カテゴリ:健康( 157 )

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夏休み学習会in岡山2014「放射能測定に関するワークショップ」会場アンケート集計結果

ワークショップの報告はこちら

参加者:岡山県15名、広島県5名、東京都5名、兵庫県2名、香川県1名、高知県1名、埼玉県1名
(主催者、ゲスト、IWJ、お子さんを除く)

【アンケート結果】(回収22名)
問4.市民放射能測定所が西日本にもあることをご存じでしたか。
□知っていた(16) □今回初めて知った(6)

問5.福島第一原発事故の後、土壌や食品などの放射能測定を依頼したことがありますか。
□ない(12) □ある(9)

問6.市民放射能測定所の活動は市民にとって有益だと思いますか。
□思う(22) □特にそうは思わない(0)
【コメント】
・自分の体と家族を守るために
・現実に起きている状況を知りたいから
・将来的には国が責任を持って調べた結果を食品に記載したり天気図のように周知徹底されるようにしたい。
・公正さを確保するため
・将来のためにデータを残すことが重要。モニタリングの必要性
・行政の発表は信じられないから
・まず数値を測って知ることからはじまると思うから
・風化をふせぐためにも大事だと思った。

問7.これまでは放射性ヨウ素と放射性セシウムしか測定していませんが、今後は放射性ストロンチウムも測定した方が良いと思いますか。
□思う(19) □特にそうは思わない(3)
【コメント】
・海洋汚染をしらべていくためには必要
・海産物
・ストロンチウムの数値が出ないことによって、その危険性を伝えられないから
・ストロンチウムの毒性が高いから
・容易には測れないから
・半減期を考えると余程の汚染でないと、現時点で検出されないのかも?と思います。あと、費用も高い印象が。セシウムと同じような価格であれば測定したい。
・「簡易測定」ならば、あまり意味がない。存在比率から。

問8.市民放射能測定所で全国的な土壌調査プロジェクトを企画したら、土壌を測定依頼したいと思いますか。
□思う(19) □特にそうは思わない(2)
【コメント】
・安全なところで暮らしたい。畑がしたい。
・住んでる環境について知りたいから。
・空間線量はあるが、食べ物土壌はまだないから。
・重要なことだと思うから。
・家庭菜園や、畑の土壌が安全なのか確認したい。
・メッシュが細かい土壌汚染データを残していきたい。
・実施するならば、レギュレーションが必要。

問9.今回のようなワークショップをまた開催して欲しいですか。
□はい(22) □いいえ(0)
【コメント】
・知識がないので、もう少し分かりやすいことも入れて欲しい。
・放射能について知る機会になるなら
・次はお友だち(やっぱり20才女性には知って欲しい!!)を呼んできたいので。
・面白かったから
・大気も海水も汚染され続けているので、常に情報と知識を更新していきたいので
・もっと地元の方々に知ってもらいたい
・大変勉強になりました。岡山地元の人にもたくさん来て欲しい。
・この問題は今後健康を考える上で勉強し続けることが重要だと思うので。
・是非お願いしたいです。広島で開催していただけるとありがたいです。
・きっかけが増えれば考え、行動(防御)できるとも思うから。

その他、市民放射能測定所に期待することなど、ご意見があればお願いします。
【コメント】
・少しずつでもいいが市民に広げていくよう頑張ってください。
・測定所があることを初めて知りました。原発事故が起きて時間がたっても、存在し続ける放射能は、やはり怖いですね。でも測定してくださる方がいらっしゃることで、現状を知ることができます。ありがとうございます。
・食物や土壌もそうだが、首都圏の焼却による影響もすごく気になる。実際に子ども達への影響を数値化や何らかの具体化ができる方法が、継続的にあればと思う。
・福島第一原発の被害にあわれた方ともっと交流しなくてはな~と反省です。みんなの安全を守るとりでの市民放射能測定所、今回初めて知りました。これからも応援しています。どうか頑張ってください。
・「子どもを実験台にしたくない!」そのとおりだと思います!せめて子どもの食べる物、学校給食は「ゼロベクレル」めざしてほしいです。給食ではなく、議員会館や国会、東電の社会で消費して欲しいです。
・継続、継承、相互交流
・まだまだ市民測定所を知らない人がたくさんいるような気がします。人間年数がたつと油断もし、忘れたりもするので、なるべく関心、防御を常にし続けるためにも、ワークショップ(勉強会、イベント)を定期的にしてほしい。
・勉強会にまた参加したいです。
・もっとマスコミでとりあげれればな、などと思います。末端の消費者ではなく、製造に関わるメーカーを動かすにはどうしたらよいか。
・長く続けて欲しいです。よろしくお願いします。
・西日本だと他人事な人が多い中、活動を続けてくれてありがとうございます。

