。」の記事をトラックバックしてくれたやまぶし萬力発電さんは、次のように述べてくれました。
 魅力あるプラットフォームが、絶対必要。で、そのカテゴリは、とても即効性のある、たとえば、担当行政機関がみて、すぐにでも運用できるようなヒントになるようなまとまり方をすべき。
 それと、親ハブ「週間木村剛」に対しての、子ハブ的な存在、および、他のパワーブログの出現は、自然発生的な部分でまつべし。もしかすると、プラットフォームの、あるカテゴリを運営するブログが、盛り上がって親ハブを超えるかもしれないし・・・

 私も、まだこの「プラットフォーム」の具体的なイメージが固まっていないのですが、例えばテーマ別やカテゴリー別のトラックバック記事を集中するという視点で考えると、小林Scrap Bookさんが紹介している「gooブログのテーマサロン」のスタイルが、一方、複数の「書き手」の集合によりバランスのとれた世論を構成するという視点で考えると、以前に大西さんが紹介していた「BAIKA blog」のようなスタイルが、一つのヒントになるのではないでしょうか。

■魅力ある「屋台村」を目指して

 何とかして、この両者を上手く結合させた「プラットフォーム」が創れないものでしょうか。
 個人が運営する一つ一つのブログは小さな「屋台」かも知れませんが、このような機能的な「プラットフォーム」さえ創りあげることが出来れば、魅力ある「屋台村」になるような気がするのですが。

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by azarashi_salad | 2004-11-06 11:58 | 私説 | Comments(0) <:/p>

♪ブログの「匿名性」がピンチ

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●zetumuさんのブログ記事『他人事ではありません。』(軽軽収集:11月4日)で知ったのですが、「はてな」が登録情報に住所記入を義務づけて、ユーザーに混乱が生じているそうです。

 元記事はこちら ↓

●はてなが登録情報に住所記入を義務づけ、ユーザーに混乱が(ITmedia エンタープライズ:11月4日)
 はてなは1日、「登録情報の住所追加、正しい情報登録」と「利用規約改定版の公布」に基づき、全ユーザーへメール配信した。期間内に住所登録をしない場合、一時的にサービス利用ができなくなるという。

■「はてな」が住所・氏名を義務づけ

○この記事によると、「はてな」は『ユーザー増加に伴い、他人の権利を侵害するような内容の日記が散見されるようになった。さらに10月から公開した「はてなフィトライフ」上で掲載画像にテレビ局などから「著作権の侵害だ」という問い合わせが寄せられている』ことを理由に、『これまで登録されている内容を正しいものに修正することと併せて、新たに「住所」欄を必須登録情報として加える』対策を講じるのだそうです。

 要するに、一部のユーザーが利用規約に反する行為をしているので、全ユーザーに対して管理体制を強化する、と言う風にも受け取れるのですが、この対応策に問題はないのでしょうか。そこで、現状の問題点とその対応策を検証してみたいと思います。

 『はてなへの住所登録の背景について』によると、「はてな」が明らかにしている現状の問題点は、以下の3点です。
1、利用規約に反して他人の権利を侵害するような内容の日記などを公開する者がいる。
2、はてなフォトライフで複数の画像を掲載することができるようになったことに伴い、著作権を侵害されたという問い合わせがテレビ局などから寄せられている。
3、こうした情報を削除するにあたって、ユーザー登録に必要な情報と削除申立を行うために必要な情報が不均衡である。

 「はてな」では、上記の問題に対応するため『個人を特定するのに最低限必要な氏名及び住所を確認する必要がある』と言っていますが、本当にそうでしょうか。

■本質は「ガイドライン」の不備では?

○問題の本質は、上記であげた問題点の1及び2で紹介している、利用規程に反するような一部の不届きなユーザー対策のはずです。
 「はてな」では、こうした情報を削除するため「はてな情報削除ガイドライン」を設けているそうですが、現状の「ガイドライン」では、情報を削除するためには申立者の住所や氏名の情報が必要なのだそうです。
 したがって、申立者個人を特定するために最低限必要な氏名及び住所を確認する、というのが「はてな」の言い分ですが、なにかしっくりきません。

 そもそも、削除にあたって申立者の住所、氏名が必要と決めているのは「はてな」自身なので、利用規約に反する情報は申立者の住所氏名が無くても削除できるように「ガイドライン」を変更するだけでいいのではないでしょうか
 にもかかわらず、これを機に全ユーザーの住所及び氏名を確認しようとするのには、何か別の意図があるように感じられます。
 今後、「はてな」に続いて他のブログサービスもこの動きに追従するような事態になれば、なにやらネットの声を封殺しようとする見えない力が働いているような気がしなくもありませんが、私の勘ぐりすぎでしょうか。

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by azarashi_salad | 2004-11-05 19:49 | 社会 | Comments(0) <:/p>