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瓦礫広域処理の反対運動は、強権的な行政を許さず、民主的な行政を実現する為の運動でもある

12/9、瓦礫広域処理について大阪で反対運動の中心的な存在だった「もじもじ」さんが逮捕された、というショッキングなニュースが流れた。
◆「がれき反対」准教授逮捕に「不当逮捕」— オルタナ

彼の運動方法については賛否両論あると思うが、愛知県で瓦礫広域処理について反対運動を展開してきた私たちにも起こり得た事件だと考えると、とても他人事とは思えない。

以下は、逮捕前の12/5に「もじもじ」さんがラジオ番組で話した内容だが、まずはこれをよく読んで欲しい。
◆12/5堤未果 x 下地真樹 「震災がれきの処理の現状について」(内容書き出し)

・「安全評価検討会」の議事録問題
・放射性物質による汚染問題
・アスベストや化学物質などの複合汚染問題
・バグフィルターの安全神話問題
・広域処理の輸送費など予算面の問題
・被災地における瓦礫処理の安全対策

私は「もじもじ」さんと直接コミュニケーションした事は無いが、彼がここで話している内容は、いずれも私たちがこれまで自治体や地元議員に訴えてきたことと同じ内容だ。

環境省、被災自治体、受入自治体は、これらの問題について正面から取り組むことなく「安全だから問題ない」という結論だけを振りかざして、強引に広域処理を推し進めようとしている。

しかし瓦礫の広域処理が「ウソ」を重ねた「間違った公共事業」であることは、以下の通り具体的なデータで既に証明されている。

◆がれき広域処施策の課題と総括
◆見えてきたがれき広域化の違法構造 -100万トンの「木屑」が消えた。
◆【緊急投稿】岩手県の漁具・漁網(不燃物)広域処理の「ウソ」を暴く

そもそも瓦礫広域処理の反対運動は、強権的な行政を許さず、民主的な行政を実現するための運動でもある。

「もじもじ」さんの一刻も早い釈放を願うとともに、瓦礫広域処理の「ウソ」が多くの方に認知されることにより、被災地での適切な瓦礫処理が速やかに進むことを願ってやまない。


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クリックで救える命がある。

by azarashi_salad | 2012-12-11 12:27 | 健康 <:/p>

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