カテゴリ:社会( 175 )

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◆「未払い残業」じゃなくて「時間泥棒」ですが

“未払い残業”の争いが増える、3つの理由

「未払い残業代」――。これがいま、多くの経営者や役員、人事部の社員たちを苦しめている。

この書き出しからして経営者のポチのような元「労働組合の役員」ぶりが見え隠れするわけだが、そもそも圧倒的に苦しんでいるのは自分の貴重な時間を提供したにも係わらず、対価を支払ってもらえない「未払い残業」(=違法行為)の被害者である労働者の方である。

♪「時間泥棒」を逮捕せよ

上は以前に拙ブログに書いた記事だが、この中で紹介している某経営者のコメントに「人を雇うということはお金を払って(自分の)時間を買っているのだ、と考えております。逆にいうと、従業員とは、自分の時間を切り売りしている人たち、ということになりますね。」とあるが、まさにその通り。

だからこそ、労働者から買った時間に対して「契約」(=労働協約等)で定めた対価を払わなければ、本来その経営者は「時間泥棒」と言われても仕方がないのであるが、「未払い残業」などという罪の意識が薄い表現にみんなだまされているのではないか。


追記:
このニュースを見た方のmixi日記に「勘違い社員が多い」「(残業代の請求は)結果を出してから」なんて書かれていたが、労働者が出すべき「結果」は直接「利益」を上げることではなくて経営者に自分の「時間」を提供することである。(もちろん提供した時間分をきっちり働くのは労働者として当然の責務だが)

そして労働者に「対価」を支払って買った「時間」を使って「利益」を上げることが「経営」するということに他ならないので、「利益」が上がらないのは経営者に「経営」のセンスがないということ。

よく社員が「対価」に見合った働きをしていないと言い訳する経営者がいるが、それは労働者から買った「時間」の使い方が悪いか、粗悪な「時間」を買った自分の「人を見る目」を反省すべきであって、「利益」が上がらないことを理由に「未払い残業」(=違法行為)を正当化するような企業はつぶれて当然だと思う。(きちんと「経営」している経営者の方は尊敬に値しますが)


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by azarashi_salad | 2010-11-05 21:42 | 社会 <:/p>

◆「再発防止」を最優先してほしかった

<ニアミス事故有罪>刑事罰には悪影響も…管制官などの労組

事故が起きて死者が出た場合、遺族の方から「二度と同じような事故が起きないように再発防止を徹底して欲しい」というコメントを多く目にする。

このニアミス事故では幸いにも死者が出なかったが「二度と同じような事故が起きないように再発防止を徹底して欲しい」という思いは、誰しも同じではないだろうか。

もしこれが、例えば飲酒運転による事故のように意図的な不法行為である場合は、厳罰化によって「再発防止」のベクトルが働くことは良く理解できるが、今回のような「うっかりミス」を含めた複合的要因が重なった事故の場合、直接関わった当事者だけに責任があるとして厳罰を課すことが、被害者を含めた社会全体にとって本当にプラスに作用するのかどうか。

もちろん被害者感情は十分理解できるのだが、今回の最高裁の判断が「再発防止」を最優先に考えた末の結論なのかどうか、そもそも司法にとっては「再発防止」なんて興味が無いのかも知れない。


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by azarashi_salad | 2010-11-03 03:46 | 社会 <:/p>

◆なんだかなあ

<三宅雪子議員>4階から転落し重傷 都内自宅マンション

マンションの4階から転落して「自作自演」なんてコメントが集中する国会議員って、本当に国民の信を得ている代表なのかなあと考えさせられます。

まあ、お大事に。


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by azarashi_salad | 2010-11-02 20:30 | 社会 <:/p>

◆ふ~ん、水増しねえ

<J1>大宮、入場者数の水増し認める…社長辞任へ

このニュース、誰にどんな迷惑をかけたとして大騒ぎしているのかよく理解できなかったのだが、どうやら入場者数が広告収入に反映されるから水増しは悪質なんだそうだ。

だったらテレビの視聴率や新聞の購読者数も、万が一水増しがあれば同様に厳しく追及されて、社長の辞任など経営者の責任問題になってしかるべきだと思うが、こちらはどうなんだろう。

●米メディアも“押し紙”を報道 新聞部数の水増しに海外も注目

まあ他者に厳しく自分に大甘なマスコミ業界は今に始まったことではないが。

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by azarashi_salad | 2010-10-20 07:29 | 社会 <:/p>

◆どうしてツイッターが難しいのか少し分かった気がする

伝書鳩がつぶやくのは、誰のメッセージなのだろう(小田嶋隆)

◆ツイッターの魅力は、その脊髄反射的なつぶやきの中にひらめく反射神経の鮮やかさにある。だから、考え抜いた結論や、慎重に運ばれる議論や、包括的な観察眼を展開するには向いていない。

