◆調べればすぐ分かることなのに

<中国機無許可着陸>日本メディアの報道は事実と異なる、安全は確認されていた―中国側責任者

◆どうしてこんなすぐに分かる「嘘」を主張するのだろう?もしかすると「嘘」ではなくて、なんの検証もないままエアラインかパイロットの主張をそのまま垂れ流しているだけかも知れない。

中国国際航空は、「パイロットが何度も管制塔や緊急チャンネルに呼びかけたが、まったく反応がなかった」と主張しているようだが、管制塔と航空機の交信は、緊急周波数も含めて全て管制サイドで録音しているから調べればすぐに分かること。

こうした異常事態が発生した場合は、国土交通省はもちろん管制サイドに交信録音内容を確認し、管制サイドにミスやトラブルが無いことを確認した上で、「無許可着陸に当たるとして、同社に口頭で注意を行った。」わけである。

◆さらに、仮に同社の主張通り「緊急チャンネル」(多分国際標準のチャンネルではなく中国だけで通じる特別なチャンネルなのだろう)で呼びかけていたとしても、管制塔から「着陸支障なし」の許可を得ないまま無許可着陸した事実は消えることはない。

もちろんパイロットも意図的に管制官を無視したわけではなく、何度も交信を試みたのは多分事実だろう。ただ国交省の言うとおり、手順か操作にミスが有り交信ができなかったのだと思われる。
だから、本来であればルールに従って着陸をやり直すべきだったのだが、たまたま滑走路上に他の航空機もいなかったので、「まあいいや」と強行着陸したのではないか。

◆これについて同社は、「飛行高度も低く天候条件は良かったため、安全確保を前提に着陸した」というが、こちらも全く正当な言い訳にはなっていない。

管制官がいないローカル空港であれば、確かに安全が確認できればパイロットの判断で着陸することも可能だが、成田のような国際空港でなくても管制空港であれば、どこの国の空港であっても管制官の許可なくパイロットの判断だけで勝手に着陸できないのが国際ルールである。

今回は、たまたま事故につながらなくて幸いだったが、ミスしても反省すること無く開き直るようなエアラインは必ず大きな事故を起こすから、できれば日本には来て欲しくないものだ。
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by azarashi_salad | 2010-05-03 07:24 | 社会 <:/p>

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