◆「世代間格差」を是正することの難しさ

アラサー・アラフォー新卒格差

◆データにもとづく傾向と、その原因が「景気動向による就職機会の格差」ということはそれなりに理解できるのだが、「世代間格差」は何も就職機会だけでは無いので、直ちに「何らかの是正策が必要ではないか」と結論づける事に対しては、ちょっと待てという思い。

例えば、年金支給開始年齢だって以前は60歳から支給されていたのが、現在は65歳となっているわけで、これだって大きな「世代間格差」なのだが、今後も恐らく60歳に戻ることはないだろう。

先程の日記で書いた大学進学状況だって、私が高校を卒業した頃と娘が卒業した頃では大学入学というハードル自体が大きく下がっており、これだって「世代間格差」なのだが、しばらく解消されることは無いだろう。

このように「世代間格差」と言っても巾が広いので、これを是正する場合は一部だけを切り出して付け焼刃的な対策を講じるのではなく、あらゆる格差について整理した上で、それぞれバランスを考えながら是正しなければ、新たな格差を生む恐れもあると思うのだが。
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by azarashi_salad | 2010-05-15 09:34 | 社会 | Comments(0) <:/p>

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