「ほっ」と。キャンペーン

◆市とマスコミが作った「デマ」というデマ?(川崎市のゴミ処理問題)

「放射能汚染ゴミ」誤解の苦情

川崎市の阿部孝夫市長が東日本大震災で大量に発生した災害廃棄物を受け入れる方針を表明したところ、「放射能に汚染されたゴミなど持ってくるな」という苦情が市に殺到する事態になっている。市は13日、「放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはありません」とする説明をホームページに掲載するなど、対応に追われている。

いや、誤解して当然だろう。
下は4月8日の同じ読売新聞記事。

川崎市、福島から震災の粗大ごみ受け入れ

被災地の粗大ゴミは、貨物列車で運搬し、川崎市内の処理施設で焼却する。
阿部市長は「福島県は地震、津波、原発、風評被害の『四重苦』に苦しんでおり、(福島で育った)自分も身を切られる思い。早期復興に役立てれば」と話した。

4月8日の記事では、「原発」というキーワードが出てくるのに、「放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはありません」などと言う説明はどこにもない。

本来、低レベルでも放射能汚染されたゴミは、通常の産業廃棄物とは別に特別な処理が必要。このため、不安に思った方が4月12日に川崎市に問い合わせたところ、市の担当者は「測定して問題のないゴミだけを受け入れる」と回答したとのこと。(私のツイッターにその旨の報告があった)

「測定して問題のないゴミだけを受け入れる」との回答は、「低レベル(基準値内)であれば放射能汚染されたゴミを受け入れて処理する」とも解釈でき、「放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはありません」とはちょっとニュアンスが異なるのではないか。

市は13日、「放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはありません」とする説明をホームページに掲載。(こういう後出しジャンケンは非常に気に入らないが・・・)

●被災地から発生した災害廃棄物の処理について

もしかすると、あまりの市民の反響に驚いて「放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはありません」と方針変更したのかも知れないが、いずれにしても今回の件は当初の市とマスコミによる情報提供不足がいたずらに市民の不安を煽ったために起きた騒動であり、「デマ」とひとくくりにして片づけることには大いに違和感がある。

●当初の川崎市の報道資料

それにしても、市民の最大の関心事と思われる放射性廃棄物について全くふれずに、4ページ中3ページを使って写真を載せるセンスが私には理解できない。
(みんなが放射能汚染に対して敏感になっていることが分かっているのに、どうしてマスコミは放射能汚染されたゴミが含まれるかどうか確認しなかったのだろうか?そちらの方が疑問)

***********************************

クリックで救える命がある。
[PR]

by azarashi_salad | 2011-04-14 08:01 | 社会 | Comments(0) <:/p>

<< ◆【悲劇】市とマスコミによって... ◆被災児童のホームステイ >>