♪PCケースの静音化とエアフロー

先日手に入れたサブPCのケース(Sileo 500)前面に手持ちの12cmFANを装着したところ、FANが安物のせいか回転音がうるさすぎて折角の静音ケースが台無しなので、FANの電源を落として使っていた。(ケース背面は9cm静音FANなので問題なし)


そこでENERMAXから取り外した8cm静音FANをケース前面の吸気FANに転用したところ、静音ケースらしく使用中も電源が入っているのが分からないぐらい静かになった。これで下段前面から吸気して上段背面から排気するエアフローが出来たので、ケース内の温度上昇も防げそうだ。

一方、メインPCのケース(P182)は取り付けている12cmFAN(吸気、排気)がいずれも静音FANなので、使用中も電源が入っているのが分からないぐらい静かで満足している。ただし吸気FANがケース下段中央部(電源ユニットのすぐ前)にしかついていないので、これから夏場にかけてグラフィックボードやCPUがあるケース上段の温度上昇が心配だ。


そこで、上段にあるHDDケージ前に8cm静音FANを取り付けてみた。これで上段前面から吸気して上段背面から排気するエアフローも出来たので、ケース内の上段の温度上昇が防げそうだ。


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# by azarashi_salad | 2015-07-19 05:39 | お薦め | Trackback | Comments(0)

♪久しぶりにAMDで自作

先月からクアッドコアCPU化に向けてMB、CPU、メモリの「お宝」がないか探していたところ、インテルではなくAMDのMBとCPUで「掘り出し物」を発見した。ソケットAM3のMBが1000円、AMDのCPUが2500円、2GBのDDR3メモリ2枚セットが2000円で売られていた。

MBはギガバイトの(GAMA785GPMTUD2H)で一世代前のソケットAM3だが、クアッドコアだけではなく6コアCPUにも対応しており、しばらくは現役で使えそうなので、これを機に久しぶりにAMDで自作してみようと思う。

メモリは、昨年末から探していたCFDのデスクトップPC用メモリ PC3-10600(DDR3-1333) 2GBの2枚セットで、ようやくお値打ち品を見つけた。

CPUはAMDのデュアルコア(PhenomⅡ X2 550 BE)だが、AMDのCPUはBIOSの設定で無効化されているコアを復活させるとクアッドコアCPUに化けるという噂もある。4・5年前にブームになったこの改造、しばらくAMDから遠ざかっていたので知らなかったが、なかなか面白そうなパーツだ。

もちろん全てのCPUがクアッドコア化できるという保証はなく、他のパーツに不具合が起こる可能性もあるのであくまで自己責任で行う改造だが、うまくクアッドコア化に成功すればメインPCのCPU(i7 860)並みに性能がアップするので魅力大だ。

まずは上記の組み合わせでノーマル状態で起動したところ、もちろん何も問題なくWin7が立ち上がった。エクスペリエンスの評価は6.5/7.2なので、名古屋のPCで使用しているデュアルコアCPU(E8500)より少し良いスコアだ。

次にBIOSの設定を変更して無効化されているコアの復活にトライしてみたところ、いとも簡単にクアッドコアCPUとして認識された。エクスペリエンスの評価も7.3/7.5にアップしたのでサブPCのクアッドコアCPU(Q9550)を上回るスコアだ。

また、メインPCのMB (BIOSTARのTP55)では性能が発揮できなかったSATA3インターフェースボード(SATA3I2-PCIe)をこのMBに接続したところ、SATA3(6.0)で動作することが確認できSSDのエクスペリエンス評価も7.1から7.8にアップした。

以上のように、このMBとCPUはとても使えそうなのでサブPCのクワッドコアCPU(Q9550)を名古屋のPCに転用して、今回手に入れたAMDのMBとCPUでサブPCを組み立てて、本格的に色々と試して(遊んで)みようと思う。

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# by azarashi_salad | 2015-07-18 18:55 | お薦め | Trackback | Comments(0)

「日本が核のゴミ捨て場になる日」について山崎マキコさんのレビュー

先日出版した「日本が核のゴミ捨て場になる日」を読まれた山崎マキコさん(作家)からレビューが届いたので、その内容を一部ご紹介しながら、レビューに対する感想もしくは解説のようなものをまとめてみた。

