△書くべきことはあるはずだが?読売社説

●大西さんのブログ記事(よほど書くことがないのかな?読売社説)で、5月13日の読売新聞社説「TBS盗用問題 報道倫理に対する背信行為だ」が紹介されています。

○この社説では、TBSのHP上に掲載されているスポーツコラム「DUGOUT」が、読売新聞やな毎日新聞などの記事やコラムを盗用していたとして、「報道倫理の観点からも非難を免れない」と批判しています。
 これに対して大西さんは、JR西日本の記者会見で暴言を吐いた読売新聞記者の件を例に挙げ、「ジャーナリストにとって盗用は、確かに大きな問題だと思いますが、自社の恥ずかしい行動には何も触れないと言うのはいかがなものか」と問題提起していますが、私も全く同感です。

 確かに、この記者の件については読売新聞は「脱線事故会見巡る不適切発言でおわび」の記事を掲載し、すでに大阪本社の社会部長名でお詫びの談話を発表しています。
 その中で「日ごろから、日本新聞協会の新聞倫理綱領、読売新聞記者行動規範にのっとり、品格を重んじ取材方法などが常に公正・妥当で、社会通念上是認される限度を超えないよう指導してきました。今回の事態を重く受け止め、記者倫理の一層の徹底を図ります」と反省の言葉を書いています。

 しかし、この談話に書かれているように、読売新聞が本当に今回の事態を重く受け止めているのであれば、「報道倫理」について社説でまで取り上げて問題提起すべきテーマは、「TBSの盗用問題」ではなくて自らの報道倫理問題ではないでしょうか。
 私は、自社が「報道倫理」に関する不祥事を起こしているにもかかわらず、わざわざ他社の不祥事を取り上げて批判するこのような読売新聞の姿勢に、「本当に事態を重く受け止めているのだろうか」と疑問を抱いてしまいます。

【5/14:追記】
 書きかけの中途半端な文章をアップしてしまいましたので、以下のとおり追記します。どうも失礼しました。m(__)m

○そもそも、今回のJR西日本の脱線事故に関する報道の問題は、単に一記者の「報道倫理」だけの問題だったのでしょうか。

 前回私がエントリーした記事(☆マスコミ報道への怒り、あきらめ さまざまな声)には多くの方々からTBやコメントが寄せられましたが、それらの意見の多くは『私たちが本当に望んでいる報道は、事故再発防止に役立つ情報であるのに、「問題の本質」とは思えない部分に焦点を当てた報道が続いている』ということではなかったでしょうか。

 そして、マスコミがあのようなゴシップ情報を「視聴者のニーズ」と受け止めているのであれば、マスコミ自身も「利益追求のために安全を軽視している」と批判してきたJR西日本と同じ徹を踏んでいると言えるのではないでしょうか。

 私は、今回のJR西日本報道に限らず昨今の報道内容を見ていると、テレビだけではなく新聞報道までもが「ワイドショー化」しているように思われて仕方がありません。
 読売社説も、せっかく「報道倫理」をテーマに問題提起するのであれば、ぜひともこうした観点からマスコミ全体の報道スタンスが脱線していないか、を問うような問題提起をしてほしいと願ってやみません。
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by azarashi_salad | 2005-05-14 13:42 | 社会 | Comments(0) <:/p>

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