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by azarashi_salad | 2014-08-20 08:22 | 健康 <:/p>

夏休み学習会in岡山2014「放射能測定に関するワークショップ」報告

8月16日(土)、岡山市の「きらめきプラザ」で開催した学習会。
生憎の雨模様でしたが、主催者、スペシャルゲスト、IWJ、お子さんを含めると延べ50名弱の参加があり、11時の開場から16時の閉会まで5時間近くの長丁場をお付合い頂いた多くの方に感謝申し上げます。

前半は各測定所のメンバーから発表、詳細は以下の通りです。

「土壌汚染の実態と情報リテラシー」(沢田 嵐:C-ラボ 市民放射能測定センター)
「せとうちラボと自エネ組の活動 」(大塚尚幹:せとうちラボ)
「放射能測定から見えてきたこと 」(杉原宏喜:おのみち -測定依頼所-)
「関西流通品の測定結果と活動紹介」(安東克明:阪神・市民放射能測定所)

私の発表概要は以下の通り。

・自己紹介
・Cラボの紹介
・テレビによる「やらせ」報道
・全国紙による「大本営」報道
・美味しんぼ騒動について
・発表の目的
・原子力緊急事態宣言
・福島第一原発から飛散した放射性物質
・Cラボの土壌測定データ
・土壌調査プロジェクトいわての測定データ
・まとめ

IWJによる動画配信は【こちら】
(私の発表は動画の開始から約30分間)

後半は「放射能測定所に期待すること」のテーマでパネルディスカッション。

モデレーターは私がつとめ、パネリストには大塚氏、安東氏、杉原氏の測定所メンバー3名に加えて、小平市から岡山に移住した三田医師、桐生市から岡山に移住した庭山元市議のスペシャルゲスト2名、さらに会場参加者2名を加えた7名で、会場からの質問にそれぞれ答える形式で進行。

はじめは皆さん遠慮してか、なかなか質問や意見の手が挙がらず、モデレーターが事前に用意したテーマ「測定所が抱える課題」「測定データの評価」について、各パネリストを中心にディスカッションして頂きましたが、庭山元市議の市民目線のコメントや、三田氏の医師ならではのコメントに触発されたのか、進行を進める内に会場からも次々と質問が出てくるようになり、最後は当初予定していた1時間を大幅に上回り、質問を制限するほどの盛り上がりをみせました。

IWJによる動画配信は【こちら】

参加者アンケートの結果も概ね好評だと聞いていますが、集計結果がまとまれば別途ご報告したいと思います。

ともあれ、主催者も全員手弁当での参加、どうもお疲れ様でした。特に受付や会計の裏方作業を手伝ってくれた水野さんと駒場さん、本当にありがとうございました。
また学習会の内容を中継配信してくれたIWJさんもありがとうございました。

【8/19追記:会計報告】
収入:参加費 計15500円
支出:     計15080円
会場費 12420円
資料送料  1950円
資料送料  710円
(残金は市民測定所に寄付)

【8/20追記:相互リンク】
夏休み学習会in岡山2014「放射能測定に関するワークショップ」のご報告(おのみち測定依頼所の測定院のブログ)


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by azarashi_salad | 2014-08-18 09:31 | 健康 <:/p>

【告知】夏休み学習会in岡山2014「放射能測定に関するワークショップ」

夏休み学習会in岡山2014「放射能測定に関するワークショップ」のご案内

8月16日(土)、岡山市の「きらめきプラザ」にて、市民放射能測定所有志の主催で「夏休み学習会in岡山2014」(おのみち -測定依頼所-1周年記念)を開催します。

後半のパネルディスカッションにはSゲストも参加予定。
詳細は以下の通りです、ぜひ多くの方をお誘いあわせの上、ご参加ください。

テーマ:「放射能測定に関するワークショップ」(副題:おのみち-測定依頼所-1周年記念)
日時:8/16(土)12:00~16:00(開場11:00)(交流会16:30~19:00)
場所:きらめきプラザ401会議室(岡山県岡山市北区南方2丁目13-1)
参加費:1人500円(小学生以下無料)
定員:100名(当日受付・子供可)※禁煙
駐車場はありませんので、公共交通機関でご来場下さい
どうしてもお車でのご来場となる場合は周辺の有料駐車場をご利用ください。