もともと文字に対するセンスがないので、ブログでもミクシィでも冗長な文章が多い私としては、140字(RTする場合はもっと短くなる)程度で自分の考えをまとめることなど出来るわけがない。

しかもツイッターは文章が短いだけに、大量のつぶやきが洪水のように流れて良く。まるで初心者マークか紅葉マークのドライバーが、いきなり首都高に迷い込んだみたいで、危なかしくって仕方がない。

ブログやミクシィをはじめたころは、自分はこう考えるが自分以外はどうだろう、その考えが知りたくて、またコメントやトラックバックで自分以外の考え方や価値観を知ることができて、小田嶋氏が言うとおり非常に新鮮だった。

しばらくブログから遠ざかっていたのは、別にコメントに嫌気がさして情熱を失ったわけでもなく、他に個人的な理由があったからだが、いざ再開してみたら、世間はブログやミクシィではなくツイッター真っ盛りだった。

なにしろ総理までつぶやいているので、さぞかし魅力的なツールなんだろうと思ってはじめてはみたものの、これがなかなか難しい。
「ツイート」に「リツイート」、「フォロー」、「リプライ」に「ハッシュタグ」。
はぁ?どう使えばいいのか未だに良く分かっていない。いや、多分分からないまま止めるかも知れない。

「ツイート」というのは「独り言」?
「リツイート」は「感想」?
「フォロー」は「ブックマーク」?
「リプライ」は「コメント」?
「ハッシュタグ」は???

「独り言」なら冒頭に書いたように、ツイッターよりもブログやミクシィの方が自分の考えを正確に表現できるような気がするし、コメント欄の代わりにツイッターを使うのが正しい使い方なのかどうかもよく分からない。いやツールである以上、「間違った使い方」はあっても「正しい使い方」なんて無いのかも知れない。

かように難しいツール、今後どのように使っていけばいいのか、それとも始めからあきらめて使わないか、なかなか悩ましいところ。
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by azarashi_salad | 2010-05-22 08:53 | 社会 <:/p>

◆ニューズウイークですらこの程度

飛行機事故で生き残る方法

◆リビアの空港で起きた墜落事故で9歳の少年はなぜ生き残れた? ナーバスになる必要はない。そもそも飛行機事故に遭う確率は極めて低い。そして事故から生還する確率は意外に高い

何か、これまで知られていなかった新たな情報でも載っているのかと思って読んだが、読んでみてちょっとガッカリ。

記事に書かれている「安全情報をきちんと読み、機体の出口を確認する大切さを強調している」や「航空機は頭から落ちるので、後部の座席に座った方がいい」などは、航空機事故が起きる度にこれまでも散々伝えられてきたことばかり。

「直行便に乗ることが大切」の指摘は、一見すると新しそうにも見えるが、その根拠が「墜落事故の大半が離着陸の際に起きている」であれば、いわゆる「クリティカルイレブンミニッツ」のことで、ウィキペディアにも載っているメジャーな情報である。

もちろん航空機なんてそもそも「鉄の塊」が空を飛んでいるのだから、一旦事故が起きれば大惨事になることは宿命なわけで、どうしても航空機事故を避けたければ「航空機に乗らない」ことしかないのだが、沖縄や離島のように移動に航空機を使用せざるを得ない地域もあるから、そうした事故が起きないよう、二重・三重のセーフティが講じられているわけだ。

ただし事故の確率をゼロにすることは不可能で、記事には「1回のフライトで乗客が死ぬ確率は約800万分の1」と書かれているが、別の統計データによれば、1人の人間が死ぬ確率は、一般的な車両事故が百分の1、洪水で死ぬ確率が3万分の1、飛行機事故が2万分1、隕石が衝突して死ぬ確率も2万分1だとか。

ライト兄弟の時代ならともかく現在は、航空機事故というものは頭上に隕石が落ちてくるのと同じ確率と考えればよいわけで、個人的にはそうした天文学的な低確率のモノに対して「どうすれば生き残れるか」ということを考える事の虚しさを覚える。

それよりも、航空や鉄道、自動車などの各交通モード別に、事故に遭遇する確率や遅延の確率を計算し、移動コストと事故や遅延確率から、どの移動手段が最もコストパフォーマンスに優れているか、どの移動手段が最も安全性に優れているか、といった視点の記事の方が消費者にとって有益ではないかと思う。
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by azarashi_salad | 2010-05-16 13:37 | 社会 <:/p>

◆「世代間格差」を是正することの難しさ

アラサー・アラフォー新卒格差

◆データにもとづく傾向と、その原因が「景気動向による就職機会の格差」ということはそれなりに理解できるのだが、「世代間格差」は何も就職機会だけでは無いので、直ちに「何らかの是正策が必要ではないか」と結論づける事に対しては、ちょっと待てという思い。

例えば、年金支給開始年齢だって以前は60歳から支給されていたのが、現在は65歳となっているわけで、これだって大きな「世代間格差」なのだが、今後も恐らく60歳に戻ることはないだろう。

