▽都民の選択

●阪神大震災「首長判断遅く2千人犠牲」 石原氏が発言
 石原慎太郎氏は8日夜の会見で防災策に触れ、「神戸の地震の時なんかは(自衛隊の派遣を要請する)首長の判断が遅かったから、2000人余計に亡くなったわけですよね」と発言した。阪神大震災の被災地で反発が出ている。
 震災時の兵庫県知事、貝原俊民氏(73)は「石原さんの誤解。たしかに危機管理面で反省はあるが、要請が遅れたから死者が増えたのではない。犠牲者の8割以上が、発生直後に圧死していた」と反論する。
 震災後に同県の初代防災監を務めた斎藤富雄副知事(62)は「全く根拠のない発言で、誠に遺憾。将来の備えのためにも、過去の災害を適切に分析してほしい」。神戸市に次ぐ被害を受けた同県西宮市の震災時の市長、馬場順三氏(81)は「震災を実際に体験していないから言える発言ではないか」と語った。

○先日の日曜日は統一地方選があり、私も散歩がてら投票してきたのだが、お隣の東京都知事選では、現職の石原知事が他候補を全く寄せ付けない圧勝だったとか。

 選挙期間中は「反省」も口にしていた同知事だが、選挙に勝つやいなや、いつもの石原節が復活したようだ。
 それにしても、この発言は震災被害者や復旧に努力してきた関係者に対していかがなものだろうか。
 ぜひ、「2000人余計に亡くなった」具体的な根拠を説明して欲しいものである。

 まあ、仮に2000人という数的根拠があったとしても、あのような非常時の対応を後から批判するだけなら誰でもできるわけで、そうではなくてあの震災を「他山の石」として、来るかも知れないと言われている首都圏地震の備えに活かしてこそ責任ある知事の姿勢だと思うのだが、こうした発言をする政治家は、自らに降りかかってきた場合は多分「自分には責任はなかった」と逃げるんだろうなあ。

 まあ、これが「都民の選択」だと言うことで。
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by azarashi_salad | 2007-04-10 07:26 | 政治 <:/p>

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