発表メンバー:
沢田嵐(C-ラボ 市民放射能測定センター)
大塚尚幹(せとうちラボ)
杉原宏喜(おのみち-測定依頼所-)
安東克明(阪神・市民放射能測定所)

プログラム(予定)
11:00      開場
12:00-12:30 「土壌汚染の実態と情報リテラシー」(沢田 嵐)
12:30-13:00 「せとうちラボと自エネ組の活動 」(大塚尚幹)
13:00-13:30 「放射能測定から見えてきたこと 」(杉原宏喜)
13:30-14:00 「関西流通品の測定結果と活動紹介」(安東克明)
14:00-14:15  休憩
14:15-15:15 パネルディスカッション 「放射能測定所に期待すること」
モデレーター:沢田
パネリスト :大塚、安東、杉原+市民代表(庭山元市議 三田医師、他若干名を予定)
16:00      閉会

※市民代表としてパネリストに庭山元市議も参加します。
※三田医師も市民代表パネリストとして参加決定。
他にも一般の方からも1~2名程度ですが希望があればお知らせください。

※終了後は岡山駅周辺で会費制の交流会(16:30~19:00)も予定しています。
交流会への参加ご希望の方は、人数確認のために事前にメール[sokutei_ws@yahoo.co.jp]にてご連絡ください。なお、当日でも空きがあれば参加可能です。

【7月18日追記】
交流会ですが、メールによる受付の他にフォームによる受付も可能としました。
交流会のみの参加もOKです。お誘いの上ふるってご参加ください。
参加費は、大人4500円、子供3000円ぐらいの予定
◆お申し込みはこちら

主  催:市民放射能測定所有志
(C-ラボ 市民放射能測定センター、せとうちラボ、阪神・市民放射能測定所、おのみち -測定依頼所- 他)
お問合せ:
(電 話)090-2809-6631(杉原)対応可能時間12:15~13:00・17:00~20:00
(メール)sokutei_ws@yahoo.co.jp
発起人:水野、沢田、杉原

ポスターはこちら
◆夏休み学習会in岡山2014

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by azarashi_salad | 2014-08-16 11:00 | 健康 <:/p>

【転載情報】「肥料堆肥測定プロジェクト」(FBより)

汚染木くず問題の流れから、「肥料堆肥測定プロジェクト」を京都市民環境研究所と立ち上げました。

ご存知のように、福島をはじめ高汚染地域から肥料堆肥として使われるチップ、腐葉土など放射能検査をされないまま全国に流通しています。びわ湖河口に投棄された300トンの汚染木くずは、同時期に福島から搬出された9000トンの一部とされ、残り8700トンは堆肥肥料として流通した可能性が高いといわれています。

プロジェクトの目的は大きく3つ。
① 産廃ムラによる放射能拡散の周知
② 安全な堆肥肥料を消費者に利用してもらうため
③ 堆肥肥料の汚染ルートや傾向をつかむため 
* 詳細は添付のチラシをご参照くださいませ。

また来年は、8000Bq/kg 特措法が見直される年になります。
本プロジェクトがその下地作りの手伝いとなれば幸いです。
高濃度の堆肥肥料に関しては自主回収を要請するなどの対応も考えています。
データ結果を見ながらプロジェクトを最大限に活かしていきたいと思います。
測定結果は、市民環境研究所のサイトにアップいたします。

検体送付に関しては、多少ご面倒なお願いをしておりますが、正確で信頼性の高いデータを残すため
ですので、どうかご理解くださいませ。皆様のご協力とご支援なくして、成り立たないプロジェクトです。
またお気づきの点など、ご意見を是非聞かせてください。

どうぞよろしくお願いいたします!

◆チラシはこちら

検体の返送料込みで1000円だそうです。
完全にボランティアですね、お疲れ様です。

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by azarashi_salad | 2014-07-28 05:04 | 健康 <:/p>

【転載情報】環境省と326政府交渉ネットとの事前折衝報告(青木氏より)

環境省と326政府交渉ネットとの事前折衝報告 (概要)

日時:2月6日15時半~17時15分 場所:川田龍平参議院議員事務所 参加者:326政府交渉ネットワーク11人、環境省:大庭課長補佐ほか6名、川田議員

<要点>
1)がれきの広域化について
①宮城県発のがれきの広域化処理は、今年度(130331)で終了を認める。
②一方岩手県発のがれきについては、木くずだけとしていた埼玉県、静岡県については、終了を認めたものの可燃物の広域処理は必要と主張。これに対して326青木から岩手県は、現在がれきの総量や県内処理可能量の再精査中といっている。それを待たなければ広域化必要量は明らかにならないのでは?