■山崎マキコさんのレビュー(前半)

■山崎マキコさんのレビュー(後半)

■日本が“核のゴミ捨て場”になる日 (震災がれき問題の実像)を読んで下さった方の感想(まとめ)


レビュー(前半)で山崎さんは、「感想を書くために頭のなかでまとめながら読んでいたら、いろいろな読み方ができるというか、いろいろな側面を持つ本だと気づいた。まずひとつは、第一級の資料として。」と評価してくれている。

実はこれが今回の出版目的の一つだ。
「震災がれき広域処理」は震災復興の「汚点」の一つとして歴史に記録する必要がある。記録を後世に残すためには、ブログやツイッター等のネット上のテキストだけではなく、きちんと「資料」として製本化する必要があった。

さらに山崎さんは、「がれき処理という名のもとに仕掛けられたトリックを、ロジックで見破っていく、ひとつの推理小説を読んでいるような、不思議な物語性のようなものを感じるのだ。」とも述べている。

実はこれも今回の出版目的の一つだ。
「震災がれき広域処理」に反対する住民運動は、行政機構や政治勢力との闘いというだけではなく、「住民エゴ」というバッシングや「絆」ハラスメントとの闘いでもあった。

「イメージ」だけで判断すると、誰でも「広域処理」に賛成する人が正しくて反対する人が間違っているような印象を思い浮かべる。しかし「広域処理」の裏で何が行われていたか、この「事実」を正しく理解している方は今でも少ないので、その「誤解」を解くための出版でもある。

レビュー(後半)で山崎さんは、「この本の三つ目の側面について触れたい。・・・この成功の秘訣は、本著のなかにおいては具体的に言葉として表現されてはいない。だがわたしなりにその教訓まとめると『市民運動は決して組織化されてはならない。金銭や名声の問題が、市民運動本来の目的から逸れさせてしまうからである』だ」と紹介している。

山崎さんがまとめてくれた「教訓」は多分に的を射ているが、ひとつ付け加えるとすれば「市民運動は”世のため人のため”ではなく”自分や家族のため”に行うもの」ということだ。だから「必要なときに必要な人が協力し合えば良く、義理や義務感で行動する必要はない」。このようにハードルを下げることが市民運動を長続きさせるコツだ、と私は考えている。

そしてレビュー(後半)では、山崎さんが私のコメントをいくつか引用して紹介してくれたので、あらためて「組織」と「情報」についての自分の考え方を整理しておきたい。

■「組織」は大きくなればなるほど、当初の目的を見失ない「組織」の維持拡大が目的となる「モンスター」だから、いつのまにか「組織」に市民運動が乗っ取られてしまう。だから、市民運動を成功させる上で重要なのは「組織」ではなく「情報共有ネットワーク」だ、と私は考えている。

■「組織」を作らないもう一つの理由は、相手(例えば自治体や政治家)が勝手にこちらの「規模」を思い込んで警戒してくれるという点にある。「情報共有ネットワーク」だけで様々な地域から自治体や政治家に色々な声が届く。すると相手は「どれだけ大きな市民グループだろう?」「誰が中心人物だろう」と勝手に警戒してくれる。しかし「情報共有ネットワーク」は「組織」ではないから「実態」が見えないので、根回しや分断工作などの「組織対策」が効かない。

■一方の「情報」は、活用されなければただの「紙切れ」にすぎない。本来は「情報」を活かす役割としてマスコミに期待が集まるのだが、「情報共有ネットワーク」さえあれば市民だけでもある程度「情報」を活かすことが出来る。「がれき反対」の市民運動でそれが証明できた、と私は考えている。

■愛知で「がれき反対」の市民運動を進めていく上で、色々な政治勢力と関わり、局面局面において時には協力し、時には反発することもあった。しかし市民運動にとって最大の武器は「情報」であり、民主的な行政にとって最も重要な要素は「情報公開」である。だから「情報公開」に後ろ向きな勢力は徹底して追及していく、これが市民運動にとって最も重要なスタンスだ、と私は考えている。

