拝啓:中日新聞島田支局・浅野宮宏さま

2/2中日新聞8面「ニュースを問う」「静岡・島田市での震災がれき処理」

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「身の回りの放射能をいたずらに怖がるのではなく、正しい知識を持って冷静な判断をすることが、原発事故が起きてしまったこの時代に生きる者の課題だろう」

どこかの御用学者みたいなセリフだが、どちらが知識不足なのだろう、ふざけるなといいたい。

この記事に対して意見を募集しているので、これを読んだ方は是非とも意見を送ってあげて欲しい。
メールの送付先は → genron@chunichi.co.jp

以下は私が送付したメール。

【2/2中日新聞】「ニュースを問う」「静岡・島田市での震災がれき処理」を拝読しました。

この記事中で浅野様が「身の回りの放射能をいたずらに怖がるのではなく、正しい知識を持って冷静な判断をすることが、原発事故が起きてしまったこの時代に生きる者の課題だろう」と書かれておりましたので、2点の質問と3点の意見をメールで送らせて頂きますので、誠意ある回答をお願いします。

【質問】
1、島田市が受け入れる災害廃棄物に付着する放射性物質の「総量」について数字でお答え下さい。
2、島田市が受け入れる災害廃棄物に付着する放射性物質の「核種」について、ストロンチウムやプルトニウムなどのα、β核種も含め廃棄物に付着する全ての「核種」について回答願います。
特に文部科学省が公表している「環境放射能水準調査結果」によれば、岩手県や宮城県にはセシウム以外の様々な放射性物質が降下したことが確認されていますので、少なくともこれら全ての「核種」についての測定データを回答願います。

【意見】
1、以下はNIH(アメリカ国立衛生研究所)が津波瓦礫についてまとめた報告書です。
「化学物質の影響 東北地方太平洋沖地震と津波による汚染と除去」

この資料によれば、今回の津波瓦礫は放射性物質だけでなく、ヒ素やPCB、アスベストなど様々な有害物質に汚染されている可能性が指摘されていますが、国や自治体がこれらの汚染情報を開示していないため住民は「冷静な判断」が出来ない状況にあります。地域住民が「正しい知識を持って冷静な判断」を行うためには、まずは国や自治体が上で質問した放射性物質に加えてこれらの汚染情報を全て開示することが必要と考えますが、これについて貴紙の見解をお聞かせ下さい。

2、以下は阪神大震災の時に発生した瓦礫の処理について、国の研究機関がまとめた報告書です。
「阪神・淡路大震災におけるガレキの処理・活用に関する調査と考察」

この資料によれば、今回とほぼ同じ2000万トンの瓦礫がでた阪神大震災では震災瓦礫を広域処理しておらず、「復興のためには広域処理が不可欠」という国や自治体の説明の信憑性は疑わしいと思わざるをえません。
にもかかわらず、環境省検討会は当初から広域処理ありきで検討を進めており、それ以外の処理方法について全く検討すらしていませんが、これについて貴紙の見解をお聞かせ下さい。

3、以下は汚染瓦礫の処理について定めている特措法です。
「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」

この第5条では「原子力事業者の責務」を定めており、放射能汚染の原因を作った原子力事業者(東電)に対して「関係原子力事業者は、事故由来放射性物質による環境の汚染への対処に関し、誠意をもって必要な措置を講ずる」と義務づけていますが、国も自治体も瓦礫に付着した放射性物質の処理について東電に対しては何ら「必要な措置」を求めておらず、いずれも被災者である被災地と受入自治体の地域住民にのみ対応を求めていますが、これについて貴紙の見解をお聞かせ下さい。

以上、「正しい知識を持って冷静な判断をする」ためにはこれらは不可欠な情報ですので、貴紙の誠意ある回答をよろしくお願いします。


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by azarashi_salad | 2012-02-05 14:51 | 健康 <:/p>

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