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【転載情報】青木秦さんからの案内及び報告

皆様へー26日に院内学習会と記者会見を行います。

がれきは、鹿島JV等の民間企業に業務委託していたのに、同じがれきを広域化処理に回し、2重に交付税を詐取していた。北九州問題(宮城県石巻市から試験焼却)の調査や東京都(宮城県女川町から本格焼却)の調査の結果、明らかになりました。これらの事情を326環境省交渉を行った政府交渉ネットで緊急学習会と記者会見を行い、皆様に明らかにします。

すでに北九州市では、北九州市市民検討委員会が、北九州市にこのまま宮城県からがれきを受け入れれば、宮城県の詐欺行為の共同正犯になることを7月8日に警告しました。さらにこの違法な受入れに対して、損害賠償請求訴訟を先日(7月17日)起こしました。(下記参照)

東京都の場合も、昨年9月16日に石巻ブロック(石巻市、女川町、東松島市)のがれきの全量が鹿島JVに業務委託されていた後に、がれきの処理を始め、鹿島JVに委託した中からがれきを引き抜き、コストがかかる処理を行っています。こうした違法処理を東京都や環境省が知っていたとしたら、詐欺罪にあたる行為になります。

現在環境省、東京都に対しての通告書を現在政府交渉ネットで準備しています。
この件を含め、今回は3件のご案内です。

(1) 7月26日(木)―緊急院内学習会&記者会見のお知らせ

放射性廃棄物全国拡散阻止!3・26政府交渉ネット
全国の震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)阻止に奮闘されているみなさまへ

政府・環境省の大嘘
―広域化震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)問題と被災地を喰いものにする
地に落ちた利権屋たち―
院内学習会のご案内

震災がれきの広域化問題
 
政府交渉ネットの事務局メンバーである奈須りえ氏(東京都大田区区議)や青木泰(環境ジャーナリスト)らは、この間震災がれきの広域化処理について、その実態を調査してきた。すでに奈須りえ氏、青山貞一氏、池田こみち氏、鷹取敦氏とともに、被災県ではがれきの広域化の必要性がなくなっていることを、「がれき広域処理の合理的根拠なし」共同調査チームとして発表している。

また青木泰は、北九州市の市民検討委員会のメンバーとして、広域化の調査を行い、受け入れを検討してきた石巻市でも、すでに処理するがれきがなくなっていたことなどを突き止め、市民検討委員会の報告「緑の情報特版」として発表している。

こうした中で、広域化を検討してきた多くの自治体が受け入れ中止を発表する動きが目立ってきている。
そこで3・26政府交渉ネット事務局では、広域化を巡る全国の自治体の最新の動きと北九州―宮城県、東京都―宮城県を巡る情報についてお伝えし、広域震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)政策の愚策を推し進めている構造を掴む、院内学習会を政府交渉ネット事務局として来る7月26日(木)に開催する。

平日ですが是非ご参集いただきたいと呼びかけます。

1部:学習会 (12時30分〜14時)    場所:衆議院代議員会館多目的ホール
2部:記者会見(14時20分〜15時20分) 同上
3部:学習会 (16時〜18時)       場所:参議院会館B-109

参加者・資料代 1000円(税込)



日時:7月26日(木)
名称:広域化震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)問題到達学習会&記者会見
主催:326政府交渉ネット
場所:衆議院第1会館 多目的ホール 12時30分〜15時30分)
場所:参議院会館  B-109(16時〜18時)
受付開始:12時0分〜

学習会の講師
1)環境省の大嘘と被災地を喰いものにする地に落ちた利権屋たち―学習会
 講師:藤原寿和&青木泰(放射性廃棄物全国拡散阻止!3・26政府交渉ネット事務局)

2)記者会見(14時20分〜15時20分)
 政府交渉ネットとして、環境省&東京都に通知書提出
*尚、記者会見の内容は、
①広域化問題全般
②環境省へのメッセージ
③東京都への要望書

3)試験焼却(「バグフィルター」安全論の虚構)問題学習会&参加者交流会
(衆議院議員会館から参議院議員会館から)―参議院会館   B-109 
(16時0分〜18時0分終了)

講師:藤原寿和&青木泰&野田隆宏
※上記報告者以外に現在特別講師の調整をしております。報告者が増える可能性があります。     
放射性廃棄物全国拡散阻止!3・26政府交渉ネット 事務局 