最後に山崎さんは、「本著は、問題意識そのものから遠ざかりたいと感じている人、ゆえにこの本著を避けたいと感じている人ほど、手にとって欲しいと願う。変えられないのはわたしたちの過去だ。だか変えられる未来もある。」とこの本の紹介をまとめてくれた。

山崎さんのレビューのおかげで、本書で伝えたかった「市民運動」に対する骨子が纏まりそうなので感謝したい。ちょうど「がれき問題」だけではなく「市民運動」に関する市民勉強会を望む声が私の元に届いているので、近いうちに具体化できればと思う。


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# by azarashi_salad | 2015-07-15 18:38 | 政治 | Trackback | Comments(0)

日本が“核のゴミ捨て場”になる日 (震災がれき問題の実像)

5月25日にタイトルと同名の本が旬報社から出版されました。(下記リンク参照)

【2015年6月4日追記】
この本は「核のゴミ」をテーマにしているが、放射性物質や廃棄物処理の専門的な内容ではなく住民運動の活動記録だ。愛知県を中心に、福岡、大阪、富山、新潟の各地で活動した住民たちの経験知が「見える化」されている。

「国策」という強大なものに押しつぶされそうになったとき、普通の住民はいったいどうすればよいのか。それらを考える手がかりになれば、と考えている。だから一人でも多くの方に読んでもらいたい。


震災がれき広域処理は、一部の断面だけを見ると「被災地のため」というイメージで「正しい政策」だと騙されます。
だから、始めから終わりまで一部始終を1冊の本にまとめました。
これを最後まで読んでも、胸を張って「正しい政策」だったと言えるのか、が問われています。


◆旬報社のページ
「目次」と「はじめに」の一部が掲載されています。

第1章「震災がれき広域処理」とは
第2章 「広域処理」という名の公共事業
第3章 広域処理の必要性を検証する
【寄稿】がれき広域処理の本質的な問題 池田こみち
第4章 “絆”の陰で流用される復興予算
第5章 震災がれきから「核のゴミ」の全国処理へ

この本で伝えたかったことは「核のゴミ」処理についての話、老朽化した原発が次々と廃炉を迎える日本で、これからおこるであろう「核のゴミ」処理についての話です。

私は専門家ではありませんが、震災がれき広域処理に反対する住民運動を4年以上続けてきました。その4年間の運動を通じて、何が問題の核心なのか見えてきたので、その経験に基づく事実を綴りました。

特に、脱原発や即時廃炉を訴えている皆さんに手にとって読んでいただければ、と思って書きました。(下記リンク参照)
◆筆者のブログ

本中には震災がれき広域処理問題の総括として、池田こみち氏(環境総合研究所顧問)の寄稿「がれき広域処理の本質的な問題 池田こみち」も掲載しました。(下記リンク参照)
◆独立系メディアE-wave Tokyoのページ

さらに、列島各地で繰り広げられた(現在も継続中)住民運動の記録として、6名の共同執筆者が書いた報告も掲載しています。

「市民として当たり前のことを求めて 大関ゆかり」(新潟)
「環境省と〝特別な絆〞で利を得た富山県 宮崎さゆり」(富山)
「手探りで始めた私たちの反対運動 永田雅信」(愛知県東三河地域)
「浮上したのは『民主主義の機能不全』 石川和広」(大阪)
「二つの〝震災がれき〞訴訟 本多真紀子」(大阪府堺市)
「東北から九州に運ばれた震災がれき 脇義重」(福岡)


巻末には、道警裏金報道で新聞協会賞、日本ジャーナリズム会議大賞、菊池寛賞を受賞した高田昌幸氏(ジャーナリスト)の紹介文「市民による“執念”の記録-本書を読むにあたって 高田昌幸」も掲載しています。(下記リンク参照)
(紹介文抜粋)
本書は、(何でもかんでも「東京」を中心に考え、行動してしまう)人びととは正反対の位置に立つ人びとの行動記録である。簡単には引き下がらないという意味で、執念の記録と言い換えてもよい。
何かに疑問を持ち、考え、調べ、人に会い、議論し、また疑問に立ち返り、といった行動を繰り返す。それらを積み重ねた先に見えてくるのは、社会に広く喧伝されてきた内容とは大きく異なっている。
中央からシャワーのように降り注ぐ情報の中で、疑問を捨てきれず、つねに動きつづけた。だからこそ、専門家や権威の脆さを原発事故で十分に学び、怪しさすらも感じる市民にとって、本書は十分に役立ち、読み応えも備えていると思う。……高田昌幸(ジャーナリスト)

