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♪知っているようで知らない「モラル」

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●「ブロガー新聞」(第4号)の「お題」は、「モラル」だそうです。
 以前に見た資料に、「モラル」と「モラール」の違いについての説明が書かれていましたが、「モラル」とは「道徳」とか「倫理」のことで、「モラール」とは「意欲」や「やる気」のこと。働く者にしてみれば、「モラル」と「モラール」どちらも欠かせないので、よく間違って使われることがあるようです。
 例えば「モラルのない会社」と「モラールのない会社」では全く違う意味なのですが、よく混同されがちです。(どちらも余り好ましく無いという意味では同じなのですが)

○さらに、「モラルハザード」なんていう言葉も良く耳にしますが、こちらは「一日編集長」のNaoyukiさんも紹介しているとおり、多くの方が「倫理欠如」や「倫理崩壊」といったイメージが浮かぶのではないでしょうか。
 しかし、以前ネットで下の資料を見つけたときは、思わず「エッ」と驚いてしまいました。

●モラル-ハザード Moral Hazard ―言葉は正しく使いましょう-
http://www.sipeb.aoyama.ac.jp/~kse-home/topics/moralhazard.htm
(著者からリンクが禁止されているので、URLだけお知らせします)
 モラルハザードとは、もともとは保険関係の用語で、経済学でも使います。意味は、「危険回避のための手段や仕組みを整備することにより、かえって人々の注意が散漫 になり、危険や事故の発生確率が高まって規律が失われることを指す。」  (http://pol.cside4.jp/socialism/2.html)です。

○この記事を書いた瀬尾佳美氏(青山学院大学助教授)は、
 「モラルハザード」とは良かれと思って整えた保険や福祉などのシステムによって、必然的に発生するものです。これを「悪い人(あるいは会社)」が引き起こす、というような子供じみた問題と考えると、単に人を非難するための言葉になってしまい、政策的なインプリケーション(たとえばシステムの変更)がなくなる恐れがあるのです。
と述べています。具体的には、
 経営に失敗してもつぶれない、株主責任も問われない、となれば、つぶれないように必死で努力するインセンティブは弱まります。(中略)こういう「オタスケの仕組み」こそがモラルハザードの温床なのです。 これは銀行で働く人が怠け者だからでも、悪い人だからでもなく、システム上の問題なのです。
と説明しています。

 私たちは、その違いによって、批判の方法を区別しなければいけないと言うことのようですが、では近頃世間を騒がせている企業不祥事は、「モラル」の「ハザード」なのでしょうか、それとも「モラルハザード」なのでしょうか。

 Naoyukiさん、こんなネタですみません。

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by azarashi_salad | 2004-10-22 22:47 | トリビア <:/p>