2004年 10月 08日 <:/p>
【「ブロガー新聞」創刊号に対する提言】
●多くのブログユーザーが注目する中、「週刊!木村剛」の「ブロガー新聞」が創刊した。
○ブログユーザーの意見をネットの社会から現実の社会に届ける「参加型ジャーナリズム」の第一歩として、私も「ブロガー新聞」には非常に期待している。
その創刊号を読んだ感想だが、すでに数人のブロガーがトラックバック記事でコメントしているとおり、上手く言い表せないが、木村剛氏には申し訳ないが、「何か」が違うのである。
『????? いまいちピンときません』(by BLOGでお仕事)
『「週間!木村剛」の読者さんはガッカリすると思いますよ』(by いのっち日記)
上のお二人の意見が、多くの読者の声を代表するのではないかと思うが、始めから完全なものなど無いのだから、私たちブロガーの建設的な意見で、この「ブロガー新聞」を、よりよいものに育てていかなければいけないと思う。
というわけで、「ブロガー新聞」編集担当の小西恵理子さんに、下の意見をトラックバックしてみたい。
○まず、『数あるトラックバックのなかから、きらりと光るものを、テーマごとに掲載してまいります。そして最後は、「今週のお気に入り」です』という基本スタイルは問題ないと思うのだが、読者が物足りなく感じている最大の原因は、その「紹介の仕方」にあるのではないだろうか。
今週の「ブロガー新聞」は、TBで投稿された「記事の一部紹介」と「記事に対する寸評」を基本的なスタイルとしているが、このスタイルだと、読んだ記事に対して意見が数珠繋ぎに続かないように思えてならない。
私たち多くのブロガーが望んでいたのは、投稿記事に対する「TBの嵐」ではなかったのだろうか。つまり一つの投稿記事をきっかけとして、反論や補強意見など、様々な視点からの意見が飛び通う、そんな「参加型ジャーナリズム」を望んでいたのではなかったか。
そのためには、「記事の一部紹介」で投稿記事のエキスを紹介するのは構わないが、「記事に対する寸評」にとどめるのではなく、肯定でも否定でも構わないから、「週刊!木村剛」はこう思うというはっきりとした主張を行い、もっと読者に問題意識を投げかけることが必要だと思うのだ。
例えば『プロ野球ビジネス参入企業の胸算用』では、my.Hurusato.orgさんが『プロ野球改革の方向性としては、プロ野球ビジネスに失敗している既存リーグに新規参入するよりも、最近、あちこちで始まっている「独立リーグ設立」の方が効果的とも考えられる』と新たな視点からの意見を表明しているが、「週刊!木村剛」はこれに賛成である、あるいはちょっと違うのでは、という意見を表明しなければ、読者はどちらにも反応できないのではないだろうか。
読者が反応すれば、自ずとその記事及び元記事に対するTBが増えるはずである。
今回「ブロガー新聞」で紹介した記事に対するTBがどれくらい集まるか、それこそが「ブロガー新聞」支持のバロメーターになるのではないだろうか。
以上、随分勝手なことばかり言って申し訳ないと思っているが、「ブロガー新聞」の今後に期待しての意見なので、どうか気を悪くしないで受け止めて頂ければ幸いである。
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by azarashi_salad | 2004-10-08 20:58 | 私説 <:/p>