◆高田昌幸氏のブログ

アマゾンでも予約・購入できるそうです。(下記リンク参照)
◆日本が“核のゴミ捨て場”になる日 震災がれき問題の実像(amazon.co.jp)


こちらも合わせて読みたい。
◆引き裂かれた「絆」―がれきトリック、環境省との攻防1000日 青木 泰 (著)

青木さんからのメッセージ

沢田様 お世話様です。
廃棄物問題は、動脈産業を支える静脈産業という極めて重要な問題であるにもかかわらず、どちらかというとごみ問題にかかわる特定の人たちが問題として追いかけるマイナーなエリアでした。
ところが、がれき(震災廃棄物)の広域化によって、否応なくかかわらざるを得なかった住民や被災地からの避難者による闘いによって、大きな全国問題になりました。

そこで私が先日書き上げた「引き裂かれた絆(がれきトリック環境省との攻防1000日)」では、このがれき広域化の流れを、私が見た範囲で書かせてもらいました。
がれき問題にかかわった多くの人たちが、連携することによって、広域化を実質的に破たんさせた流れをかきました。

そこでも書かせていただきましたが、この闘いは、各地で自主的に取り組まれた市民活動が、情報を交換し、ネットワーク型の連携で実現したものでした。
私が見聞きしてきた以外の多くの豊かな取り組みが、各地域で取り組まれることによって、「広域化の破たん」をもたらしたものと思います。

沢田さんらが今回発行される「日本が“核のゴミ捨て場”になる日 (震災がれき問題の実像)」では、各地で闘われたみなさんのから報告され、しかも表題から伺うことができるように廃棄物問題を再稼働や核問題という大きなテーマにリンクさせる意欲的な出版物として、準備されてきています。

現在進行している廃棄物問題ー指定廃棄物に代表される汚染廃棄物の焼却や資金流用化問題ーが、大きく注目されるきっかけになることを祈念します。

多くの人が、執筆しているだけに大変だったでしょう、ご苦労様でした。
出版されれば、拝見させていただき、楽しませていただきます。

青木泰

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# by azarashi_salad | 2015-06-25 06:31 | 政治 | Trackback | Comments(2)

高知で宝探し(6/21)

先週末はいつもの中古ショップでグラフィックボードのお値打ち品を発見。PowerColor の<b>AX4670 512MD3-Pが500円で売られていた。


AX4670はHD4670を搭載したグラフィックボードで、補助電源不要、シングルスロットというライト仕様にもかかわらず、エクスペリエンスの評価は6.8/6.8というミドルレンジのグラフィックボードだ。

メインPC(620W)、サブPC(520W)と違って名古屋のPCは電源容量が小さめ(430W)なので、補助電源が必要なHD5770(RH5770-E512HD/G2)はサブPC用にして、消費電力が小さいAX4670を名古屋のPC用にしようと思う。

探していたパソコンケースは、CoolerMasterのSileo 500を手に入れたので、これをサブPCのケースにして、現在のサブPCケース(ENERMAX)は予備品保管ケースとして再利用することに。


これまで予備品保管ケースとして使用していたショップパソコン(Seed)のケースは、名古屋に送ってスリムPCのケースと交換する計画。これでLOWプロファイル仕様ではない通常の増設カードも使えるようになるので、USB2.0拡張カード(IFC-USB2P5)を増設し、グラフィックボードもHD4550からAX4670に交換する予定。


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# by azarashi_salad | 2015-06-21 10:55 | お薦め | Trackback | Comments(0)

【連載企画】日本が”核のゴミ捨て場”になる日-震災がれき問題の実像-(第22回)