また岩手県は、セメント工場で処理できるがれき量を、当初(2011年8月)には、日量1000トンとし、昨年5月には700トンとしていたが、先日の問いあわせに対して700トンもできなくなったといっていた。木くずをセメント原料として使うと塩分濃度が増し、使えなくなるという理由だった。

しかしセメント会社ではそのようなことは無いという。岩手県は環境省に引きづられて、広域化したいように見える。これまでも、環境省と岩手県とのがれきの広域化必要量が大きく異なるなど、意思疎通が悪い。この件について、改めて質問を出すので、それまでに実態についてきっちっと調査をしてほしいと伝える。

③宮城県発、岩手県発も含め、がれき広域化必要量が、発表のたびに変わっている。
半分になったり、10分の1になったり極めて杜撰であり、それらの変更理由は取って付けたものである。がれきの広域化の9割を占めていた宮城県の場合、市町村から委託を受けていた全量をゼネコンJVに業務委託していた。したがってもともと広域化は、必要が無かったのでは?

これに対して環境省は、「確かに一度民間に業務委託していたが、民間業者が予定していた県外処理が断られたため、その分を広域化処理することになった」と答えた。
そこで再度、そのことは以下の2つの点から理屈が通らないと主張。

イ)もし環境省が言うことが本当ならば、まずゼネコンJVとの業務委託契約の変更を先に行わなければならなかった。ゼネコンJVとの契約をそのままにして、ゼネコンに委託したがれきを広域化に回すことになれば、2重契約になる。

ロ)ゼネコンが県外処理に産廃業者を予定し、その産廃業者の所在する自治体の許可が取れなかったため、県外処理が進まなかったという話しがあったが、環境省は瓦礫の処理に当たって、通常の必要とする自治体許可が必要ないという通達を出していたではないか?

これに対しても、環境省はゼネコンとの契約変更を調整し、宮城県は契約変更したと時間的な経過を無視した答弁を行った。

宮城県の契約変更は、昨年の9月議会であり、業務委託契約(20110916)や環境省ががれきの広域化予算を通した時(20111121)からやはり1年近く経過していた。県外処理ができなかったから広域化したというのは採って付けた理由だと指摘し、この件について時系列を整理し、答弁するように求める。

2)指定廃棄物問題
鮫川村では、住民への何らの説明も無く、環境省が強引に8000Bq/k以上の放射線廃棄物を焼却するための傾斜式回転炉が建設され、今月末にも試験焼却が開始されようとする、まさに緊急事態となっている。

鮫川村の北村さんの質問に先立って、326政府交渉ネット藤原事務局員が質問した。
①199kg/h焼却炉はアセスメントフリーとは言え、大気拡散調査などを行ったのか?との質問に対して、 環境省側は観測はしていないと回答した。
②さらに、こうした重要施設の建設に対しては、住民説明会が開かれたのかの問いについても、 環境省は開いていないと回答した。
③「採用された傾斜式回転炉は、事故例が多い」「国立市や愛知県でのトラブルが報告されているが調べたか」との藤原事務局員の質問に対して、

環境省側は「調べたが国立の場合、炉の欠陥によるものでないと認識している」と回答したが、愛知の傾斜式回転炉爆発事故については「知らない」と回答し、「良く調べて見る」との回答があった。

続いて、鮫川村から来た北村さんが質問に立ち、「これ以上、福島県民を苛めないでください」と訴えた後に、「鮫川村では、放射能汚染も0.3μSv/hと低い。28トンの8000Bq/kgを超える牛糞などを、それ以下の牧草などに混入し、約600トンもの処理を行なうという。そのための焼却炉を設置すると言うことで、住民は反対している。日28トンだと住民は何処へでも無料で運び出すと言っている。焼却炉は必要でない」と。こうした訴えに対して、 環境省は無言のままだった。

3)がれきの広域化が終わったとしても、現在のように焼却処理を中心とした処理方式を見直しするつもり無いのか?
低線量の内部被爆の影響なども加味した上で、基準を見直し、
①基準以上のものは福島原発の周辺部に保管する
②基準以下のものも焼却しないで、森の防潮堤などや震災慰霊公園などとして企画することは考えないか?

