【マニフェストは政治という高額商品のカタログだ】

●前回の記事【サラリーマン世帯の税負担面から見た各党の公約をチェック】に、「マニフェスト、読んどきますか」(by cogno_eb2さん)、「自分でマニフェスト読みましょ」(by ヤースさん)の記事をTBを頂きました。

○お二方とも「マスコミ報道だけに頼るのではなく、投票前には自分の目で各党のマニフェストを確認しましょう」というご意見だと思いますが、おっしゃるとおりです。

 私たちが車やパソコン、携帯電話、家電商品などを買う場合には、テレビや雑誌のコマーシャルだけで決めるのではなく、各商品のカタログを取り寄せて、それらをよく読み比べた上で選んでいると思うのですが、政治についてもこれと同じことが言えるのではないでしょうか。

 もちろん、コマーシャルによる影響は大きいとは思いますが、消費者が賢く買い物をするためには企業の宣伝に乗せられるのではなく、消費者自らが購入する商品についての情報をできるだけ多く入手した上で、どの商品を購入するかを決定すべきと思うのです。

 その意味では、マニフェストは「政治という高額商品のカタログ」といっても差し支えないわけですから、各党のマニフェストをよく読み比べて「賢い買い物」をしたいものです。

 ちなみに、私がカタログを読み比べる際に注意している点は、カタログの大半を占めるメーカーの「ウリ」に惑わされるのではなく、カタログの一番後ろに記載されている「性能・緒元」に書かれているデータ(数値)に注目するよう心がけています。
 なぜかというと、この「性能・諸元」には具体的なデータ(数値)が明記されているので、他のページでいくらいいことばかりアピールしてみても、ここだけは嘘がつけないからです。

 マニフェストを読み比べる際にも、これと同じ注意を心がけたいものですが、具体的なデータ(数値)の書かれていないものが多くて困りものです、笑。

○ところで、前回私が参照した読売新聞の記事が掲載された時点(8/13)では、自民党と社民党のマニフェストはまだ正式に公表されていませんでしたが、ようやく各党のマニフェストが出揃ったこともあり、あらためて中身をチェックしてみたいと思います。

【自民党】「120の約束 政権公約2005」

【公明党】「日本を前へ。改革を前へ。」

【民主党】「2005年 衆議院選挙マニフェスト 政策各論」

【共産党】「総選挙にあたっての訴えと7つの重点公約」

【社民党】「社民党総選挙政策2005」

選挙情報専門サイト「ELECTION」

○こうしてみると、各党の公約にはかなりの違いがあることがわかります。
 前回の記事では、どの政党の公約を見てもサラリーマン世帯にとっては増税にしかならない印象がありましたが、やはりマスコミ報道だけを鵜呑みにしてはだめですね(反省)。
 
 もちろん、税制面だけで各党のマニフェストを評価するつもりはありませんが、我が家の場合は前回も書きましたように「税負担」が現在の最大の関心事です。
 したがって、私は残念ながら今回の選挙は投票できませんが、もし投票できるのであれば、せめて「最大の関心事」についてぐらい各党のマニフェストをよく読み比べた上で、投票にのぞみたいと思います。

 また、前回の記事で「納税者の90%以上を占めると言われるサラリーマンの声を代弁してくれる政党は、この国には出てこないのでしょうか」と書きましたが、どうしてサラリーマン世帯の声は政策に大きく反映されないのでしょうか。
 私は、その最大の理由は「サラリーマン世帯の要求を意識しても現実の票にはつながらない」と各政党が考えているからではないかと思います。

 したがって、ヤースさんからは「しかし、サラリーマンは『サラリーマン党』を作るという選択肢を持たないのでしょうね」とのコメントを頂きましたが、サラリーマン代表が自ら政党を立ち上げる前に、まずはみんなで投票に行くことから始めるべきではないでしょうか。
 今のように、サラリーマン世帯の多くが政治に無関心を決め込んでいる限り、私たちの声を代弁しようと考える政党などいつまでたっても出てこないのだろうなあ、と思います。

 サラリーマン世帯の皆さん、居酒屋で愚痴ばかり言っててもだめですよ!マニフェストを穴が開くほどよく読んで、みんなで投票に行きましょう。
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by azarashi_salad | 2005-08-20 14:06 | 政治 <:/p>

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