♪「安全が守れない」などと言われても困るのだが

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●警官の94%「地域の安全、自分たちだけじゃムリ」(中日新聞:10月1日)

○警察庁は、「地域社会との連帯」と題する本年度の警察白書を公表したそうだ。
 それによると、交番勤務の警察官への全国アンケートで、地域の安全を「警察官だけでは確保できない」とした答えが九割を超え、地域住民や行政機関と連携した活動の重要性を指摘しているとか。

 えっ、納税の義務を果たしている市民としては、警察官に安易に「安全の確保が出来ません」なんて言われても困るのだが、これって、もしかして新手のストライキか。(笑)

 冗談はさておき、この白書では『地域の安全確保に向けた交番と住民との連携については、全体の約三割が「不十分」と回答。その理由として、75・7%が「警察が事件事故に追われ地域住民と連携する時間が不足している」との点を挙げ、「住民側の防犯や警察との連携に関する意識の不足」という回答の二倍前後を占めた』そうだ。

 警察官が、個人的に酒の席でこのような愚痴を言うぐらいはまだ許せるが、警察白書に載せるアンケートに対する回答にしては、少しプロ意識が足りないのではないだろうか。
 百歩譲って、一人一人の警察官がこのような問題意識を持つこと自体はいいとしても、組織としてこのように公表をすると言うことは、「市民の安全確保」が本来業務である警察が、自らの業務を放棄したことにはならないのだろうか。

 さらには、今回の公表が市民を不安に陥れる影響について、警察としてどのように考えているのか疑問に思う。

 バブル以降の景気悪化の影響で、あらゆる業種でリストラによる人員削減が強行され、どの職場も苦しみながら、ユーザーサービスの維持・向上に努力しているのだ。
 そうしたことを想像すれば、安易に「地域の安全、自分たちだけじゃムリ」などと公表する前に、もっと自らの組織改革に知恵を絞り、地域安全のためのプログラムを提起するぐらいでなければ、「警察なんていらない」と言われてしまうと思うのだが・・・。

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by azarashi_salad | 2004-10-01 23:01 | 社会 | Comments(0) <:/p>

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