●院内学習会の内容
 政府・環境省の大嘘
―広域化震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)問題と被災地を喰いものにする地に落ちた利権屋たち―

1)広域化問題について
なおこの間の宮城県を巡る広域化の問題点を要約すると以下の通りである。
① 宮城県は、昨年の秋、県内を4つのブロックに分け、がれき処理を民間ベースで進めることを決定し、業務委託契約すら交わしていた。
② 北九州市や東京都に運ぶがれきは、石巻ブロック(石巻市、女川町、東松島市)として鹿島JVに宮城県の受託分は、全量委託され、その時点で広域化に回すがれきはなくなっていた。
③ そのため、北九州市の場合、試験焼却に対して鹿島JVに一度契約したがれきから運ばせるといった委託契約に違反する手続きを取っていた。
④ また一度契約していたがれきを二重にカウントすることになり、がれきの処理費が国の交付金から出されることを考えると、宮城県による国の交付金の詐欺行為に当たる恐れがあった。
⑤ また受け入れ自治体がこれに協力することは、詐欺の共同正犯に当たる懸念もあった。
⑥ なお宮城県で行われてきたことは、岩手県でも行われている可能性があり、広域化を進めてきた環境省やその協力の最前線に立ってきた東京都も 宮城県ではすでに、民間ベースでがれき処理を進めてきたことを知った上で、広域化に取り組んできた恐れがあり、巨大な疑獄事件に発展する恐れがある。

震災がれきの受け入れを巡る問題に、政府交渉ネットとして総力を挙げた調査結果を院内学習会で発表した後、メディアに記者会見し、国会や受入れに手を上げている自治体での問題化に繫げて行きたい。

2)試験焼却
また今なお環境省のがれきの広域化の要請を下で、受け入れのために、試験焼却したり、試験焼却を検討するという発表が行われている自治体もあり、試験焼却の問題点についても問題提起する。島田市の試験焼却データから60〜80%しか除去できなかったという計算結果を発表した野田隆宏や長年の廃棄物問題とのかかわりから試験焼却の問題点について藤原寿和、各地での試験焼却問題について青木泰が報告し、試験焼却問題について総合的に学習する。質疑時間も確保。

政府、環境省はわたくしたち3・26政府交渉ネット事務局との対話、質問要請に対し、さまざまな屁理屈をつけながら逃げ回っています。
わたくしたち3・26政府交渉ネット事務局は、昨年唐突に始まった広域震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)政策を批判してまいりました。
一連の質問、批判に対しまったくもって環境省は正当性のある回答を出すこともなく、愚策をいまもって推し進めようとしています。

(2)北九州で北九州市を提訴―鹿島JV問題をベースに
7月17日北九州市と宮城県を提訴する旨、記者会見いたしました。
http://kitahasisojou.blogspot.jp/ ←提訴の原告募集ブログ
やっと新聞やテレビが取り上げました!

本日8時45分のNHKニュースで流れました。
記事も各所で出ております。

提訴の内容を読めば、嫌でも鹿島JV二重契約問題に触れずにはおれません。
これを機に、一気に鹿島JV問題を盛り上げ、宮城県村井知事を辞任に追い込みましょう。

NHKニュース 魚拓 http://megalodon.jp/2012-0717-2159-45/www3.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5013650601.html
北海道新聞魚拓 http://megalodon.jp/2012-0717-2159-45/www3.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5013650601.html
産経ニュース 魚拓 http://megalodon.jp/2012-0717-2204-53/sankei.jp.msn.com/affairs/news/120717/trl12071717560008-n1.htm
IZA(産経新聞) http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/577167/
47ニュース http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012071701002092.html
他にもありました。
(北九州 ひなん者お話の会 村上聡子氏より)

(3) 「関西*母と科学者の会」の大阪市での座り込み

昨日の大阪市への申し入れに続き、
本日(7月18日)大阪市役所前にみんなで座り込みを行いました。
どうにかこうにか、今回自分に課した任務を終えることができました。
今日の座り込みの様子はIWJさんで放送してくださっています。
http://www.ustream.tv/recorded/24067033
( 「関西*母と科学者の会」の中村聡子氏より)

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クリックで救える命がある。

by azarashi_salad | 2012-07-21 11:07 | 健康 <:/p>

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