▲「御殿場事件」は捏造か?

a0008617_1152331.gif●踊る新聞屋さんの記事でも紹介されている「御殿場事件」。

○私も「ザ・スクープ」を見たが、特に第2部で放送された「御殿場事件」とは、一体何なんだろうか。

 上のリンクで動画配信しているので、ぜひとも自分の目でご覧頂くことをお勧めするが、こんな裁判で有罪が決まるのであればはっきり言って「アリバイ」なんて不要だと思う。

 この不可解な事件については、この事件を取材した長野キャスターのブログ(長野智子blog)でも取り上げられており、ひとつ前のエントリー(有罪判決)と合わせると、すでに250件以上のコメントが寄せられているほど、ネット上ではかなりの話題になっているが、なぜか新聞報道などではあまり取り上げられていない。

○googleで「御殿場事件」で検索しても、マスコミのページは「ザ・スクープ」位しか見つからないのが不思議だが、先程紹介した長野智子blogでは、この裁判の問題点が大きく2点に整理されている。

 一つ目の問題は、公判途中になんと事件の犯行日が、検察側の一方的な言い分で変更されたこと。

 もともと被害女性は、9/16に暴行の被害に遭ったと証言していたものの、その後の弁護側の調べで、当日は出会い系サイトで知り合った別の男性と会っていたことが明らかになると、検察側が一方的に犯行日は1週間前の9/9だったと訂正を申し入れ、地裁がいとも簡単にこれを認めてしまったというもの。

 こんな理不尽な変更がまかり通るのであれば、アリバイなんて何の意味も持たないと思うのだが。

 二つ目の問題は、新たな犯行日とされた9/9の天候だ。

 当日は、犯行現場付近では合計45ミリの雨が降っていたにもかかわらず、裁判では、被害女性が「衣服が濡れていなかった」と証言している矛盾に全く触れられていない。

 さらに、この被害女性は9/16の帰宅が遅くなった理由について、「暴行を受けそうになった」と親にウソをついたという事実が明らかになっているにもかかわらず、検察側も裁判官も彼女の証言だけを全面的に信用しているのも不自然だ。

○長野キャスターは、今回の有罪判決の背景について、以下の通り指摘している。
 今回番組で取り上げた被告以外、つまり逮捕された10人の少年のうち、他の6人は少年院送致など、すでに処分済み。
 しかも、処分された少年の調書は、少女が犯行日を16日から9日に変える前の、嘘がそのまま書かれた内容なんです。ヘン! 警察、検察、そして裁判所も6人を処分している以上、今さら事件の根幹に疑問を呈することもできない、という体面上、犯行日の天候といった客観的証拠を無視しているとしか思えません。

 もし、この指摘どおりなら、まさに警察と検察、裁判所がグルになって架空の暴行事件を捏造しているということであり、耐震偽造にも匹敵する大問題だと思うのだが、全国紙等のマスコミは、まだ静観を決め込んだままである。

 確かに、「ザ・スクープ」で放送された内容は、どちらかといえば加害者側からの証言がほとんどだったので、もしかすると我々視聴者には知らされていない事実があるのかもしれないが、そうであれば、そうした事実関係とともに、上記で指摘されている二つの問題点についても、納得の行く説明が求められるのではないだろうか。
[PR]

by azarashi_salad | 2005-12-24 10:09 | 社会 <:/p>

<< ♪クリスマスプレゼントは誰の手に ♪ブックカバーなんていかが! >>