これに対して、現在でも中間処分管理施設の建設すら進んでいない。無理という答弁があり、この件についても改めて質問すると伝えた。

以上

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by azarashi_salad | 2013-02-16 09:55 | 健康 <:/p>

【転載情報】2/12全国交流集会の報告(青木氏より)

1)全国交流集会の報告
がれきの最終決着を目指す全国交流集会は、2月12日13時から17時半まで行われ、交流会Ⅰ部(基調報告と全国からの報告)、記者会見、交流会Ⅱ(追加報告と提案、議論)を行い、メディア関係者や議会関係者を含め、全体通じて約50名弱の皆さんが参加しました。(東京新聞で報道されました。添付PDF参照)

集会は、がれきの広域化が破たんしつつあることを全国に宣言することが第一の目的で、開催しました。広域化の中心を占めていた宮城県発がこの3月末をもって、終息する発表がありました。岩手県発も中心の2県(埼玉県、静岡県)で終息する発表がありました。

いずれも再調査の結果、がれきの広域化が必要なくなったというのが、終息の理由です。しかしその内容は、がれきの量が半減したり、10分の1になった。がれきの山の中は土の山があったという馬鹿馬鹿しい発表内容です。その点を内外に問いかける交流会でした。

がれきの広域化政策は、明らかに破たんを示しているのに、大メディアはこの点を全国ニュースとして流していません。国の主導の下で行われたがれきの広域化政策は、全国メディアで何度も1面トップで報道されてきました。
ところが広域化自体が終息する状況になっても、北九州市や宮城県、そして静岡県などの地方では、終息がローカルニュースで大きく報道されても、全国面では、そのことを取り上げ報道していません。

大きな原因は、環境省が事ここまで来ながら、がれきの広域化政策が破たんしたことを認め、白旗を上げていないからですが、環境省の対応は、先日の東京新聞のように環境省を批判する報道を行っていない他のメディアの報道姿勢にも問題があります。

たとえて言うと戦争を始める時には、勇ましく開戦を報道しながら、終戦の時にはこれを報道しないというメディアの対応です。
その結果、がれき問題が被災地で必要性がなくなったと終息しつつあるにもかかわらず、大阪や富山でがれきの受け入れが開始されたり、開始されようとしているのです。
戦争の終戦を報じないため、それを知らず局地戦を続行するようなものです。

地方自治体の首長は、選挙によって選ばれる政治家です。政治家は、世論の動向に敏感です。全国広域化が終息しつつあることが、大阪や富山の人たちが分かるように大々的に報道されていれば、この2月から大阪や富山で受け入れが始まるということは無かったでしょう。
メディアの果たす役割が大と言わねばならないと思います。

大阪、富山、秋田には、岩手県発のがれきが運ばれてくる予定ですが、富山へは、山田町の「木くずを主にした可燃物」、秋田へは、同様のがれきが野田村から運ばれる予定です。静岡県は山田町と大槌町から木くずを、埼玉県は、その野田村から、木くずを運ぶ予定だったのが大幅に減ったため終息させているのです。

理屈から言えば、富山や秋田には運んで来る木くずはなく、木くずを主にした可燃物は、木くずがない以上持ち込むことが不可能です。大阪へは、宮古から持ってくることになっていますが、宮古を含め岩手県全域でがれき量の再調査中であり、広域化の必要性は、データに基づき立証されていません。

実際岩手県発のがれきの見積もり量は、この数か月の間で、10分の1になったり(埼玉県)7分の1になって(静岡県)います。
大阪を含め今後広域化を予定しているがれきの実際の量はどのようになっているのかを岩手県の環境生活部廃棄物特別室に尋ねたところ「現在精査中」と言うことだったのです。

大本営である環境省が白旗を上げないため、「戦争全体が終息しつつあるのに」新たに開始するところがあるというばかばかしいことが起こりつつあるのです。

がれきの広域化は、輸送費が倍以上かかり、究極の無駄遣いであることは、隠せないことであり、税金の無駄遣いに「ペンの力で追及できない」メディアは、もはや権力を監視するという公的役割を無くした権力の補完物と言ってよいでしょう。

2月12日の集会は、環境省に広域化政策の破たんを認めさせ、今も開始しようとしている大阪、富山、秋田を止めさせる。そのためにメディアも働いてほしいという集会でした。(皆さんも各新聞に読者の声としてその事実報道を全国報道として伝えないのかを尋ねてください。)

