▲「偶然」それとも「わざと」?

a0008617_12194046.gif●航空無線の電波が一時停止 混信か、米軍に調査を依頼 [ 10月21日 共同通信 ]
 21日午前11時23分から35分にかけ、千葉県館山市と伊豆諸島の新島、大島にある3カ所の航空無線施設で、電波が次々に一時停止する障害が発生した。

○昨日、こんなニュースが報道された。
 ほとんど注目されない小さなニュースだったが、その前日には、こんなニュースもあった。

●<電波障害>羽田空港周辺の電波リスト提示 国交省 [ 10月20日 毎日新聞 ]
 羽田空港で着陸用距離測定装置が外部からの電波の影響で誤作動し、滑走路が使用できなくなったトラブルで、国土交通省の佐藤信秋事務次官は20日の記者会見で、同空港や周辺の無線施設で使用している電波リストを在日米軍や防衛庁に提示したことを明らかにした。同省は米軍などが使っている周波数を把握していないため、混信に注意するよう求めている。

○これについては、もともとはこの事件が発端のようだ。

●違法電波で羽田空港の50便遅れ 滑走路、約3時間閉鎖[2005年10月17日 朝日新聞]
 17日午前9時ごろ、羽田空港のA滑走路で、着陸機に滑走路までの距離を知らせる「距離測定装置」が異常値を示すようになった。違法な電波の影響とみられ、国土交通省はA滑走路を同11時45分ごろまで閉鎖した。この影響で、日本航空や全日空の着陸便約50便が最大1時間遅れた。
 総務省の調べでは、電波は神奈川県横須賀市の米軍横須賀基地から出ていた可能性があるといい、国交省とともに調査している。同省によると違法電波による滑走路閉鎖は初めて。

○混信に注意するよう申し入れた翌日に立て続けに電波障害が発生するなんて、随分タイミングが良すぎると思うのだが、21日の電波障害は本当にただの偶然なのだろうか?
 もしかすると、たちの悪い「アメリカンジョーク」のような気がしないでもない。

 ちなみに、17日の朝日新聞ニュースでは「違法電波」と書かれているが、実は、米軍が使用する電波については「電波法特例法」により以下のとおり規定されている。
 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約に基づき日本国にあるアメリカ合衆国の軍隊がその用に供する無線局については、電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)の規定にかかわらず、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の定めるところによる。

○こんなところにも「日米地位協定」の壁があり、仮に米軍が発した電波が国内法上は違法であったとしても、法律違反として扱うことが可能かどうかは微妙といえそうだ。

 いずれにしても、国民の安全に直結する問題だ。
 関係省庁には、しっかりとした対応を望みたいものである。
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by azarashi_salad | 2005-10-22 16:06 | 社会 <:/p>

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