(第22回:おわりに・最終回)

2015年3月31日、環境省は「放射性物質汚染対処特措法」見直しの検討に着手した。「中間貯蔵施設」や、宮城、栃木、茨城、群馬、千葉の5県に整備予定の「最終処分場」等の計画に地域住民が強く反発しており、政府・環境省が思い描くように進んでいない。

加えて福島第一原発からは、事故から4年が経過した今でも毎日100億ベクレル単位の放射性物質が環境中に漏れ続けており、このままだと「特措法」が「恒久法」になりかねない状況にある。

この延長線上にあるのが、「特措法」と「原子炉等規制法」の二重規制解消を狙った大幅な規制緩和だ。原発事故以降の放射能汚染拡散を政府が今後も「問題ない」と主張するためには、クリアランスレベルを「特措法」基準(8000Bq/kg)並みに規制緩和することが一番の近道だからだ。


これを裏付けるかのように、2014年12月22日付けの朝日新聞は、環境省の「指定廃棄物処分等有識者会議」において「再利用の基準は、指定廃棄物の1キロあたり8千ベクレルなのか他の基準なのか整理する必要がある」などの意見が出た、と報道している。


この規制緩和により、従来は黄色いドラム缶に入れて厳重に管理保管されていた放射性廃棄物が、全国のゴミ処理場で焼却・埋め立て処分され、焼却灰や汚泥などはリサイクルされて日本中を循環するようになる。その時こそ日本が「核のゴミ捨て場」となる日だ。


この本は「核のゴミ」をテーマにしているが、放射性物質や廃棄物処理の専門的な内容ではなく住民運動の活動記録だ。愛知県を中心に、福岡、大阪、富山、新潟の各地で活動した住民たちの経験知が「見える化」されている。

この連載企画では紹介できなかった池田こみち氏の寄稿、6名の共同執筆者による各地の活動報告、愛知の住民運動に参加した市民の声などは、ぜひ本書を手にとって読んで頂きたいと思っている。

「国策」という強大なものに押しつぶされそうになったとき、普通の住民はいったいどう対応すればいいのか。それらを考える手がかりになれば、と考えて書いた本だ。一人でも多くの方に読んで頂ければと願ってやまない。(了)

※本を読んでみたいと思われた方はこちらから →
■旬報社のページ




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# by azarashi_salad | 2015-06-19 19:30 | 政治 | Trackback | Comments(0)

【連載企画】日本が”核のゴミ捨て場”になる日-震災がれき問題の実像-(第21回)


(第21回:「震災がれき」から「核のゴミ」の全国処理へ⑤)

福島第一原発事故由来の汚染の場合は、「特措法」により8000Bq/kgまでは「汚染されていない」とみなして廃棄物処理法で処理できるようになっている。つまり、原子炉等規制法のクリアランスレベルと「モノサシ」が逆転現象を起こしている。

したがって「最悪のシナリオ」としては、今後は現行のクリアランスレベル(100Bq/kg)を規制緩和して、「特措法」の基準(8000Bq/kg)に合わせる。そこまで考えておいた方が良いのではないだろうか。



2014年11月10日の朝日新聞報道によると、東京電力福島第一原発事故で汚染された稲わらなど指定廃棄物の処分場建設に関し、望月環境大臣は「指定廃棄物は、基準となる1キロあたり8千ベクレルを下回れば『普通の廃棄物として処理できるようになる』」と説明したという。

このように、国民的な議論もないまま「特措法」による杜撰な処理を強行しつつ、原子炉等規制法による放射性廃棄物の規制もまた、なし崩し的に見直されようとしているのではないか。


鳥取市内に放射性廃棄物が不法投棄された問題に関して鳥取県の平井伸治知事は、放射性廃棄物を処理するための新たな法整備を国に要望したという。政府は、こうした地方の声を代弁者に仕立てて「特措法」の恒久化につながる法整備を目指しているのではないか。

福島第一原発事故が原因でも、それ以外が原因でも放射能汚染に違いはない。8000ベクレルまでの汚染廃棄物を「普通の廃棄物」として処理するようになれば、クリアランスレベルも規制緩和されて同じ基準になるのは、火を見るより明らかだ。