 私たち一人一人の行動が、もう少しで終焉させるところまで追い込んできました。

集会では、鮫川村も住民の皆さんの力で村長が諦めるところまで追い込みつつあるという報告がありました。がれきの場合は処理の主体は、市町村や自治体であり、指定廃棄物の場合、実施主体は環境省であるため、自治体が反対しているからといって、一筋縄ではいかないと思いますが、もう一歩のところに来ています。

集会には岐阜環境医学研究所所長の松井英介医師も特別参加され、がれき全国広域化の背景としてIAEAの存在があり、原発事故の影響を小さく見せ、今後も世界の原発建設の計画に影響がないようにする意図があったのではという指摘をされました。

 3月の環境省交渉で、これまでのがれきや汚染廃棄物の焼却中心の処理を見直しさせて行きましょう。


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by azarashi_salad | 2013-02-16 09:51 | 健康 <:/p>

【転載情報】青木秦さんと岩手県との話し合い

岩手県の瓦礫広域処理を止めるため、青木さんが岩手県の担当者と打ち合わせを行っていますが、その一報が届いたので転載します。

岩手県環境生活部 廃棄物特別室との話し合い 概略 メモ
2013年1月24日 10時~11時15分 於いて 岩手県庁

要点報告

1)静岡県へのがれき、終息に関連して
「山田町、大槌町の木くずが無くなったこともあって、現在環境省と調整中である。静岡県にも話している。」
 静岡新聞の報道について、岩手県の担当者から裏が取れた。

2)埼玉県への野田村からのがれき量が、大幅に減ったことに関連して、
Q「調査会社は、民間委託したのか?その会社名は?」
A「『応用地質(株)』」
Q「岩手県はすべてそこか?」
A「県が委託を受けたところ(野田村、山田町、大槌町、宮古等)については、応用地質だ。」
Q「他はどのようなところか」
A「釜石―パシフィック、陸前高田と大船渡は、リマテック」
岩手県が統括している関係においては、全て「応用地質」で行っていることが分かった。そうすると他の計測も推計値が、10分の1になり、予測量が減ることになる。その点を尋ねると
A「その通り」「木くずは減る」と答えた。

3)岩手県は、どれだけ処理できるのか?
Q「昨年の岩手県の詳細計画では、清掃工場の焼却炉、仮設炉、セメント会社を使って日量1190トン処理できると発表されている。そこから計算すると年間330日を掛けると、年間の処理量がけいさんできるが?」
A「セメント会社の処理量は、塩分濃度の関係があって、700トン見込んでいたものがそうはいかなくなった。処理できる量は減っている。」
Q「当初1000トン処理できるとし、700トンに代える時にも同じ理由を使っていた。塩分量がどの程度ならまずいのかセメント会社から出ているのか?データはあるのか教えて欲しい。実際に現状でどれだけ処理できるのか?」
A「すぐには出せない」

4)正確な見積もり結果はいつ出るのか?
Q「野田村や山田町、大槌町で木くずの減少が分かった。岩手県全体として『発生量』が整理できれば、『県内で処理できる量』を差し引けば、『広域化しなければならない量』について答えが出る。」
A「すぐには出せない」
Q「1週間あれば出せるか?」
A「・・・・」
Q「1~2週間か」
A「環境省と調整して環境省から発表することになる。」

5)その他
Q「宮城県が終息するという情報について、環境省から事前に通知があったか」
A「ない」
Q「昨年環境省リサイクル対策部で5月21日に発表した広域処理の推進についてでは、広域処理の必要量を119万トンとしていた。それが8月7日の環境省「工程表」では、約2~3割ぐらいに減った。なぜか?」
A「岩手県では、岩手県でその時点で処理見込みの量を除いて、処理できない分として119万トンと発表した。それが広域化必要量として発表された。その後岩手県内で処理する方向で検討した結果、約2~3割に減らすことができた。」
Q「陸前高田から建設産廃系を新たに東京に運ぶという報道があるが?」
A「産廃ではなく、一廃である。岩手県の分類では、可燃物。東京の分類で、建設系混合物という分類の方法になっている。陸前高田の事なので岩手県は直接関与していない。」

以上

今回の話し合いで

①静岡県は、岩手県サイドでは、終息さる方針であるが分かりました。
―この他のやり取りの中で、埼玉県、静岡県は「木くず以外はダメと言うことなっで、今回終息することになったが、富山や大阪については可燃物でも良いということなので、継続している。」と話していた。なお富山でも、説明会の会場では「木くず」と説明したり、大阪でも契約書に「木くずを中心とする可燃物」なっているため、木くずが無くなることは、広域化の条件が無くなっていると言える。-

