情報公開された岩手県の瓦礫データ

住民が開示請求した情報から、岩手県の瓦礫の種類及び総量などのデータが明らかになった。

以下リンクは、H25.1.24に岩手県知事が環境大臣宛に送った報告文書だ。これによると、岩手県の瓦礫発生量(推計)は、柱材・角材を含む可燃物が832,800トン、不燃物が1,037,200トン、漁具・漁網が30,400トンで合計1,900,400トンとある。(別紙1参照)
◆災害廃棄物推計量の精査をふまえた広域処理に関する調整について
(注:「残存量」とある手書きは「発生量」の間違い)

H25.1.25に環境省が発表したデータでは、岩手県の瓦礫総量は366万トンとなっており、それよりも176万トンも少ないが、この理由が「発生量の精査(資料1-2)」により判明した。
◆発生量の精査(資料1-2)

資料1-2によれば、柱材・角材を含む可燃物が832,800トン、不燃物・その他が1,037,200トン、漁具・漁網が30,400トンで合計1,900,400トンだが、これにコンクリートがら・金属くずの1,756,200トンを加えると3,656,600トンになる。

コンクリートがらや金属くずは、津波堆積土と同じく被災地の復興事業で引く手あまたの再生資源で、そもそも広域処理の検討対象外だ。このため岩手県知事から環境大臣宛の報告文書(別紙1、別紙2)には、これらの数字は記載されていない

そこで別紙1に記載されている瓦礫の、H24.11末現在における残存量を資料1-2で確認すると、柱材・角材を含む可燃物が555,800トン、不燃物・その他が868,400トン、漁具・漁網が23,200トンで合計1,447,400トンである。

したがって、H23.4からH24.11までの19ヶ月間の瓦礫処理量は、柱材・角材を含む可燃物が277,000トン、不燃物・その他が168,800トン、漁具・漁網が7,200トンで合計453,000トンとなる。

一方、別紙2には岩手県が広域処理を希望する瓦礫の種類と量が記載されており、柱材・角材を含む可燃物が208,800トン、不燃物・その他が72,200トン、漁具・漁網が20,700トンで合計301,700トンとある。

つまり、大量に発生して岩手県が処理に困っている瓦礫は実は190万トンで、その内の約16%にあたる30万トンを広域処理希望していることになる。


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by azarashi_salad | 2013-03-23 17:10 | 政治 | Comments(0) <:/p>

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