この規制緩和が実現すれば、原発の廃炉作業で発生する廃棄物は、殆ど通常の産業廃棄物として処理が可能となる。

六ヶ所村や政府が検討中の「最終処分場」(地層処分場)で処理が必要となるものは、使用済み核燃料など、ごく一部の限られたものだけになる。これにより、政府や電力会社にとっては、廃炉コストの大幅な削減に繋がる。


原発の廃炉で発生するがれきは、1基分で約50万トン、全国の原発54基分だと約2700万トンだ。(スソ切り分も含む)

震災がれきの処理では、「お宝」と化したがれきは一般廃棄物として各自治体による争奪合戦まで起きた。しかし、各地の住民による粘り強い反対運動により、一部の自治体を除けば広域処理は事実上崩壊した。

一方、廃炉廃棄物は産業廃棄物として処理されることもあって情報が住民に隠ぺいされることが懸念される。実際、浜岡原発から搬出された廃棄物の処分先を中部電力は明らかにしていない。私たち住民側は「脱原発」の先にある廃棄物処理について勉強しておくことが重要だ。

(第22回・最終回につづく)

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# by azarashi_salad | 2015-06-18 18:35 | 政治 | Trackback | Comments(0)

【連載企画】日本が”核のゴミ捨て場”になる日-震災がれき問題の実像-(第20回)


(第20回:「震災がれき」から「核のゴミ」の全国処理へ④)

四国電力の伊方原発を抱える愛媛県では、2012年12月20日付の愛媛新聞朝刊が「伊方の放射線管理区域廃棄物『汚染なし』一般処理」と報道した。この報道を裏付けるかのように、2013年11月7日のNHK報道は「低レベル放射性廃棄物」の搬出を報道している。これはいったい、何を意味しているのだろう。


「クリアランス制度」は日本社会に十分定着しておらず、政府による「測定方法の認可」や「測定結果の確認」といったプロセスを経なければ、通常の産業廃棄物としては処理できない。

そのルールが大きく見直されようとしているのではないか。なぜなら放射性廃棄物を普通のゴミとして処理する事例が次々と既成事実化しているからだ。放射性物質の従来の規制法である原子炉等規制法を、なし崩し的に規制緩和する杜撰な処理が、いつのまにか進められているように思えてならない。


2014年8月30日付の朝日新聞記事「廃炉の浜岡原発1・2号機、解体撤去物の搬出開始」によれば、中部電力浜岡原発の廃炉廃棄物も通常の産廃として搬出された。

柏崎刈羽原発(新潟県)から出た「低レベル放射性廃棄物」は、1キロあたりの放射性セシウムが100ベクレル以下であっても、黄色いドラム缶に入れて厳重に管理し、搬出後はコンクリートや土で固め、放射性物質が漏れ出ないように措置していた。

これに対し、中部電力の浜岡原発(静岡県)から出た廃棄物は、クリアランスレベル(100ベクレル)以下とはいえ「一般産業廃棄物として処分したり、リサイクル業者に売り渡したりする」という。法改正ではないものの、明らかに運用面での「規制緩和」だ。


東海原発の廃炉廃棄物は、専用の処分場ではなく敷地内に埋設処理しようとしている。

2014年9月24日付の読売新聞記事「東海原発 低レベル廃棄物敷地埋設」によると、東海原発(茨城県)は10万ベクレル/kg以下の放射性廃棄物を、原発敷地内に埋設処理するらしい。商業用原発から出る放射性廃棄物を現地の事業所敷地内に埋設するのは、これまでに例がないという。


「特措法」では、10万ベクレル/kg以下の除染廃棄物(指定廃棄物)であれば、普通の最終処分場(管理型処分場)で処理しても良いとされた。廃炉廃棄物でも、これと同等の処理をしても問題ない、という前例を作りたいのではないだろうか。

(第21回につづく)

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# by azarashi_salad | 2015-06-17 18:32 | 政治 | Trackback | Comments(0)