②また現状で正確な広域化必要量を算定していないことが分かり、
このまま大阪や富山への広域化を進めれば、公金の無駄使いとなることが分かった。

なおこの話し合いには、「子供たちの放射線被曝の低減化を推進する盛岡の会」の3人の女性も参加しました。

報告 環境ジャーナリスト 青木泰


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by azarashi_salad | 2013-01-27 12:08 | 健康 <:/p>

宮城県で聞いた現地の声

昨年の夏、宮城県に滞在して現地で体験したことを備忘録としてまとめておく。

仙台と岩沼に10日間ほど滞在したが、その間に「各地で瓦礫を受け入れてくれなくて困っている」なんて話は一度も聞かなかった。

よく聞かれた話は

「仙台は復興のミニバブルで東北中から人が集まっている」
「復興予算はいくらでもあるが、それを処理するための行政スタッフが足りない」
「復興事業に必要な技術スタッフや被災者のためのカウンセラーなどの専門スタッフが足りない」


ということで、実際、仙台の地下鉄車内には任期付き職員の募集ポスターが沢山貼られていた。

(麻生財務大臣は地方公務員の給与カットを強要しているそうだが、それよりも手当を出してでも被災地に各地から地方公務員を派遣した方が、被災地復興のために役立つのではないだろうか)

閖上港では1周忌までは誰も釣りをしてなかったそうだが、私が行った昨年の夏は大勢が釣りをしていた。

閖上地区は殆ど人が住んでいない状態で、建物の基礎だけで何もない大地が広がっており、瓦礫は探さなければ見つからなかった。

閖上地区など津波の被害を受けた地区は全域が移住対象となっているが、まだ被災者のショックが大きく慎重に住民合意を進めているそうで、復興が進まないのは瓦礫処理の遅れではなかった。

被害が酷い閖上や岩沼の方と話したが、大半の方は広域処理なんて望んでおらず、岩沼市は市独自で「森の防潮堤」に取り組んでおり、宮城県議会は「森の防潮堤」を全会一致で推進している。
◆瓦礫を活かす・命を守る「森の防潮堤」プロジェクトの支援をお願いします。

一方、津波被害の無かった仙台中心部は以前と変わらないほど賑やかで、外見上は震災の影響を殆ど感じることがなかった。

仙台では「森の防潮堤推進東北協議会」の日置会長と面談し、政府と知事が「森の防潮堤」に及び腰のため、各地の企業やボランティアの支援が頼りである事などの苦労話も伺った。

「私で何かお手伝い出来ることはあるか」と尋ねたら、会長は「とにかく一人でも多くの方に森の防潮堤について知って貰いたい」と訴えられたので、瓦礫広域処理問題で一緒に運動したメンバーや地方議員に「森の防潮堤」の資料を広め、彼らと協力しながら愛知県内の自治体に「森の防潮堤」支援の働きかけを行っている。

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by azarashi_salad | 2013-01-20 08:24 | 健康 <:/p>

瓦礫広域処理の反対運動を20か月続けてきて学んだこと。

12/29に高知で行なわれた勉強会で、私が瓦礫広域処理の反対運動を20か月続けてきて学んだことについて話した。(以下はそのポイント)

①製造メーカーが保証出来ないと言っているのに、バグフィルターで安全です、と開き直る相手に安全面の問題で追及してもムダだと悟った。
(放射性物質に化学物質にアスベスト、どれだけ問題点を示しても最後は「安全だから受け入れます」という答えしか返ってこない。)

②お金でしか物事を考えられない相手には、お金の問題で追及するに限る。
(がれき広域処理は復興予算の被災地外流用と無駄遣いであることが判明している。復興予算は全国民の所得税、住民税増税で賄われており、おかしな使われ方に対して反対の声をあげるのは納税者として当然の権利。)

③自治体が瓦礫を受け入れたいのは補助金目的。
(がれきの受け入れを検討しただけで、被災地でなくても交付金と特別交付税によりゴミ処理施設の整備費を国が負担する。この予算にも復興予算が流用されている。)

④環境省が広域処理を進めたいのは予算を余らせたくないから。
(総量見直しでがれきの総量が当初から3~4割も減ったのに瓦礫処理予算を減額する気が無い。一度認められた予算は意地でも使い切ろうとする予算消化主義により、瓦礫の処理よりも「広域処理」が目的化している。)

