◇「勇み足」ではないだろうか

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●ブロガー達の「駆け込み寺」を目指して「ブロガー新聞」を立ち上げてくれた「週刊!木村剛」ですが、今日の記事[BLOG of the Week] これが新潟県中越地震の真実だ!は、「勇み足」だったのではないでしょうか。

○すでに何人かの「週刊!木村剛」読者が指摘していますが、今回の新潟県中越地震におけるマスコミバッシングの記事は、ちょっと頷けない内容だと思います。
 問題は、これほどセンセーショナルな情報にもかかわらず、この内容が真実だと判断できる情報がどこにも書かれていないことです

 私は、以前書いた記事【ブログ記事の社会的責任について考える】(あざらしサラダ:9月30日)で述べたとおり、ブログで発信する情報について次のとおり考えています。
○まず、事実についてはニュースなどで既にオープンになっている情報(公開データ)、報道機関も含めてまだ誰も知らされていない情報(非公開データ)、デマや嘘(虚偽データ)に分けられると思う。
 このうち「公開データ」については、マスコミの扱いによって注目されるものもあれば、ほとんど国民に知らされていないものもあるが、何が重要な事実かは本来は読者に委ねられるべきものであり、どのような事実を取り上げてブログで記事にしても、そのことによる社会的責任は問われないと考える。
 一方、「虚偽データ」については社会を混乱させる恐れがあり、場合によっては社会的責任を問われることもあり得るのではないだろうか。
 問題は「非公開データ」についてであるが、企業や役所に守秘義務がある以上、現時点においては、残念ながら社会的責任を問われる場合もあり得ると考えざるを得ない。
 ただし、三菱や中電、北海道警のように企業(あるいは一部の経営者)や役所が社会モラルに反するような行動をしている場合、国民の知る権利を尊重する観点からも、業務上知り得た情報を内部告発しても責任が問われることがないよう、内部告発者の保護制度確立や公務員の守秘義務の撤廃などが必要だと思う。

○木村氏は、今回の地震の際に新幹線に乗っていたと語っていました。
 今回のマスコミバッシングが、木村氏自身の体験に基づく批判や既にオープンにされている事実に対する批判であれば何ら問題はないと思いますが、記事内には事実と結びつける記述がどこにも無く、私には木村氏の「勇み足」のように思えてなりません。

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by azarashi_salad | 2004-10-30 20:22 | 社会 | Comments(0) <:/p>

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