【連載企画】日本が”核のゴミ捨て場”になる日-震災がれき問題の実像-(第19回)


(第19回:「震災がれき」から「核のゴミ」の全国処理へ③)

例えば、福島県の田村市では、除染廃棄物(指定廃棄物)の不法投棄や多重下請けなど、違法行為とも言える不適切な除染作業が行われ、それを自治体や環境省が放置している疑いが報告されている。

環境省ホームページを参照すると、「除染で出た土壌等を保管せず、穴を掘って埋めていた」との記載がある。にもかかわらず、環境省は「事実関係の確認が困難。事業者へは連絡し、注意喚起。」で済ませていた。結果的に不適正除染(不法投棄)を放置していたのである。


鮫川村では、自治体が地権者に無断で汚染土壌の埋設場や搬入路を整備したうえ、環境省が近隣住民の反対を押し切って指定廃棄物を焼却して減容する実証実験を強行していた疑いが報告されている。

実験用焼却炉の設置場所は「青生野協業和牛組合」が管理する共有農地なのに、鮫川村は地権者と土地の賃貸借契約を結ぶことなく、汚染土壌の埋設場や搬入路を整備していた。このため、地権者が鮫川村長を不動産侵奪罪で刑事告訴する事件にまで発展している。


震災がれき処理でも除染廃棄物処理でも、環境省が強引に推し進める計画には無理が多く、あらゆる場面で住民合意を軽視している。政府が住民合意を軽視した政策(公共事業)を強行するから、このような不正行為がはびこる隙を与えるのだ。


もう一点、指摘しておかなければならない。政府・与野党・マスコミまでもが一体となり、がれきの広域処理を強引に推進した理由は何か。

本当の狙いは『がれきのリサイクル』だ。がれきのリサイクルによって政府が既成事実化したい政策が『クリアランス制度』の定着。そしてその先にあるものが「放射性廃棄物処理の規制緩和」である。

(第20回につづく)

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# by azarashi_salad | 2015-06-16 18:43 | 政治 | Trackback | Comments(0)

ネットで宝探し(6/14)

先週末からクアッドコアCPUとパソコンケースの掘り出し物がないかネットで「宝探し」している。未だにデュアルコアCPUを使用しているサブPCとスリムPCのグレードアップを図りたくて、クワッドコアCPU化について以下の3ケースを考えてみた。

まずは現在のLGA775MBとDDR2メモリ(2GB×4=8GB)を活かすケース。このケースだとCPUのみ買えば済むので最もコストパフォーマンスが良い。LGA775MBに対応したクアッドコアCPUならQ9550(2.88G)あたりが、探せば5000円ぐらいで買えそうだ。

次にメインPCと同じLGA1156MBに交換するケース。メインPCのトラブルに備えたサブPC本来の役割を考えればこのケースが最適とも言える。ただしMBとCPU、メモリが必要となるので、そう簡単に「お宝」は見つからないだろう。

最後にメインPCを現在よりも新しい世代のMB(LGA1155かLGA1150)に交換し、メインPCのLGA1156環境を全てサブPCに移植するケース。この場合もMBとCPU、メモリが必要となるので、そう簡単に「お宝」は見つからないだろう。

するとネットショップでお買い得なQ9550を発見。CPUファンも付いたBOX品の中古だが、週末まで期間限定で1000円引の6300円で売られていた。保証付、送料込のショップ価格にもかかわらず、ワンランク下のQ9450並みの値段なので早速ポチってみた。

ネットショッピング用にヤフーカードを作ったら3000ポイント付いてきたので、実際の支払額は3300円で済んだ。さらに2100ポイントバックがあるので実質1200円、これなら十分お値打ちと言えるだろう。

クアッドコアCPU(Q9550)に交換後のエクスペリエンスのスコアは、デュアルコアCPU(E8400)の6.6/6.6から7.3/7.3に大幅アップ。サブPCもメインPCと遜色ないスコアになってきたので、これで当面はOK。あとはボチボチとMB、CPU、メモリの「お宝」を探すことにしよう。


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# by azarashi_salad | 2015-06-15 19:10 | お薦め | Trackback | Comments(0)