先程の日記で書いた大学進学状況だって、私が高校を卒業した頃と娘が卒業した頃では大学入学というハードル自体が大きく下がっており、これだって「世代間格差」なのだが、しばらく解消されることは無いだろう。

このように「世代間格差」と言っても巾が広いので、これを是正する場合は一部だけを切り出して付け焼刃的な対策を講じるのではなく、あらゆる格差について整理した上で、それぞれバランスを考えながら是正しなければ、新たな格差を生む恐れもあると思うのだが。
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by azarashi_salad | 2010-05-15 09:34 | 社会 <:/p>

◆本末転倒も甚だしい

■大学生の基礎学力低下、提携の高校で補習へ(読売新聞 - 05月15日 06:19)

◆大東文化大学務局長の山崎俊次教授は「学力は年々下がっているが、講師や教授が高校教員のように基礎を教えられるわけではない。全科目の補習を行うのも難しい」と高校での補習に期待をかける。


いや、そもそもそのような学力レベルでも合格させる大学側の問題だろう。いかにも経営のことばかり考えて本気で教育のことを考えていない証拠。

自分の娘にも散々言ったのだが、大学なんて義務教育じゃないんだから、高校でも学び足りず、もっと高いレベルで勉強したい者だけが行けばいい所。

世の中には、勉強したくても家庭事情などで働かざるをえない人も沢山いるわけだから、勉強が楽しくないのであれば、無理して進学する必要も無く働けばいいではないか。

「興味ある科目を勉強できるなら授業を受けてみたい」のであれば、専門学校や社会人大学などもあるわけだし、本当に勉強が好きな方はそうしている。

実際のところたかだか18年ぐらいで、社会生活で必要な全てのことを学ぶなんて出来っこないのだから、「一生勉強なんだ」くらいの気持ちが無ければ、社会人になっても使い物にならないのだけどね。
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by azarashi_salad | 2010-05-15 08:40 | 社会 <:/p>

◆調べればすぐ分かることなのに

<中国機無許可着陸>日本メディアの報道は事実と異なる、安全は確認されていた―中国側責任者

◆どうしてこんなすぐに分かる「嘘」を主張するのだろう?もしかすると「嘘」ではなくて、なんの検証もないままエアラインかパイロットの主張をそのまま垂れ流しているだけかも知れない。

中国国際航空は、「パイロットが何度も管制塔や緊急チャンネルに呼びかけたが、まったく反応がなかった」と主張しているようだが、管制塔と航空機の交信は、緊急周波数も含めて全て管制サイドで録音しているから調べればすぐに分かること。

こうした異常事態が発生した場合は、国土交通省はもちろん管制サイドに交信録音内容を確認し、管制サイドにミスやトラブルが無いことを確認した上で、「無許可着陸に当たるとして、同社に口頭で注意を行った。」わけである。

◆さらに、仮に同社の主張通り「緊急チャンネル」(多分国際標準のチャンネルではなく中国だけで通じる特別なチャンネルなのだろう)で呼びかけていたとしても、管制塔から「着陸支障なし」の許可を得ないまま無許可着陸した事実は消えることはない。

もちろんパイロットも意図的に管制官を無視したわけではなく、何度も交信を試みたのは多分事実だろう。ただ国交省の言うとおり、手順か操作にミスが有り交信ができなかったのだと思われる。
だから、本来であればルールに従って着陸をやり直すべきだったのだが、たまたま滑走路上に他の航空機もいなかったので、「まあいいや」と強行着陸したのではないか。

◆これについて同社は、「飛行高度も低く天候条件は良かったため、安全確保を前提に着陸した」というが、こちらも全く正当な言い訳にはなっていない。

管制官がいないローカル空港であれば、確かに安全が確認できればパイロットの判断で着陸することも可能だが、成田のような国際空港でなくても管制空港であれば、どこの国の空港であっても管制官の許可なくパイロットの判断だけで勝手に着陸できないのが国際ルールである。

今回は、たまたま事故につながらなくて幸いだったが、ミスしても反省すること無く開き直るようなエアラインは必ず大きな事故を起こすから、できれば日本には来て欲しくないものだ。
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by azarashi_salad | 2010-05-03 07:24 | 社会 <:/p>

◆その気持分かります

3分でわかる駅のホームで先頭に並んでいる時に身を守る方法

というか、この記事の内容が理解できる方はリスク管理ができている方だと思います。

以前にも下のブログ記事で指摘したことがありますが、走行中の電車のドアにもたれかかっている方も、少し想像力を働かせた方が良いでしょう。(走行中にドアが開放する事故は意外と多いのです)

▲機械を100%信用するべからず

自分の身を守るためにも、こうしたリスクを減らすためのシミュレーションは重要なことだと思います。
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by azarashi_salad | 2010-05-02 08:55 | 社会 <:/p>