▼本当に今やるべきことか

●被害者救助に全力=安倍首相、遊説先から帰京・現地へ(7月16日13時1分配信 時事通信)
 政府は16日、新潟県中越沖地震の発生を受け、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、情報収集に当たるとともに、被災者の救出に全力を挙げた。参院選応援のため長崎市入りしていた安倍晋三首相は急きょ遊説を中止し、長崎空港発の全日空機で帰京。官邸で被災状況の報告を受けた後、陸上自衛隊のヘリコプターで同県柏崎市の被災地に向かった。
 視察に先立ち、首相は官邸で記者団に「人命の安全とライフラインの確保、皆さんの不安を払しょくするために万全を期したい。まずはわたしが現地に参り、状況を把握し、皆さんに少しでも安心してもらいたい」と述べた。また、自身の視察のために現地の人員を割かないよう指示したことを明らかにした。
 首相は地震発生直後の午前10時17分ごろ、長崎市で秘書官から報告を受けた。直ちに関係省庁に対し、関係自治体と連携して被災状況の把握と被災者の安全確保、救出に全力を挙げるよう指示。午後2時24分官邸に戻り、同3時すぎ官邸屋上から陸自ヘリEC225で出発した。溝手顕正防災担当相を団長とする調査団も現地に向かった。

○安倍総理だけでなく、選挙期間中と言うこともあってか、各党とも現地で遊説でもしそうな勢いで人を送り込んでいるが、本当に今やらなければならないことかよく考えて欲しい。

 こうした災害時は現地ではやることが山ほどあって、はっきり言って国会議員のお守りをしている暇なんて無いということは、ちょっと考えれば分かりそうなものだが。

 大体、「首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、情報収集に当たるとともに、被災者の救出に全力を挙げた」とあるが、肝心の首相が現地入りしていて官邸対策室では一体何をしているのやら。

 また、安倍総理は「自身の視察のために現地の人員を割かないよう指示した」と言うが、総理が来るとなれば、そのスケジュールを何度も念入りに確認したり、現地入りした際の交通手段の確保や視察場所の調整など、現地にとっては余計な負担になるに決まっている。

○もう少し現地が落ち着いて、復旧に向けて国を挙げての支援が必要になれば、確かに国会議員の視察も必要だろうし、その時はいくらでも現地入りすればいいが、少なくても今でないことだけは確かだと思う。
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by azarashi_salad | 2007-07-16 17:34 | 政治 | Comments(8) <:/p>

Commented by おかにゃん at 2007-07-16 23:58 x
こんばんは。
はっきりいって「選挙対策」だと思いますが,一方で,行かなければ行かないでこれまた批判されることになりますから,ならば行った方がまし,という判断だったのかと思います。
ただ,正直なところ,現場では余計な警備などが必要となるため,「邪魔」というのが本音かもしれません。

ちなみに,数年前のドラマ「救命病棟」では,選挙対策のつもりで震災の被害を受けた東京に入った国会議員が,予想以上の惨劇にビックリし,本気で被災者対策をはじめたという設定になっていました。安倍首相もそういう気持ちになってくれれば行った価値があるとは思いますが,果たしてどうでしょうかねえ。
Commented by azarashi_salad at 2007-07-17 07:10
♪おかにゃんさん、こんにちは。
「災害対策には選挙が有効」なんてブラックジョークまで出ているようで、そろそろ国民もパフォーマンスに踊らされなくなってきたみたいですね。
安倍総理の現地視察は柏崎原発が中心で、避難所などは少し視察しただけで官邸に戻ったそうなので、被災者の状況をどこまで把握して戻ったか分かりませんが、行ったからには被災者対策に活かされることを望むばかりです。
Commented by taketombow at 2007-07-17 20:33
 現地に行けば行ったで迷惑をかけることは有りますが、やはり行くべきでしょう。選挙対策は別としても。
 例の村山内閣のときのような、政府の無様な姿は見たくありませんから。
 ただ、この地震対策で、今回の選挙の争点がぼやけてしまったり、小手先の人気取りのパフォーマンスで、選挙結果が大きく左右されてしまわないかとても心配です。今回の地震対策もたいへん重要な争点の一つになり得ますが、それだけで、先回の郵政選挙の二の舞はして欲しくありません。先回の選挙では、当時の政権を支持し大きな流れを作ったのは、結果として一番ワリを喰った人たちだったということを聞いたことがあります。
Commented by azarashi_salad at 2007-07-18 07:03
♪taketombowさん、こんにちは。
こうした場合は、いかに適切に対応したかが評価されるべきであって、早さ競争になってもらっては困ると思うのです。
あえて、被災直後に与野党揃って党首クラスを次々に現地入りさせる必要がどこにあるのか、私には理解できません。
もちろん、全く行くなと言っているわけではありませんが、少なくとも救援物資もまだ十分に行き届いていないような被災直後であれば、防災担当大臣など必要な方だけが行けばいいことだと思いますが、いかがでしょう。
Commented by taketombow at 2007-07-21 18:31
> こうした場合は、いかに適切に対応したかが評価されるべきであって、早さ競争
> になってもらっては困ると思うのです。
 もちろん、あざらしサラダさんの仰るとおりです。現地の救援関係者にとって、はっきり言って邪魔だと思います。しかし、被災者感情としては、「行政トップが現地入りした」というのは、非常に勇気づけられる事だと思うのです。当然のこととして「適切な対応」を目指すべきですが、混乱した現地で、被災者からはなかなか見えないのではないかと思います。
Commented by azarashi_salad at 2007-07-21 20:37
♪taketombowさん、こんばんは。
外野が騒ぐようなことではないかも知れませんが、個人的には国会議員の現地入りに勇気付けられた方よりも負担に感じた方の方が多かったのではないかと思います。
(もし私が柏崎市や新潟県の担当者なら勘弁してくれと言いたいですね)

それは、彼らが本心では何を思って現地入りしているかは、こうした記事を読むまでもなく分かるからです。

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1323

○議員が救援活動を「珍道中」

中越沖地震が発生した翌日の17日、新潟市で行われた民主党の被災者救援募金活動に参加した末松義規衆院議員(東京・比例)が、自身のホームページのブログで「新潟に行きました。黄門様、スケさん、カクさんの珍道中でした」と記述。「珍道中」という表現を批判する書き込みが殺到し、削除していたことが20日までに分かった。
Commented by taketombow at 2007-07-22 09:08
「あざらしサラダさん」の仰るとおりなんです。
国会議員なんて直後には一人も要りません。「珍道中」なんて落選後にすればいいのですから。
 行政トップの首相と防災担当大臣だけは必要と思うのです。被災者感情として「私たちの窮状を見て欲しい、分かって欲しい、早急に対応して欲しい」という思いに応えるのも大切な役目だと思います。
Commented by azarashi_salad at 2007-07-22 09:34
♪taketombowさん、こんにちは。
防災担当大臣はこうした場合の最高責任者ですから、トップが即座に現地入りするのは当然であって、それを批判するつもりは全くありません。
どちらかといえば、与野党の国会議員の方に勘弁してくれと言いたいですよね。
首相については色々な見方があると思いますが、私は直後に現地入りするのではなく、まずは官邸対策室で次から次へと入ってくる情報を適切に判断して担当者に適切な指示を出す、これが先決だと考えます。
首相自らが現地入りして「ああしろ、こうしろ」と指示すれば、防災担当大臣は何も言えなくなってしまいますよね、組織とはそういうものでしょう。

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