⑤政府が瓦礫を拡散したいのは放射能汚染の規制を緩和したいから。
(クリアランス制度はまだ社会に定着しておらず、これまで原発で出た廃棄物は100Bq/kg以下でも全て六ヶ所村に運んで厳重に管理していたが、特措法により8000Bq/kgまでは放射能汚染されていない廃棄物として処理できるように規制緩和された。この既成事実化により現行クリアランス制度をなし崩し的に規制緩和するのが狙い。)

⑥規制緩和の目的は損害賠償責任の回避と廃炉コストの削減。
(事故前の規制で厳格に対応しようとすると政府及び東電の損害賠償責任が膨大に膨れ上がる。さらに今後の原発廃炉で必要となる最終処分場建設の負担も減らしたい。規制緩和の目的はこれらをふまえた経済合理性に基づく「コスト削減策」である。)

⑦市民運動は誰かの指示や義務感ですると長続きしない。
(市民運動は自分の時間とお金を使って無償で行うのが基本、仕事ではないので対価を求めない。そのかわり義務感で行動する必要はないし、誰からも指図を受ける必要もない。)

⑧運動の目的は自分や家族の為であって、世の為、人の為と思って運動をしない。
(長く運動を続けていると壁にぶつかったり、非難されたり、嫌な事ややめたいと思う事が必ずある。世の為、人の為と思って運動していると、なんで私がこんな思いをしなければいけないのか、と誰かに恨み言を言いたくなるが、自分や家族の為と思って運動していれば誰も恨まないで済む。)

⑨運動の為の組織やリーダーを作らず、市民が情報ネットワークで繋がって、自分の判断でやりたい運動をする。
(組織や特定のリーダーに頼ると人任せの運動になる。自分で考えて運動するためには有益情報の共有が重要。また運動への協力を強制せず、あくまで呼び掛けに応じた方による自発的な運動が基本。)


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by azarashi_salad | 2012-12-31 12:45 | 健康 <:/p>

岩手県からの回答

「日本未来の党」は瓦礫の広域処理「見直し」を公約として掲げている。

震災復興のために被災地のガレキ処理が重要かつ不可欠だが、全国各地の国民に不安を与えている現状の広域処理は見直す放射能汚染の拡散リスクを最小化することを最優先した上で、廃棄物処理の原則(3R=減らす・再利用・リサイクル)や化学物質・重金属汚染のリスクを慎重に見極めながら、柔軟に多様な処理方法を適用しつつ、迅速に進める。
◆震災復興のための震災がれき処理


そこで同党の達増氏が知事を務める岩手県に、この「公約に対する知事の見解」について質問したところ以下の通り回答が来た。

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 このたびは、県政に関する御提言をお寄せいただき、ありがとうございました。
 御提言いただいた件につきまして、次のとおり回答いたします。

 岩手県の災害廃棄物は約525万トンと推計され、県全体の一般廃棄物量の12年分にも相当する膨大なものです。現在、災害廃棄物は各市町村の仮置場に山積みにされている状況ですが、まちづくりや防潮堤の整備等に当たり支障となる場所も多く、復旧・復興の妨げとなっております。
 災害廃棄物の処理については、早期処理の必要性、県内処理施設の能力や国の処理指針等を総合的に勘案して平成26年3月末までに処理を完了すべく、市町村の清掃センターだけでなく、太平洋セメント等の民間施設など県内の既存施設を最大限活用するほか、仮設焼却炉も設置して処理を進めておりますが、県内の処理施設だけでは期限内に処理することができないことから、どうしても県外の皆様に広域処理をお願いせざるを得ない状況となっております。
 災害廃棄物の期限内処理のためには、県として広域処理は引き続き必要であると考えており、一日でも早い被災地の復興を目指して最善の努力を続けていきますので、何卒ご理解とご支援をいただければ幸いです。
 なお、環境省のホームページに広域処理情報サイトが開設されています。広域処理についてよくある質問に対する回答などが示されていますので、参考までにお知らせします。
 http://kouikishori.env.go.jp

※文書を添付しております。(ワードファイル)

〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
岩手県 環境生活部 廃棄物特別対策室
FAX019-629-5399
E-mail AC0007@pref.iwate.jp


なるほど、達増知事が公約を守る気がないことはよく分かった。


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by azarashi_salad | 2012-12-20 19:35 | 健康 <:/p>